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2拠点生活のススメ|第27回|最近、気になって検索してみたこと

2拠点生活の効能なのか、散歩をしていたり、料理をしていたり、日常の暮らしの中で、ふと気になることが増えてきて、すぐに調べてみるクセが着いてきた。そこで今日のnoteは、検索してみて、ちょっと面白かった事柄を紹介します。

お化けススキ

川西の自宅から一番近いコンビニまで歩いて15分、いつもは車で出かけるのだが、天気もいいし歩いて行くことにした。住宅街なので、同じような家がいくつも並んでいるだけなのだけど、とある空き地に背の丈3mぐらいの巨大なススキが生えているのを発見した。何だコイツ、ただ者では無いと思ったので「お化けススキ」とスマホに打ち込み検索してみた。

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このお化けススキ、「シロガネヨシ(白銀葭)(別名:パンパスグラス)」という名前のイネ科の植物だと分かった。原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)。なるほど、だからパンパスグラスか。各国で観賞用に栽培され、日本には明治時代には入ってきていたらしい。

また「西洋ススキ」と呼ばれたり、ススキに似た外見の割に高く育つため「お化けススキ」という俗称もあるらしい。ただ、見た目は似ているが日本のススキとは、品種的には別のモノらしい。きっと近所の家庭で、観賞用に植えられていた種が飛んできたのだろう。このススキに限らず、こうした外来種が当たり前のように存在する風景が、今の日本の風景を作っているんだと改めて実感した。


コーヒーは、「入れる」?「淹れる」? それとも「煎れる」?

パソコンでコーヒーをいれると打った時に「いれる」の漢字選びに一瞬迷った。「入れる」は普通すぎて趣が無いし、「淹れる」にはこだわりを感じる。「煎れる」は日本茶の雰囲気が強く出過ぎる。それぞれ、どんな意味があり、正しい使い方があるのか調べてみることにした。

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「淹れる」は、急須にお湯を注いでお茶を出す時の「淹れる」の使い方。

「煎れる」は、煎じる(せんじる)、沸騰したお湯で煮出すことを指している。

「入れる」は、「淹れる」「煎れる」両方の意味を持ち合わせた言葉。カップに注ぐという意味合いでも使われるので、一番無難。

こうしてみると。コーヒーを「いれる」という表現は、日本のお茶文化、つまり「お茶をいれる」に準じて、言葉遣いや意味合いが変わることを知った。

なるほど、ドリップするのか、煮出すのか、本当はコーヒーのいれ方によって言葉遣いを変えるのがウンチク有る漢字の選び方なのかも。「淹れる」がこだわりが有って、カッコイイような気がしていたが、違うんですね。これからは、気取ること無く「入れる」を使うことにしようかな。


脳腸相関

突然便意を感じて間に合わなかったり、強烈な便秘に襲われたり、そんな自身の体調を調べていると「脳腸相関」という言葉に出くわし、気になったので調べてみた

「脳腸相関」とは、文字通り「脳と腸は連動していて、それらの動きには密接な関係がある」ということらしい。身体のいろいろな部分は脳からの一方通行の命令で動いていると考えられていたが、脳と腸に関しては腸からも脳に向かって指令が出ているということがわかってきたと言うのだ。しかも調べていくと、こんなコピーに出くわし、ますます興味を持つことになった。

「幸せ」の90%は腸からやってくる

リラックス、安心感、幸福感などをもたらし、別名「幸せホルモン」とも呼ばれているセロトニンは、約90%が腸に存在し、脳内に存在するのはわずか約2%だというのです。

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食事から摂取した必須アミノ酸から、腸内細菌のはたらきでセロトニンのモトがつくられ、それが脳に届くとセロトニンとなる。つまり腸内環境が良いと十分な量のモトが脳へ送られるため、セロトニンが増えて精神状態が安定する一方、腸内環境が悪いとセロトニンが足りずにイライラや不安感の原因になるとのこと。改めて腸内環境を整える大切さを知りました。


クマバチ

先日、ベランダでタバコを吸っていると一匹の蜂が目の前にとまった。黄色い毛皮を身にまとった丸っこい姿。クマバチかな・・・自信がなかったのでスマホで調べてみると、確かにクマバチだった。

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解説を読み進めると、航空力学的には飛べるはずの無いカタチだという面白い記述があった。確かに羽ばたきも常に全開という感じで「ブ〜ン」と凄い音を立てている割には、たいして距離は稼げておらず、飛ぶ姿は不細工でぎこちない。

研究者からは「飛べると信じているから飛べる」と大まじめに論じられているほど、あり得ない事らしい。信じているから飛べる、どういうわけか、クマバチにとても勇気づけられた気がして、嬉しくなった。

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