見出し画像

J1 2024第24節 鳥栖×広島(2024.7.21)観戦レポ

全国的に大気不安定な1日でした。
J1第24節。

飛行機で福岡入りしましたが、福岡空港も不安定な天候。

蒸し暑さを感じる福岡空港
福岡も東京同様不安定な天候

熊本から合流したサンフレサポとまずは決起集会。
ガソリンを入れて鳥栖へ移動しました。

駅前不動産スタジアムを訪れるのは今回で8回目。

鳥栖駅に着いて毎度必ずすること。
それはホームにあるスタンドで「かしわうどん」をいただくこと。
完食してスタジアムへ。

レトロな駅の上に架かる橋を渡ってスタジアム入りします。

鳥栖駅でいただく「かしわうどん」は最高
鳥栖駅では試合開催日、対戦相手のチームフラッグを駅舎に掲出してくれる
鳥栖駅の真上に架かる橋から「駅前不動産スタジアム」を臨む

⚫︎今節の広島、スタメン大幅入れ替え

2週間のオリンピック開催による中断期間に入る前の最後のJ1リーグ。
広島は2連勝を目指したい試合。

広島はなんと通常の先発メンバー4名を入れ替え。

イヨハ理ヘンリー選手が佐々木キャプテンの体調不良による欠場で今季J1緊急初先発。
満を持してマルコス・ジュニオール選手がスタメン!
ドウグラス・ヴィエイラ選手は久々の先発。
松本泰志選手は2試合ぶりのスタメン。

この大胆な入れ替え、大いに期待。

今節はバックスタンド、広島ゴール裏と隣接したエリアで応援することに。

いつもならサンフレが多いエリアですが、鳥栖はJ1残留争いの位置にいることもあってか鳥栖サポが周りを固める状況。

ミックスシートでの観戦でしたが鳥栖サポの観戦率高し

試合前、元E-Girls鷲尾伶菜さんが今年の差が国体のイメージソングを熱唱。
佐賀出身だそうで、キックオフ直前に歌唱するイベントをもってくるのはJリーグでは異例。
口パクなしでしっかりとした歌声でした。

キックオフ直前の熱唱

そんな中、試合がスタート。

⚫︎広島 2連勝!アウェイ4-1で勝利!

試合は前半早々ホームの鳥栖が攻め込む。
10分、鳥栖 横山選手の強烈ミドルを広島 GK大迫選手がビッグセーブ。

20分過ぎ、広島 GK大迫選手が蹴ったゴールキックをドウグラス・ヴィエイラ選手が競り勝ち、その流れからマルコス・ジュニオール選手が冷静に流し込み、先制!
ゴールパフォーマンス かめはめ波を鳥栖のゴール裏に向けてやってしまいブーイング。笑

その後の前半は膠着状態が続き、そのまま終了。

広島 マルコス・ジュニオールによる1点目
おそらくカメハメ波のパフォーマンスをしているが良く見えない 笑

後半、開始早々。
鳥栖のロングフィードが通り、鳥栖 ヒアン選手が広島 荒木選手をかわし、GK大迫選手の股下を抜き同点にされる。
ヒアン選手の攻撃力は脅威でした。

その後は広島、鳥栖双方にビッグチャンスが訪れるがゴールならず。

25分には鳥栖のクリアボールが短くなり、右サイドで新井選手が回収。
パスを受けた松本が、切り返して強烈なシュートを打ち込み追加点。

2点目 広島ゴール裏サポに向かう松本選手

ゲーム終盤42分、広島にチャンスが。
新井選手からのスルーパスで加藤選手が受けクロスボールを送り、上手い位置から入り込んできた大橋選手が押し込み、ダメ押し弾!

期待に応える大橋選手のダメ押し弾

さらに、アディショナルタイムには鳥栖のクリアボールを拾った途中出場の満田選手がシュートし、勝利を決定づけそのまま終了。

広島は2連勝を飾りました。

満田選手のダメ押し弾に沸くサンフレサポ
ゴール裏サンフレサポーターに向け選手挨拶

⚫︎動きが良かった今節の広島選手

鳥栖戦は今季ホーム戦・アウェイ戦ともに勝利。
鳥栖は特に試合後半、守備面で広島を上回れなかった印象。

広島の選手全般の動きについて。

・イヨハ選手を長い時間J1試合で見ることができましたが、しっかり役割を果たせられる印象を持てたことは収穫。
・満田選手は復活への狼煙をあげる得点があり、松本選手も今日は積極性が見られゴールも得られた。
・マルコス・ジュニオール選手の先制弾は強烈。今後の活躍を期待させるもの。
・中野選手は守備面、新井選手は攻守ともにクオリティが高く試合全般でスタミナが切れず安定的。
・大橋選手もスタミナが充満しており、きっちり点が決められる。
・今節は大迫選手のスーパーセーブが何度かあり、失点を防げたのは大きい。

今節、スタメンも交代選手も素晴らしい活躍でした。

試合後、ミックスゾーン同列にいた鳥栖サポのグループが声をかけてきてくれました。
「広島戦は2019年から勝てていない。残留争いをこれからしなければならない立ち位置だが、こんなに広島からサポーターが来てもらって嬉しい。今日はおめでとうございます」と言い残し去っていかれました。
落ち着いて観戦されていた方々でしたが、こんなことなかなか言えません。
是非、残留されて来年もお手合わせお願いしたいです。

今節のスタジアム。
風は多少吹きましたがピッチ上の選手は試合終了後疲労困憊。
審判も走り回るので同様の疲労感があったと思います。

両チームとも暑さで集中力に欠けるプレーに見えた部分がありました。

夏場の試合は観戦者も夜でも厳しい状態だと感じているので来年からの秋春制への移行と定着に期待しています。

飲水タイム 19:30過ぎでも西日本は明るい
しかしスタジアム内はまだ暑さが残る

⚫︎他会場の試合状況とサンフレッチェの立ち位置

首位町田は横浜FMに敗れ足踏み。
2位ガンバ大阪は湘南に敗れ、3位神戸は名古屋に追いつかれ勝点1を積み上げるにとどまり4位へ。4位鹿島はFC東京に勝利し3位浮上。

5位サンフレッチェ広島はマルコス・ジュニオール選手・松本選手・大橋選手・満田選手の得点によりサガン鳥栖を4-1で下しており、4位神戸との勝ち点差を2に縮めました。

今節終了時点で町田と広島との勝点差は9に。
今後しっかり勝ち星を積み上げて9月28日のエディオンピースウイング広島での町田との直接対決で勝ち切り、差を縮められるポジションにいられるよう期待したいです。

試合を終えて鳥栖駅に向かうサポーター