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【博士の在学体験談】博士な就活、修士2年(M2)から開始すべし!

上記連載の第9弾。今回は「博士学生の就活は、社会を知る上でも早いに越したことはないよ!」という700字の在学体験談です👩‍🎓👨‍🎓


私は博士進学がほぼ確定していた修士2年の冬から、博士修了後に向けた就職活動を行っていました。

諸事情で半ば強制的な面もあり、最初は渋々やっていましたが、今となっては、早くから動いて良かったと思っています。

「企業にコネを作る(顔を売る)」という利点が、まず1つ。

1年ごとに開かれる就活イベントに毎年参加していると、「あ、君ねー」と覚えてもらえます。何度も参加すると、全ての企業の説明を一通りじっくり聞けるので、企業研究にも役立ちます。

また、「企業で働くってどういうこと?」を早くから実感しておくと、企業の立場で物事を考えられるようになり、就活を有利に進めることができます。

例えば、他者からは難解に思える研究の会話、研究室では当たり前のように通じます。これって実は、かなり恵まれた環境です。

企業で働くと、立場・考え方・経験の異なる方々と、たくさん出会います。その中で、研究室と同じような会話をすれば、相手に全く伝わらない上、「イメージ通り、博士ってダメだわ」と評価されます。

企業の考え方を早いうちに知っておくと、就活対策に時間をかけることができ、書類・面接選考で「博士の割に話が通じる!」と、他の博士学生さんと差別化できます。「自分の学びを社会にどう活かせるかの」を考えることにも繋がり、自己分析や企業研究を他の人よりも広く深く行えます。

博士学生さんは今からでも、博士学生向けの企業説明会やポスター発表に、参加してみて下さい。アカデミア志望の学生さんも、就活イベントに参加すると、自分のスキルや考え方の幅が広がると思うので、ぜひ。

博士向けに就活イベントや求人掲載を行っているWEBサービスは、下記も参考に!


↓ 連載前回(第8回)の記事。

↓ 連載で書こうと思っている直近のネタを記載。

↓ 私の経歴を参考までに。

Dr. りけ子(Tsugumi)

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