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坂道のディスクール・断章 『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』は「恋愛」と「告発」の映画だと思った一人の「残酷な観客」の感想
ところで、不在は他者についてのみ言えることなのだ。出発するのは相手の方であり、わたしはとどまる。あの人はたえず出発し、旅立とうとしている。本来が移動するもの、逃げ去るものなのだ。これとは逆に、わたしは、恋をしているわたしは、本来が引きこもりがちで、不動で、受身で、待ちつづけ、その場に押しひしがれ、取り残されている。 ロラン・バルト『恋愛のディスクール・断章』「不在」の章より抜粋 ----- 乃木坂も日向坂も欅坂も好きなのです。 ただ、一番面倒臭いことをあれこれ考えたくな