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noteに惹かれて(黄砂に吹かれてと同じメロディで)

何か書くならノートに書けば良い。

僕らが生まれた頃から大学生になるくらいまではそうだった。物理的な紙に書けば良い。小学生の頃に一時期流行る(たいていどこの学校でも流行ると思う)、文字通りしょうもないマンガを紙の切れ端に書くとか、そういう使い方。

大学生から社会人になったりならなかったりする時期、まあ数年ならなかった方にいたことがあるけど、その頃にはインターネットが普及しており、ダイヤルアップもADSLに代わろうとする時分で、僕らは個人サイトというかテキストサイトをやっていた。その頃は、何か書くならHTMLを編集すれば良かった。文字通りしょうもない文章を書く。FTPでファイルを上げる。夜な夜な上げる。ランキングサイトのアクセス数(UUに近かったけど)に一喜一憂。上がったり下がったりする。コンテンツとしては日記という形式で書いていた。もっとも、辞書的な意味での日記なんて誰も書いてなかったけど。


ここ数年は、何か書くならnoteに書けば良い、ということになってるらしい。


で、試しに登録してみた。ポータル的な画面を覗けば、注目の記事みたいなのが並んでいる。どれもよく書けているのだろう。しっかりした文章なんだろうな。タイトルの付け方からしてキャッチーだねと思う。人に見せる文章とはかくあるべきなんだろうなと思う。


でも、そういうの、もうよくわかんない。たくさん見てもらう文章を書いてる人は君たちの知らないたくさんの努力をしている、というやつ。なんとなく努力の内訳はわからないでもない。想像は少しつくかもしれない。マーケティング的なプロデュースがあるとベターなんだろな、とか。が、仕事ならやるけど、そういう仕事でもないし、仕事として発生してないから、やらない。書くことくらい、自分の書きたいように書いて良いんじゃないか。仕事や、マジで人に読んで欲しいと思うなら別だけど。

そんな感じで、まったくの好きに書くnoteだってあっていいはずなので(たぶん細々とはあるんだろうと推測してる)、あの日落書きしてたノートのように使ってみようと思う。

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