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ドリフの16Qレビュー(2023年7−9月)

トピックスはなんと言っても”One-Hand POKKE”のリリースだろう。
そしてThreadsでの「#今日のトピック」もスタート。

◾️2023年7月

初めての”One-Hand POKKE”のリリースに緊張した。

結論として15個完売。僕らのチームが可能な月産量が店頭のみで完売。
僕たちが欲しかったもの、感じていたことへの解決策の仮説を落とし込んだプロダクト。そこへの共感があることを実感できたのが何より嬉しい。
今後継続していくに足る需要があることを感じられたことは大きい。

同時に作り手(ブランドオーナー)の立場として、プロダクトを育てるのに必要なことを考える機会になった。でもそれは僕が勝手に想像していた「作り手が販売店に求めること」と同じだった。

加えて、月末の「おまんでい食堂」は楽しかったな。
「場の空気感」を作り出せるのホントすごい。
素敵なイベントにジョインできたのが何より楽しいし嬉しい。

販売面では前年超え。前述のPOKKEに加え、ウールTや短パンなどの「ドリフにしかない」プロダクトの販売が寄与。

一方でビールはコロナ禍の終盤以降、販売量は下げ止まりの安定。全盛期の70−80%で推移。家でクラフトを飲むために買っていく人達は減っている。飲む場も買う場も増えていて、市場の成長以上にプレーヤー(買う場/飲む場)の増加が大きい。それゆえシェアの奪い合いで消耗戦。これからの2年程度で一気にビール屋の優勝劣敗は発生するだろう。
他人事のように記載しているのは同質化とは異なるコミュニティ形成を中心とした価値のある場所を作ろうと決めているからです。もちろん不安はある。

◾️2023年8月

引き続きOne -Hand POKKEへの反応が好調。
とはいえ、1ヶ月に作れるのは10個程度なのだが。
8月はWeb用に計4個を残したのだが、店頭もWebも期待したペースで完売。
改めて、平日夜3日間の営業では都内住みでもドリフ実店舗に来にくい人たちが居ることを認識できた。

但し、今はリアル店舗でのコミュニティ作りを重視するが、自分のプロダクトに関
しては「良き認知」をしてもらえるような販売手法を探すのが楽しくなっている。

8月の旅は「みちのく潮風バイクパッキング」。
雨なりに楽しい旅ができたけど、心残りなので、秋冬に再訪します。

「ハイキングのその先の外遊び」が好きなドリフとして「バイクパッキング」に代表される「チャリ旅」が今後の軸となるコンテンツになると考えている。
「チャリ旅しようぜ」って遊びがドリフのスタンダードになるまで続けてみたいなと今は思っている。

あ、販売は微減って感じですね。7月と相殺の印象です。

◾️2023年9月

Threadsスタートと同時に始めた「#今日のトピック」が3ヶ月経過。
ドリフ営業日の日記としてアーカイブ可能な記録。
自分達のためにやっているけど、ドリフの「コミュニティ」としての機能とそこで起きていることを遠くにいても追いかけられるような役割にもなったらいいなと。

X(旧Twitter)とThreadsの争いになると思っていたけど、当初ほどでは無くなってる感じですよね。だけど動画・ショート全盛のトレンドが、文字媒体に回帰するのは僕にとっては好ましいこと。Xはクリプトなどを絡めてスーパーアプリ化しそうなので、そっちも考えなきゃ。SNS媒体のチョイスとアカウント育成は面白いですよね。

あ、One-Hand POKKEは今月も順調。
店頭で2週間販売して、在庫に余裕がある場合はその後Web販売って流れが基本になりそうです。

ちなみに売上は驚くほど低位でした。
そんなサイクルも何度も経験してきたしね。
だけど、暇な日が3日とか続くと毎回不安になる。きっとお店のオーナーは皆一緒。
でもめちゃくちゃ楽しかった9月。

アジアからのULハイカー来店が一気に増えた印象。
カタコトの英語を駆使しながら会話するの楽しい。逆に旅行してる気分になる。
日本の新しいハイキングガレージブランドを買いたい人たちが増えていますね。
円安だしお得に買えるの羨ましい。

イベントではないけど、同時期に3組のアメリカ旅帰りの友人やドリフ繋がりのメンバーがハンドキャリーをしたビールを試飲する飲み会にジョインできて嬉しかった。そんな仲間ができたのはドリフ始めたからだなぁと常々思っている。

ドリフ始めた価値ってのは
「無形資産」を得られたこと。

あ、ニセコグラベル道央旅は別途記事書きます。

そうそう。9月末で開業から4周年でした。
もう5年目を迎えるということです。駆け出しやポッと出の気持ちでいますが、中堅の入口くらいには立っていますかね。変わらずに捻くれながら自由にやっていきます。もちろん意図しながらね。

そうそう、5年目に向けて動いたことは、ビール「卸」を通じた改めての仲間づくり。もうすぐ1軒目のリリースができそうです。

4年間でインスタは6,900フォロワー。
認知の指標としているがありがたい限り。
伸び幅こそペースは落ちたけど、着実に増えている。

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