ヘタレでも出来る筋トレ習慣の作り方

筋トレを習慣にすることは体にも心にも良いということは誰もが知っている事実だと思います。ですが、なかなか筋トレを習慣にするってハードルが高くないですか？ここでは、忙しい外科医生活を続けながら筋トレを習慣付けた方法やちょっとしたコツについて解説します。

筋トレは誰にでも習慣にできる？

学生時代からずっとガリガリと言われ続けた人生を歩んできた私が未経験の筋トレを始め、それを習慣にし、9ヵ月で周りの人からマッチョと言われるようになりました。今では週3回の筋トレを習慣にしています。未経験でスタートした筋トレの方法は全てYouTubeで学びました。もともと筋トレは苦手で高校時代に挑戦したことはありますが効果が出るまでに辞めてしまった経験もあります。自分もそうであったようにヘタレでも、正しい方法を身につければ筋トレは誰でも習慣にできます。

筋トレを始めたきっかけ

私は学生時代に友達とテニスをしたり冬にはスキーをしたりと運動習慣はありました。しかし、社会人になり忙しい日々の生活のなかで、メリットは理解しているにもかかわらず筋トレから逃げてしまっていました。そんなときに、自分よりも忙しい生活のなかで筋トレを習慣にしている先輩外科医に出会いました。私は忙しいから無理という考え方は間違っていることに気づかされました。その出会いをきかっけに未経験からジムに通い続けていますが、筋トレを習慣にしてからの方が元気で活力にあふれています。集中力が上がり仕事効率も上がったため以前より時間ができました。

実践した筋トレの始め方とコツ

始めた方はいろんな方法があると思いますが、私が実践した始め方とコツについて解説します。

私が筋トレを始めたときに最初にしたことは、鍛えたい部位を一か所だけ選んで集中的に鍛える方法です。私の場合は、一番鍛え方が簡単だと思った上腕二頭筋を選び、鍛え方はYouTubeで調べました。すると、一か所だけに集中して鍛えていたので2週間くらいで効果が現れました。重量を増やすことができ、見た目にも変化があったように感じました。その後は結果が出た喜びから筋トレが楽しくなり、もっと鍛えたいと思うようになり、徐々に鍛える範囲を増やしていきました。ここで大事なポイントは、最初に簡単な方法（一か所だけ鍛える）で始めたことだと思います。一か所だけの筋トレなら調べることも、鍛える時間も少なくて済み、結果もすぐに出ます。結果が出ると楽しくなって習慣になります。初めから全身を鍛えたいなどの高いハードルを設定すると、結果が出るまでに時間がかかってしまって、楽しくなるまで辞めてしまう原因になるではないでしょうか。

具体的な方法

具体的な方法はこの3ステップです。

①鍛える部位を1か所か2か所だけ選ぶ

②選んだ部位の鍛え方を調べる（YouTubeなどで）

③選んだ部位だけを徹底的に追い込む

このステップで1か月くらい筋トレを続けて下さい。そうすれば必ず何かしらの効果が現れ、楽しくなってくるはずです。楽しくなればこの3ステップを1サイクルとしてどんどん範囲を広げていって下さい。