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耳鳴り潰し90

 まだ多少咳が続く息子を連れて小児科へ行った後、娘の自転車を買いに行く。さすがに小学一年生の時に買った自転車が、この一年で急激に身長の伸びた娘には窮屈になってきたため。このままだと事故るくらいの危なっかしさになってきていた。その後ピザを売っているスーパーに寄り、その近くの100均にも寄り、ということで疲れた。一日の終わりに「何でこんなに疲れたのだろう」と考えたが、そもそも「家事+買い物+子どもの相手(早朝や隙間に創作)」以上の用事を入れるとキャパオーバーすることを忘れていた。

 娘の煽りの影響を受けて、息子にまで煽られる。「パパは子どもの頃女の子と話したことある? ある? ある?」とにじり寄られて「ほとんど……ないです……」と弱弱しく答える。
「先生、女の子とどんな話をするのですか?」と息子に聞く。
「覚えてない」と息子はいうが、娘が一年生の教室に掃除の手伝いに行った際に見た風景を教えてくれた。
「女の子が机運んでる時、勢いあまって転びそうになったのを、そっと助けてあげていた」
「困っている子がいると近寄って助けてあげてる」
といった自然な優しさが、女子と接することのできている理由なのだろうか。
 偶然100均で出会った息子のクラスメイトの女の子にバイバイされて「かわいー! 天使!」と娘が悶えていた。

というわけで「恋愛小説集」に「レスラーvsコーナーポスト」追加。

元々連載開始当初からあったアイデア。

 いろいろあり過ぎて「架空書籍シリーズ」を忘れていたので、夕方子どもの相手をしながら一生懸命絞り出す。中島らもの短編集「白いメリーさん」収録「日の出通り商店街 いきいきデー」の中で、中華鍋を武器にして戦う中華料理店主が印象に残っていたので、「フライパン、フライングフライパン、中華!」というわけで、「フライングフライパン」が完成。

 息子とお絵かきをしている最中に描いたハイパーゼットンが、あまりにも似てなさすぎて評価「うんこデブ」となってしまう。


こちらがハイパーゼットン。覚えておいてください。


こちらが、ハイパーゼットンを見ながら書いた私の絵。ハイパーゼットンの派生「ハイパーゼットンデスサイズ」という怪獣もいるために「ハイパーゼットンデブサイズやん!」と言われるはめに。

 漢字ドリルを買ってみたら自ら進んで勉強を始めた息子に驚く。


入院費用にあてさせていただきます。