【パートナーシップ】最悪の相性と最高の相性のちがいは何なのか?
こんにちは、南米出身パートナーと日々幸せに暮らしているどん・よく子です。
今回は、最悪の相性と最高の相性のちがいについて考えたいと思います。
わたしは今、本当にベストマッチといえる最高のパートナーと出会い、暮らしています。
しかし、ひとつ前の元カレは何ひとつ噛み合わない感じの人でした。最悪の相性と言っても過言ではないです。
これらの経験をふまえ、恋愛・パートナーシップにおいて、何を持って相性がいい・悪いと感じるのか、自分の意見をまとめます。
そして、自分の実体験をもとに、どうやったら相性がいい人と出会えるのかも考えてみます。
最高の相性のパートナー(今カレ)について
相性のよしあしを考える上ではサンプルが必要です。そこで私の実体験をサンプルにしたいと思います。
まずは、最高の相性だと思っている現在のパートナーの特徴についてまとめます。
いくつか彼とのエピソードを紹介しますね。
細かく説明しなくても意図を理解してくれる
これには驚いたのですが、彼は私が細かく説明しなくても、私の言いたいことを理解してくれるんです。察すると言い換えてもいいのかも。
しかも、割と出会ったばかりの頃から。しかもしかも、外国人同士で言葉を100%伝えられてないのに。(英語で話しているが、英語だと日本語で言いたいことが8割くらいしか表現できないことも多い)
一つエピソードを紹介しましょう。
交際する前は友人の一人という感じだった彼。彼も含めて複数でバーに行きお酒を飲んでいたところに、私が遅れて参加しました。
周りはお開きなムードで1杯しかビールを飲んでいません。しかももう飲み終わる感じ。
私もお酒を飲みたかったけれど、「今から頼んだら一人だけ飲んでる感じで気まずいかも...」と心の中で考え、注文をためらったのです。
そうしたら彼が「僕、もう一杯だけ飲みたいな、君も飲むでしょ?」ってメニューを渡してくれました。
つきあった後にこのときのことを聞いたら、「だってよく子、すごくお酒を飲みたそうな顔をしていたから」って。笑
飲みたそうな顔ってなに?とちょっと恥ずかしくなりましたが、すごく飲みたかったので当たっていました。
そして他のメンバーは全く気づいてない感じだったのに、彼だけ気づいたんです。
「当時は君のことほとんど知らなかったけど、ああこの子はお酒が好きなんだ。真面目そうなのに意外だな」って感想を持ったそうな。(この時点では意識してない)
なお、この頃の彼は仕事がなくて金欠だったので本当は一杯だけで終わらせるつもりだったそうな。優しい。
わからなかったら深く掘り下げて質問してくれる
とはいえ、彼もエスパーではありません。
当然私が言っていることが理解できない(もしくは英語が理解できない)ことがあります。
そのときは、わかったフリをせず、必ず「それってどういうこと?」「よくわからない」って正直に教えてくれるんです。
私の場合、結構面倒くさだりだから「ああーそういうことはいはい」って理解したフリをして聞き流しがちなんですが、彼はそれをしない。
理解することを諦めない、貪欲。彼もどん・よく男なのかもしれません。
結果的に、お互いへの理解が深まります。
何があっても味方でいてくれる
私をサポートしてくれる感じがすごい。
僕は味方だよっていうのが言葉にも態度にも一貫して表れているんです。
私は以前、知人とのトラブルで裁判沙汰になりそうになったことがある(私は被害者)のですが、そのときも真っ先に連絡をくれたし
私が住む場所をなくしたときも、昔の大家さんにかけあってくれてなんとか空き部屋を探そうとしてくれました。
(海外生活は修羅場が多い)
あとつきあってからは、使う主語がWeになりました。
どういうことかというと、たとえば私が何か悩んでいるときに「これはmy problem(私の問題)だからな...…」と言ったとしましょう。
そうしたら「いや、これはour problem(僕たちの問題)だよ。
一緒に考えていこう」って言い直すのです。
彼は私だけでなく、私の抱えている課題や悩みも丸ごと包み込んで「一緒に」解決しようとします。
旅行のスタイルが似ている
我々は、旅の計画を事前に8割立てて、残りの2割は現地で感覚のまま行動する派です。
また、旅程は全てクラウドファイルなどで共有し、行きたい場所のURLなどを自由にシェアしながら、細かい時間割を決めていきます。
それから、たとえ現地で計画外のこと(例:お店が閉まってた)が起こっても「どうしようか」とその場で平和に話し合いをして計画を変更できるのでどう転んでもとても楽しい時間を過ごしています。
絶対に食べ物をシェアしてくれる
食べ物は絶対にシェアしてくれます。
5個入りのお菓子なら最後の1個は半分に。
4個入りで一人当たり2個食べられる場合も、私が食べ終わっていたら自分の最後の1個を半分にします。
私が逆のことをやろうとしたこともありました。
最後のフライドポテトを半分にして渡したんです。
そしたら彼は、それをさらに半分にしてシェアしてくれました。
※もう5ミリくらい。原型がない(笑)
絶対に最後は自分が分け与える側でいたいみたいです。
初めてセックスでもオーガズムに達した
性格の相性もよければ、体の相性もいいのか?
真相はわかりませんが、初めて挿入でオーガズム(中イキ)に達することができました。
彼には絶対的な安心感や信頼感があるので、それがセックスにもよい結果をもたらした気がします。
最悪の相性のパートナー(元カレ)について
次に、最悪の相性の元カレについても紹介します。
彼とはつきあう前は仲のいい友達でした。
明るい性格の人で、いつも自分でイベントを開催しては大人数でワイワイするのが好きなタイプの人です。
その明るさに惹かれて好きになりました。
でもつきあって距離が近くなったら、「あれ?なんか噛み合わないぞ???」ってことが増えたのです。
どう噛み合わなかったのか、こちらもいくつかエピソードをシェアします。
※あえてネガティブな面を多めに紹介しますがいいこともありましたよ。
発言が意図通りに受け取られない
私の発言が、私の意図した通りに受け取られないことが多かったです。
私が励ましたくて言った言葉でも、本人はプレッシャーに感じてしまうことがあったり。
また、LINEやSNSでメッセージを送ったら「え、そう反応する?」と意外に思う返しをされることも多かったです。(反応が予測不可能)
とにかく、全体的に会話がスムーズに進んでいかない感じがありました。
善意・気遣いに気づいてもらえない
こちらが良かれと思ってやったこと(細かい気遣い)には一切気づきませんでした。
(例:彼の部屋を掃除する、一緒に出かける予定の場所について事前に細かくリサーチする)
こちらも、わざわざ「これやったよ!」と押し付けがましく伝えることはなかったし、ありがとうを言ってもらうためにやっていた訳ではありません。
善意に気づいてもらうために、他人にいいことをするのはなんか違うと思います。
それでも、他の人(友人や自分の家族)ならとっくに気づいて「ありがとう」と言ってくれそうなことをしても、彼は全く気づかなかったのです。
それどころか、ある時はこちらがやったことに対しお礼は言わず「僕はそういうことはしない派だから」とだけ告げたのです。
自分は出会ったことがないタイプの人だったので、かなり驚きました。
私自身、この経験をとおし以下のようなことを学びました。
私は人に期待しすぎていた(そして期待すべきじゃない)
押しつけの善意は迷惑になることもある
事前に彼の意向を聞くべきだった
旅行のスタイルが異なる
一緒に旅行に行ったとき、スタイルが異なることでストレスを感じました。
先に言ったように、私は事前に8割計画をしておいて、残りの予定は現地で決めたい派。
一方で彼は、何も決めずに現地に行き、感覚のまま周りたい派でした。
それでいて私がリサーチしてるのを知っていたから、「次はどこに行けばいいの?」と聞いてきたり、
期待していた場所が予想より楽しくなくて不機嫌になったり。
あとは初めての旅行だったのに、旅の最初の方に「今日は疲れていてテンション低い」と宣言してきてこちらまで盛り下がったり。
結果、びっくりするくらい楽しくなくて、お通夜みたいな旅行になったのを覚えています。
「待つ」ことに対する感覚が異なる
彼は列で待てません。
すでに列車を予約していて、発車時刻の15分前だったときのことです。
私は15分前ならもう並んでしまって、あとは二人で会話をしながら待てばいいかなと思っていました。
しかし彼は、15分も待つなんて無駄、耐えられないとコンビニなどで時間を潰すことを提案してきました。
私は何もしないで待つこと自体にそこまで苦を感じませんが、彼の感覚は異なりました。
(どちらがいい、悪いはなくてただ価値観が違うだけです)
清潔さに対する価値観が異なる
彼は、あまり掃除をしません。
私もそこまで綺麗好きではありませんが、あまりにも掃除をしないので彼の家に行くたびにストレスでした。
床の髪の毛を拾おうよ...と思ったり、風呂場の水あかが気になってしまったり。
彼はとても快適に暮らしていたようなので、ここでも価値観の違いが浮き彫りになりました。
そして結局気になる方(私)が、勝手に掃除をするのが日課になっていたのでした。
誕生日におめでとうを言われない
つきあって初めての私のバースデー。
彼は私の誕生日を認識していました(当日話題にもなった)が、「おめでとう」と一言も言ってくれませんでした。
私が行きたいからということで、焼肉ディナーには行きましたが、それでも「おめでとう」という言葉はなし。
私の感覚では「おめでとう」というものだと思っていたのですが、本当に理解できなくて翌日別れてから号泣したのを覚えています。
焼肉でお祝いをしたから、わざわざ言葉にしなくていいと思ったのかな?とポジティブ解釈していましたが
数ヶ月後にSNSを見たら、友達の誕生日は丁寧なおめでとうメッセージを送っていて、プレゼントも贈ったようで(つい見ちゃう)
余計失望したのを覚えています。
(私にはメッセージもプレゼントもくれなかった)
もはやつきあっていたのかすら謎です。
(でもつきあってました。ちゃんとその会話やLINEは残っているので私の妄想ではない)
何を持って相性がいい・悪いと感じるのか
さて、両者のエピソードを紹介しましたが、何が相性を決めたのでしょうか。
また読者の方は、特に最悪の相性だった彼について「つきあう前にわからなかったのかよ」と思うかもしれません。
私はなぜ相性の悪さに気づけなかったのでしょうか?
どうしたらつきあうことを避けられたのでしょう?
また、どうやったら最高の相性だと思う人に出会えるのでしょうか。
それらの疑問について、一つずつ考えてみたいと思います。
相性をいい・悪いと感じる決め手
漠然とした言い方になりますが、「一緒にいて違和感がない」かは相性の良さを左右するポイントの一つだと思います。
違和感とはなんなのでしょう?
私は、自分の経験をとおして、以下のことが違和感を形作っていると考えました。
会話をしたときの反応が自分にとって好ましくない・変だと感じる
価値観が違う物事が多い(違いはあって当たり前だけど数の問題)
相手の言葉のチョイスが変だと感じる
違いがあったときに「気軽に」話し合いができる
上にも書きましたが、価値観は違って当たり前です。
しかし、何もかも価値観が違うなら、すり合わせるのも一苦労ですし、あまり相性がいいとは言えないでしょう。
そして、最も重要なのは最後の「気軽に話し合いができるか」だと考えます。
元カレの例のように「僕はこう考える(こっち派だ)から」と相手と違うスタンスを示すこと自体は悪いことではないと思います。
ただ、それで終わってしまったり、違いを感じて不機嫌になることは、違和感を生み出す原因になります。
「僕はこう考えるけど、君はどう思う?」
「今回は〇〇だから、こうしてみようか?」
という問いかけであったり、提案があったら違和感はあまり生まれません。
相手の話を聞き入れるスタンスがないことが問題だったのだと思います。
また、彼だけが悪いのではなく、私が話し合おうとしなかったのも悪いです。
一方的に彼の意見を言われた気がして、悲しくなったりイライラして、それ以上話すことを諦めていた節があります。
一方で、現在の彼とは、国籍が違うこともあり「違いがあって当たり前」ということを強く意識できているような気がします。
(元カレとの失敗もあるからね)
だから、話さないと分かり合えない
そんな前提が両者にあるのです。
相性が悪い人とつきあうのを避けるには
では、相性が悪い人とつきあうのを避けるには、どうすればいいのでしょう?
こちらも、自分の例を振り返りながら、考えてみます。
こちらの相性の悪い元カレとは、共通の趣味をとおして知り合いました。
最初はグループで遊んでいて、一緒にいて楽しいなという印象が強かったです。
また、ちょっとドジな部分があってそれを放っておけない(私がケアしてあげたい)とも思いました。
二人でも数回出かけましたが、そのときはまだ、彼もそこまで自分のスタンスをゴリゴリに押し出してくるような感じではなかったです。
あとは、会うときはお酒を飲みに行くことが多かったですね。
さて、上記が出会い〜交際に至るまでの経緯です。
私はここで2つの失敗をしたと考えます。
相手のダメな部分を見て「ケアしてあげたい」と思ってつきあった
お酒を飲んでいるときの彼を見ていた
一つ目は、ダメンズに引っかかる女子あるあるだと思いますが、
相手の劣っている部分を見つけて世話を焼きすぎるのです。
人には改善したい部分があって当たり前。
でもそもそも、それを相手が改善したいと思っているかは別物です。
実際彼は、失敗して落ち込んだりはしていましたが、変わりたいと言っていたわけではありませんでした。
また、仮に変わりたい・改善したいと思っているとしても、それは彼の課題。
私の力で相手を変えることはできません。
世話を焼くことを美化しすぎていて、そこに自分の存在価値を見出そうとしていて。
こちらの感情を押し付けて、相手を変えようとしてしまった。
そして私はそれこそが愛情だと勘違いしていたため、このような不幸な恋愛につながったのでしょう。
二つ目は、お酒。
お酒を飲めば楽しくなる人は多いです。我々もそうで、だからこそ、お互いに素の自分を見せられなかったのでしょう。
そりゃ相性の悪いもの同士を引き寄せるよなと思いました。
お酒を飲んでいるときは、ある意味非日常。
日常を一緒に楽しめるか・協力しあえるかは別物です。
この失敗をふまえ、相性が悪い人とつきあうのを避けるには、以下のことをするのが理想だと思います。
相手を変えたい(世話を焼きたい)という理由でつきあわない
お酒抜きでのデートを数回する
事前に協力して何かを成し遂げる経験をする
最後の例はちょっと漠然としていて難しく感じると思います。
でも大それたことじゃなくてよくて、
一緒に料理をしてみたり、
イベントを企画してみたり、
脱出ゲームなど話し合いながら戦略を立てるゲームに一緒に参加したり、
ボランティア活動を一緒にしたり
など、とにかく話し合いつつ、何か共通の目的達成のために一緒に動いてみると
相手の価値観やふるまいがよくわかり、相性のよしあしも見極めやすいでしょう。
それで、先に言ったように違和感が多いなら、友達どまり。先に進まない。
もう一度やり直せるなら、私はそうしますかね。
酒はもう飲まないです(泣)
飲んでもいいけど、それをメインにしてはだめ。
そして酒飲んでる時は大体ハッピーなので、その瞬間の自分の思い=彼への思いと錯覚してはアカン。
どうやったら最高の相性の人に出会えるの?
先に言ったように、つきあう前に、違和感の有無をチェックするのは大前提だと思います。
その上で、価値観が似ている人&価値観が違う部分は話し合いができる人を探すことをおすすめします。
本当に、話し合えればなんとでもなります。
あとはできるだけ不機嫌を人に見せない人を選ぶといいでしょう。
今のパートナーは、嫌なことがあっても八つ当たりしてきません。
不機嫌なところも、ほとんど見たことがないです。
じゃあ感情をどう処理しているかというと、趣味のランニングやサッカーで発散しています。
また規則正しい生活も心がけていて、22時には寝ることも。
あとは、セラピーを受けているのも重要なポイントって言ってました。
感情が整理されるんだって。
ただ「セラピストも、完全に僕の不安を取り払ってくれるわけではない。結局は自分の感情は自分でなんとかするしかないんだよ」とも言っていました。
それを自覚しているって、すごいことだと思います。
だからこそ、セラピストを頼らない新たな感情の処理方法として、私の真似をして日記をつける活動も始めるようです。
そして最後に重要だと思うのが「最高な相性の人などいないと知る」ことです。
こんなタイトルにしておいてなんですが、私は最高な相性の人は存在しないと思っています。
いつか巡り合えると信じて探し続けても、見つかりません。
そこそこに合う人(70%くらい)を見つけたら、あとは二人でコミュニケーションをとり、思いやりながら相性を100%に育てていくイメージだと
成功しやすいのかなと思います。
実際私も今の彼とは、最初はただの知人でした。
運命の相手・最高の相性だなんて1ミリも思ってなくて、ただ優しそうな人だな、でもちょっと質問が多いんだよなって思ってたくらいで。
それから共同作業をする機会があったり、グループで何回も出かけながら、出会って8ヶ月くらいしてからつきあいましたもの。
ときめきなんて皆無でしたし。
後に、質問が多いのは、会話してる相手をしっかり理解するためだったと知りました。
その彼の特性は、話し合いのしやすさや他人の気持ちを深く理解してくれる部分につながっています。
優しそうと思っていたのはそのままで、鬼優しいです。
まだお互い理解していない部分、見せていない部分もあるけれど、話し合うことから逃げない限りは大丈夫だと信じています。
まとめ
今回は、私の過去と現在の恋愛を元に、
相性のよしあしって何で決まるんだろうということを考えました。
再度ポイントをお話しすると「一緒にいるときに違和感があるか・ないか」です。
違和感がない相手であれば、そこまで気を遣うことなく、あまり努力せずとも自分らしくふるまえます。
あと、相性を見極めるときはお酒なしがいいです。マジで。
それから、完璧な相性の人は探さずに違和感がなくて価値観や考えが70%くらいあう人を探してみてください。
恋人探し中の皆さんが、素敵なパートナーに巡り合えることをお祈りしています。
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