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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「システム論」~VOL.5~

こんにちは!

今回VOL.5では「システム論を考える上で認知バイアスに気をつけよう」について触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進責任者&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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システム論とは?

私たちの行動や言動は人間関係や環境、体験や価値観など様々なことに影響を受けており、単一的な要因ではない。複雑なシステムとして相互関係によって結果に繋がっています。

要するに、構成されているすべての要素は相互に依存していて、影響を与えているからこそ、俯瞰して全体として捉えて考えようということが「システム論」。

何か問題となる事象が起きたことに関しても、人間関係の問題やその人自身のプライベートでの問題なども要素として関連しているかもしれない。当事者自身の個人的な問題だけにフォーカスするのではなく、あくまでもそれはひとつの要素として、全体を俯瞰して関係性を捉えることが重要。

ケーススタディから気づいたこと

システム論の授業で私が気づいたこと「システム論を考える上で認知バイアスに気をつける」ということでした。
※認知バイアスとは、直感やこれまでの経験、先入観、固定概念、思い込みなどにより、非合理的にな思考になる心理現象のこと。認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種。

なぜ上記を気をつけようと思ったのかを説明する上で、簡単にケーススタディを紹介します。

<ケーススタディ>
A会社の社長の右腕でBさんがいました。今の会社は社長とBさんの二人三脚で成長させてきた。最近新たな右腕的な存在としてCさんが入社してきました。社長はCさんを高く評価していて期待していました。そんな中、Bさんはそれを良く思っておらず、なにかとCさんの提案に文句をつけたり邪魔をしようとしていて、会社の雰囲気も悪くなっていった。社長はそんな状態を知り、どうするべきか悩んでいました。

Q.あなたがコーチだった場合、社長にどのようなアプローチをしますか?

というケーススタディでした。端折っている部分もあるので、よくある話だな程度でイメージを膨らませてもらえればです。

私はどのようなことを考えたかというと、
・Bさんはなぜそのような行動をとってしまったと考えているか?
・社長からみたBさんはどのような人なのか?
・Bさんに期待することはあるか?
・BさんとCさんが仕事上で上手く連携するには何ができるのか?
などと、社長自身が「なぜBさんがそのような行動をしてしまったのかを言語化していくことで、BさんとCさんがより良い関係性になるための策を見出していく」というアプローチ。

授業の先生が私だったら「今後Bさんは会社にとって必要なのか?」という視点からアプローチするかな。最終的にBさんは会社の不利益になる行動をとっている以上、辞めてもらうという選択肢もあるよね・・・・・・・。

私は無意識でしたが「良い関係性に戻す」ということを勝手に軸においたアプローチで考えていました。主はクライアントとなる社長です。最終的な結果の良し悪しをコーチが判断することではない。無意識的に認知バイアスとして、一緒に働く人とは関係性が悪ければ、良い関係性に戻すことが正だと考えてしまっていました。
正解不正解がある話ではないですが、コーチとしてはフラットに問いを立てて対話をしないといけないという気づきでした。

以上。「システム論を考える上で認知バイアスに気をつけよう」でした。

家族でアスレチックがある公園に行った際の1枚。
昔は子供がまだ小さかったので全く登れなかった遊具のひとつでしたが、ひとりでスイスイと頂上まで登っていて、パパの方が「待って〜」という状態でした(笑)
森の中で身体を動かすってめっちゃ気持ち良かったー!!

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