饅頭と、演劇が怖い
ここ一週間、私はかなりアクティブだった。
前々からこのnoteに書いている演劇関係のことや大学の授業、レポート、遊びの誘い等々。忙しく、充実した毎日を送りたい!と思っていたはずなのに、なぜか心も体も追いつかない。
演劇関係では、初めて目に見える仕事をした。今までは週一ミーティングに参加して人と違う、面白いアイデアを出しては満足していた。先輩方に比べるとこの仕事なんて小さなもの。だけど、公式の仮面をかぶって発信するというのは、私にとって憧れであり、それゆえ大きな仕事だった。
「‘’怖い‘’と感じる方へ進みなさい」
誰かが言った。
私にとって、何かを‘’進める‘’ということは重くて、必要以上にエネルギーを使うことだ。だから私はいつも流れに身を任せるか、‘’進む‘’人の近くにいることで、大きなストレスを抱えることから逃げてきた。
これは、決して悪いことではないこと、世の中には一定数こんな人がいることを私は知っている。
なのに、私は私の力で‘’進みたい‘’と強く思ってきた。
もちろん自分一人の力だけで進めるとは思っていないけど、
真っすぐ前を向いてブレない自分軸をもって、決断の連続に向き合っていく人を尊敬している。
私は、自分たちの劇団をもって、表現をする人になりたい。
それは、これから増えるであろう将来の無難な選択肢を静かに消していくことかもしれない。普通に就活して、いいところに就職して、という道が遠のいていくかも。
…怖い。怖い。自分の人生だから、自分で立って、自分で決めなくちゃいけないのに、何も始まってないのに、もう怖い。
生計は立つか?
したい表現ができるか?
助けてくれる人はいるか?
これが怖い。こんなもんじゃない、不安はもっとある。
演劇は、私の‘’怖い‘’だ。
こんなにも足が竦むのに、まだ私は演劇が大好きで、また舞台に立ちたいと思っている。
□
とりあえず、いま私ができること。
それは明確にしてから寝よう。
目の前のことに一生懸命になること。
なんだかんだこれ以上はない気がする。
ずっとそうだ。高校の時も受験も。
不器用な私は、がむしゃらに、丁寧に向きあっていくべき。
これは絶対に心のエネルギーを消耗するけれど、絶対に私の糧になる。
数年後、このnoteを見返して、笑っている私になろう。
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