見出し画像

【読書記録#9】『トヨタリーダー1年目の教科書』(株)OJTソリューションズ

できる限りプレイヤーとして働きたいどめすです。

本屋でビジネス書を探しているとトヨタのコーナーを発見し、帯に『これからのリーダーに必要なのは「協働する力」だ』と記載があり、自分が職場で進めていきたい方針だったため、大企業はどんなものか知れたらいいなと思い購読。

読んでみて、学んだこととしては下記の3つ。

①トヨタではリーダーが新入社員を教育する際に、「めんどう見」というシステムを用いている。作業を綿密に教えるだけでなく、徹底的に新人のフォローを行い、業務内容だけでなくきちんと目を向けられているという安心感も同時に与えて、働きやすい環境づくりを行っている。

②日報や週報などを通して、本人の仕事ぶりを評価し、自信につなげる。また日常的にコミュニケーションを取り「教える」「ほめる」「しかる」などの教育的行為の効果を発揮できるようにする。

③日常的に現場に入って、日々の業務を観察し障害を取り除くようにする。良好な人間関係を構築したうえで業務を見守ることで、従業員が見張られているという感覚をなくし、「自分たちが成長するように大事にしていくれている」という感覚になってもらう。

以上簡単にはまとめたが、本書は従業員一人ひとりに真摯に向き合っていく必要があるし、そのマインドやノウハウの一端が記されていた。どのような時代になっても、人間である以上、人間性が常に問われ続けると考えている。機械化やAI化が進む世界にはなっているが、人間らしさを失わないように、従業員と向き合っていきたい。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?