ワイン好きに捧げるレシピ#19《鴨肉とレモンとロゼワインと》
フランス料理に、鴨肉×オレンジソースの有名な組み合わせがあります。
『こちらを蕎麦に代用したら、きっとワインと合うに違いない!』という思い付きから、近所のスーパーへ走りました。
皮ごと使用するために防かび剤・ワックス不使用のものが多い、レモンとオレンジの自然交雑のマイヤーレモンを購入し、早速試してみることに!
マイヤーレモンとクレソンの鴨せいろ
【材料】
【作り方】
お好みで、刻んだマイヤーレモンの皮をのせてくださいね。
ミディアムレア特有の柔らかくジューシーな脂、柑橘の甘くフレッシュな酸味が加わった旨味たっぷりのつゆに蕎麦が絡まる、新感覚の鴨せいろです。
マイヤーレモンとカツオ・昆布出汁の相性のよさに、きっと驚きますよ!
果実味と酸味の両ポテンシャルが高いロゼワインと合わせたい
赤系果実のピュアな果実味、やわらかなタンニン(渋味)と旨味を持つロゼワインがベストです。
蕎麦にはやはり日本ワインと合わせたいと思い、北海道の余市産ロゼワインをペアリングしてみました。
北海道の冷涼な気候で育まれたピノ・ノワールは、果実味はありながら十分な酸味も感じられる、和食にピッタリのワインです。
マイヤーレモンのフレッシュな果実味・酸味と、クレソンのほんのり感じる青さ・出汁の旨味成分を、ロゼワインの滋味深さがぎゅっと包み込んでくれます。
【ワインを合わせるコツ】
✅冒頭の思い付きの結果ですが、鴨肉×柑橘(レモン+オレンジ)×蕎麦はワインとペアリングしました!
舞台裏というほどでもありませんが、このように突発的な着想で実験を繰り返し、成功したものだけをレシピ化しています。
こんなペアリングもあるんだ、と楽しんでもらえると幸いです。
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
◇instagramでは、実際にnoteレシピにペアリングさせていただいたワインと気まぐれに着物について発信中です♪
美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。
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