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ワイン好きに捧げるレシピ#16《ブリとブドウと泡ワインと》
私の故郷、岡山県が誇る特産品といえばブドウ。
品種は違えど、ワインの原材料もブドウ(生食用の品種から造られるワインもあります)!
ということで、今回は今が旬の大粒のピオーネと、高糖度のアイコトマト、脂がのったブリを使った一皿をご紹介します。
ブリとブドウとミニトマトのカラフルカルパッチョ
【材料】
ブリ(刺身用) 120~130g
ブドウ 約8個(種のないものがオススメです)
ミニトマト 約5個(糖度の高いものがオススメです)
クルミ 約2個
【ドレッシング】
Aホワイトバルサミコ酢 大さじ1
Aオリーブオイル 大さじ1
A醤油 大さじ1/2
Aブドウ果汁 大さじ1/2
※分量:4人分
【作り方】
①ブドウは、仕上げ用に1個は皮つきのまま、残りは皮を剥いて半分に切り、種がある場合は取り除く(皮ごと食べられる場合は、すべて皮つきのままで構いません)。ドレッシング用に軽く果肉を潰し、果汁を取っておく。
②ボウルにAをすべて入れて混ぜ合わせる。
③ブリは、3mm幅の薄切りにする。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61645590/picture_pc_ab629f700daec643508e58e107a38e3b.jpg)
④③をバットや平らなお皿に置き、②のドレッシングを乗せてなじませる。
⑤ミニトマトはへたを取り、縦に二等分する。
⑥④のブリと①⑤を器に盛り付け、①の皮つきブドウ・砕いたクルミを散らして完成!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61645664/picture_pc_b48f1316b3b50b23f4baaaa07dbd4a69.jpg)
ドレッシングをあらかじめなじませておくことでブリの臭みが消え、ブドウ・トマトの甘酸っぱさと、ブリの濃厚な甘旨味が調和した一皿です。
クルミのやわらかくオイリーな風味がオリーブオイルとブリの上質な脂と合わさり、ねっとりとした旨味が生まれます。
柑橘を感じる酸味の泡ワインと合わせたい
レモンのような柑橘やリンゴの豊かなアロマに、トーストの芳しい香りを放つ、きりっとした酸味のスパークリングワインが好相性です。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61752842/picture_pc_608beeb2259d1f963f27b54b179be79e.jpg)
お供には、スペイン産のスパークリングワイン・カヴァがピッタリ!
豊富な果実味と酸味を持つカヴァと、ブドウ・トマトの甘酸っぱい風味は最高の相性ですよ。
【ワインを合わせるコツ】
◎ブドウ・トマトの甘酸っぱい風味には、同方向の豊かな果実味・酸味を持つワインを合わせる。
◎ブリの濃厚な脂には、硬質なミネラルを感じるものを。
◎醤油の旨味には、同様の製造工程であるメイラード反応(糖とアミノ化合物の化学反応)を経たカラメル香のあるワインが好相性!
◎クルミ・ドレッシングのオイル感には、ローストの風味・心地よい余韻に繫がる粘性があるものを選ぶ。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61759588/picture_pc_de27d02e044b3892c8ece386de9fdc1c.jpg)
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