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デパート文学宣言――デパートの女性こそが文学界を救う‼︎--

 小学校時代、父親によく連れられてデパートにいくことが何回もあって、母親は絶対にデパートには連れてってくれなかったんだけど、そのときはいうまでもなくまだ子どもだっただから、ドラクエのゲームソフトとか、千円くらいのガンダムのプラモとか買ってもらってよろこんでたのかなぁ、情熱的なのに妙に純粋なところのある少年で、顔もなよってたから、「ナオくん(本名がナオキなんです)かわいい笑」なんて、親戚に可愛がられたこともなきにしもあらずだったけど、どこで間違ったのか、偏屈な三十三のオヤジになったなぁと思う。

 日も暮かかったデパートの屋上で、無心で弟とワニワニパニックをやって、次々出てくるワニの機械をハンマーで叩きまくって鍛えられた、一種の唯物論を否定する心意気っていうのかなぁ、それが顔面に出てたんじゃないかなぁって思う詳細は知らないし、弟は化学者になったけど。

 華の日曜日。

 今日もデパートに行った。なんなら三軒ハシゴした。

 目的のスラックスはいいのが買えなくて、第一次スラックス大戦は見事敗戦に終わったんだけど、GODIVAのダブルチョコアイスはやたらおいしかったなぁ。

 僕が運営してるコトノハ文学教室もポータルサイトもデパコスの女性キャラのガッツもらって、もっと活気づけてこうかなぁとか思っている所存であります。

 上昇志向美意識高め女子が文学界を救うと本気で信じてるから。

 コトノハはデパート文学を志しています。



了 

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