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エッセイ

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#悩み

相談されたので誠心誠意話したのに、イラつくときやモヤモヤするときは…

誰かから相談を持ちかけられる。
どう感じますか?
なんにしろ人から頼られることは嬉しいですよね。
それが自分が選ばれて相談されているんだ、となると誇らしく感じることもありそうです。
自分はその人から認められているんだとか、信頼されているという思いも生まれるでしょうしね。
よし、相談にたいして自分の人生経験や知識を駆使してなんとか力になってやろう、と躍起になるかもしれません。
それで相談してきた人が

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それはただの無責任な情報だ

例えば誰かが恋愛で悩んでいたとする。
誰もが好き勝手にいろいろなことをアドバイスする。
それらはたまたま悩みが誤魔化されたものであったり、どこかで聴いてきただけのものであったり、雑誌の恋愛相談に載っていたものの受け売りかもしれないし、実は適当なのではないか?
情報をなんとなくストックしていて無責任に悩んでいる人にいう。
まあ気軽で無責任だから言えるんだよね。
アドバイスしてあげた感で気分よくなれる

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彼女の悩みは

彼女は悩んでいた。
彼は悩みを相談された。
それはちっぽけでつまらない悩みだと感じた。
まったく悩む必要もないことだと、彼は思った。
彼にはすぐにアドバイスが浮かぶ。
それは的確で素晴らしいアドバイスだった。
彼は優しく親身になってアドバイスを伝える。
ありがとう、と言った彼女の言葉は乾いていた。
彼女はアドバイスに従うことができなかった。
彼女はそれからも悩み続けた。

相変わらず彼女は悩んでい

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悩む人(悩みを聴く側の覚え書き)

悩む人(悩みを聴く側の覚え書き)

よくよく考えればワタシはあまり悩んだことがない。アタマが悪いか、感性が鈍いせいかもしれない。
はたして良いことなのか、残念なことなのか、良いとか残念とかでない他のなにかなのか、解らない。
イメージとしては流されるままにきたという感じ。
何かをやりたいということもなく、だらだらと学校へいき、成り行きで就職し辞職し、自分で金をかせぎはじめ、なんとなく青カン支援なんかをやっちゃったり、決意することもなく

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