見出し画像

不動産鑑定士試験に独学で挑戦するための勉強法と参考書まとめ


はじめに

不動産鑑定士試験は、文系国家資格の中で、最高難易度の部類に属する資格試験です。

しかし、他の資格とは異なり、受験者数も合格者数も少ないマイナー資格です。(不動産鑑定士試験は年間100〜150人くらいしか合格しない)

そのため、不動産鑑定士試験向けの教材が市販されていません(受験者が少ないから数千円程度の本屋価格で販売するとビジネスとして儲からないため)。
不動産鑑定士試験の勉強をしようと思ったら、大手予備校に50万円前後を支払って勉強するのが唯一の方法となります。

(しかし、世の中のほとんどの資格は、独学で合格可能だと思います。別に、予備校に行ったから、授業を聞いたから受かるわけではありません。予備校に行っている人でも、大半は不合格になりますし……。)

このような大手予備校に大金を払ってしか勉強できないように見える資格であるため、勉強を始める敷居が非常に高くなってしまっています。
この金額のせいで、「独学」で不動産鑑定士を目指そうというのは視野に入れにくくなっています。

独学で不動産鑑定士を目指すメリットは?

独学で不動産鑑定士を目指したい人も一定数いることでしょう。
まず、独学で不動産鑑定士を目指すことのメリットは何でしょうか?

【独学で不動産鑑定士を目指すメリット】
・教材など、総じて、低い価格で学習することができる。
・いずれ予備校に入学するとしても、「試しに勉強をしてみたい」という需要に応えるべく、低い金額で学習を開始できる。(=勉強を途中であきらめることも簡単)
・1年、2年コースしかない予備校に対し、自分でスケジュールを管理することで、「仕事と両立しながら◯年で合格する」などといった長期間の学習や個別のケースに対応できる
・講義を聞くことが苦手な場合、テキスト中心の勉強をすることができる

特に、敷居が大幅に低くなる点や、自分のスケジュールと合わせることができる点は大きいでしょう。

50万円払って予備校に入学して、やっぱ辞めるは金額的に厳しいです。
また、仕事しながら予備校に通うのは難しく、スキマ時間をうまく活用して勉強したい人には縛られない独学の方が合うかもしれません。

2段階の試験となっている不動産鑑定士試験の短答式試験だけ独学でとりあえず合格して、合格したら論文式試験の勉強のことを考えたい。というケースも多いでしょうし、そのような時の「とりあえず独学で短答式試験だけ」という要望も満たしやすいです。

独学で不動産鑑定士試験に挑戦するための勉強法と参考書

このサイトで公開している勉強法と参考書をまとめてご紹介します。
いずれも、独学で学習することを念頭に執筆・公開しておりますので、是非参考にしてください。(初学者でも読んで分かるよう、説明をしているつもりです!)

独学で鑑定理論 勉強法と参考書(短答式試験+論文式試験)

独学で行政法規 勉強法と参考書(短答式試験)

独学で経済学 勉強法と参考書(論文式試験)

独学で民法 勉強法と参考書(論文式試験)

独学で会計学 勉強法と参考書(論文式試験)

独学で鑑定理論(演習) 勉強法と参考書(論文式試験)

*準備中*

おわりに

不動産鑑定士試験は難関資格で、敷居が高いですが、この記事の内容を参考にして勉強していただき、スタートを切るための参考となれば幸いです。
不動産鑑定士試験は自分との勝負です。できるだけ早く過去問演習ができるフェーズに突入し、過去問を完璧にしていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?