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で、勢いを増す極右勢力と戦う(サッカー)フランス代表選手の話題にふれましたが、旧統一教会の実質的な機関紙である世界日報
程ではないにしても、新聞各社の中で最も右である産経新聞が遅ればせながら<産経抄>で(サッカー)フランス代表選手の発言を取り上げています。
サッカー選手だけでなく様々なスポーツのアスリートに賛同の輪が広がりましたが、著名な選手達の発言の甲斐なく、新しい世論調査の結果が発表される度に極右勢力の支持率も予想得票数も伸びており、22年ぶりのコアビタシオン(Cohabitation、今回は中道勢力の大統領と極右勢力の首相が共存する状態)に陥ることが確実視されています。
暗雲立ち込める政治状況が影響したかどうか判りませんが、初戦でエムバペが鼻を骨折する等のトラブルにも見舞われ、フランス代表チームはEURO2024の予選リーグを1位で通過することができませんでした。
世界中が右旋回する中、パリ・オリンピックの開幕が近づいていますが、時節柄、ミュンヘン・オリンピックの開催中に発生したようなテロ事件が再現しないことを祈ります。