土橋 悠宇(dobashi yuma)

シンガーソングライター。富士山南麓の森に棲み音楽を作ってます。エレキギターはFende…

土橋 悠宇(dobashi yuma)

シンガーソングライター。富士山南麓の森に棲み音楽を作ってます。エレキギターはFender Telecaster、アコースティックギターはK.Yairi。猫がとても好きです。 https://dobashiyuma.com/

マガジン

  • Sain'o O(セインオーオー)*楽曲秘話

    僕の1st album "Sain'o O"(セインオーオー)に収録されている全10曲の背景にあるストーリーを綴っています。

  • 「越境森林」への道のり

    「越境森林」という音楽イベント開催までの道のりを綴っていきます。

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    Sain'o O -2023-  ✳︎会場限定盤

    3年の時を経て全国流通が決まった「Sain'o O(セインオーオー)」の《会場限定盤》! 2023年の歌声で録り直し、リミキシング、リマスタリングを経てより透明感と迫力のある仕上がりに。 さらに2曲を追加収録! 追加曲は「未知」+「Sain'o O -2023-」 生まれ変わったSain'o Oはより地球の大地を感じられるアレンジです。 《全国流通盤》はこちらから↓ ✳︎流通盤限定新曲「BLue」収録! タワーレコード https://tower.jp/item/6159057/Sain'o-O Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0CF9TNY88?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_6BPXJMMXNFYH3N9CCA1V Recording,Mixing Enginner:Medulla Lab https://medullalab.wixsite.com/medullalab Mastering Engineer:Randy Merrill https://sterling-sound.com/engineer/randy-merrill/ Illustrater:chibaen https://chibaen.com Designer :NINE GRAPHICS https://www.ninegraphics.info -------------------------------------------------------- 《注意点》 - 本商品は限定盤となっており、数量に限りがございます。お早めにご購入ください。
    2,800円
    RokuRecordsJapan
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    kuroneko to guitar *T-shirt*

    発送予定日: - ”Roku Records Japan”オリジナルタグを付けたTシャツ。 当時小学生だった親友が描いてくれた”くろねことギター”のイラストをプリント。 お気に入りの絵です。 猫好きさんにも大好評。 上質な生地で縫製された肌触りのいいアメリカンスタイルのTシャツです。 丈夫で毎日着て洗濯していてもよれたりしません。 2022限定販売。在庫限り。再販予定なしです!
    3,000円
    RokuRecordsJapan
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    Sain'o O「Skull Face ステッカー」

    「Sain'o O」2周年記念グッズ 《3》Sain'o O「Skull Face ステッカー」 トートバッグ、サコッシュと同デザインのステッカー。 車などにも晴れる屋外耐候耐水性です。 不滅の微笑み海賊旗を貼れば「Sain'o O号」でどこまでも旅に出たくなるでしょう。サイズ: 110×90mm マットラミ加工で質感もとてもいいです。
    500円
    RokuRecordsJapan

記事一覧

今という瞬間が、永遠に支えになる。

一昨日の2023ラストライブ「最後ノ祭」もいい夜でした。 会場の雰囲気で泣けてきました。日々の、言葉にならない想いが歌になる。 それを楽しむみんながいて、涙するみんな…

ちょうどいい速度。

先週11月14日の朝 娘が産まれて、時間の流れ方が変わった。 せわしなくなると思っていたけど逆だった。 時間が増えた。自由が増えた。 このあとまたどう変化するのかは、…

偶然、それは冒険。

今年のテーマはなんとなく「冒険」だな、という気がした。 これまで、生きること自体が旅だとか思ってきた。 どこに行こうと、どこにも行かなかろうと。 旅という言葉は…

未知

目的地など あってないようなものだなんて 言い聞かせては また行き先を探している かつてないほどの 大きな分かれ道 どっちへ行くべきか 考えあぐねている あとどれくら…

「船出の音」 2022.12.31

もう少しでまた、地球が太陽を一周し終えます。 思い返せばまたしても濃密な一年間。 大型フェスGO OUT出演も、芸術空間あおきでのソロコンサート第1回開催も、1stEP「So…

なにかが終わったのだ
ということはわかる。

もう次の章は始まっているのに
"名残"は思いがけず強く、

終わりとはじまりの交叉点で
僕は足踏みをしている。

アンプ探しの旅、終着。

ささやかな歓びをここに記します。 今年に入ってから実は密かに、長いことエネルギーを使って探し続けてきたアンプがついに、手に入りました。 どれがいいのか、そもそも…

あおきの森の音の旅 2022.6.25

木立に囲まれた芸術空間あおきは各地で記録的猛暑に見舞われる中でも、いい風が吹いていました。 それでも汗だくになりながら準備を進めていきましたが 始終いいエネルギ…

TubeAmp選びの旅

2ヶ月ほど、チューブアンプを探しています。 YouTubeで聴き比べたり、東京に試奏しに行ったりして、愉しい時間です。 Micro CUBEは気に入っているけど真空管は浪漫です。 …

どっちも本音。

過去作にこだわるのは違う、今が全てだ。 ってのと 生まれた作品はいつまでも丁寧に届けたい。 って思いは共存している。 なにごとにも相反する感情が天秤の両方に乗っか…

Fusion?

ある人が好きだと言っていたJeff BeckのBlow By Blowというアルバムを聴いた時に、これめっちゃ好きなジャンル! なんて言うんだろうと思ったんだけど Apple Musicにはフュ…

くろねこジジ×Roku Records Japan×Sain'o O

今日というなんでもない日が、誰かにとっては特別な意味を持っています。 僕にとって6月12日は3年前から特別な日。 産まれたての野良だった黒猫のジジとはじめて一緒に寝…

カエルの唄

大勢のおたまじゃくしが沈んでしまいました。 カエルになることなくして。 薬剤を投入されたようです。 この形からあのカエルになるなんてあまりにも不思議だなぁと、毎…

来るか来ないかしれない明日や、来年のために今この瞬間込み上げる声を、"心の中で"とか言わなくてもいい時代が---

ありがたいことに今世での30年目を好きなことを好きなようにやって迎えることができました。 お陰様です。 幸せが人生のゴールなら、僕はもう目指すものも場所もないです…

黒いエクストレイル

7年乗った車を手放すときが来てしまいました。 深い愛着のある車です。 壊れても壊れても、直して直して乗り続けるつもりでしたが、"潮時"という力は思いのほか大きい。 …

2021年大晦日

良いお年を。 って良い響きだなと思います。 みんなが互いに言い合って別れていく光景はピースに満ちています。 僕は、なによりも 29年間大きな病気もなくこうしてまた新…

今という瞬間が、永遠に支えになる。

一昨日の2023ラストライブ「最後ノ祭」もいい夜でした。 会場の雰囲気で泣けてきました。日々の、言葉にならない想いが歌になる。 それを楽しむみんながいて、涙するみんながいて、そんな空間を作る仲間がいて、場所を構えて待っててくれる人がいる。 思い返すと涙が出そう。 今年も色々なことがありましたね。 みなさんはどうでしたか。まだ晴れない何かもあるかもしれないし 言えずにいる何かを抱えている人はきっと身近にもいるはずで、今にも奪われていく命が世界にはあるんだろうな。 全く呑気な

ちょうどいい速度。

先週11月14日の朝 娘が産まれて、時間の流れ方が変わった。 せわしなくなると思っていたけど逆だった。 時間が増えた。自由が増えた。 このあとまたどう変化するのかは、わからないけど。 そう感じるようになっただけかなと思ったけど、習慣も変わっていた。 まずiPhoneをどこに置いたのかわからなくなることが多くなった。 どれだけ依存していたんだかと思う。楽器より触っている時間が長かった。 これはいけないな。 浮かんだメロディはボイスメモに、歌詞はEverMemoに、ライブス

偶然、それは冒険。

今年のテーマはなんとなく「冒険」だな、という気がした。 これまで、生きること自体が旅だとか思ってきた。 どこに行こうと、どこにも行かなかろうと。 旅という言葉は魅力的だ。 その想いは変わらないまま 冒険という言葉が放つ無鉄砲さに吸い寄せられた。 僕は、自分に対する理想像に反して保守的なところがある。 偉大な冒険家、または名を残す冒険家は臆病だと言われる。 北極に行ったわけでも、太平洋をセーリングしたわけでもないから何一つ確信はないが、一理あると思う。 生きるか死

未知

目的地など あってないようなものだなんて 言い聞かせては また行き先を探している かつてないほどの 大きな分かれ道 どっちへ行くべきか 考えあぐねている あとどれくらいの悲しみが僕を 待ち構えているのだろう あとどれくらいのさようならが僕の 前に立ちはだかるのだろう あとどれくらいの光が僕を 照らしてくれるだろうか 僕たちはついつい 未来のことって 気にかけてしまうよな でもこの先のことなんて この先に任せようよ あとどれくらいの悲しみが僕を 待ち構えていようと あと

「船出の音」 2022.12.31

もう少しでまた、地球が太陽を一周し終えます。 思い返せばまたしても濃密な一年間。 大型フェスGO OUT出演も、芸術空間あおきでのソロコンサート第1回開催も、1stEP「Songs from Jurigi」リリースも今年でした。 他にも色々なところへ足を運ばせてもらいました。 Liveを、本当にたくさん演りました。 マシンライブmute.にもチャレンジできて音楽的にとても実りがありました。 たくさんの新しい出逢いをいただき、 これまでのご縁も大切に、育めた年でもありま

なにかが終わったのだ ということはわかる。 もう次の章は始まっているのに "名残"は思いがけず強く、 終わりとはじまりの交叉点で 僕は足踏みをしている。

アンプ探しの旅、終着。

ささやかな歓びをここに記します。 今年に入ってから実は密かに、長いことエネルギーを使って探し続けてきたアンプがついに、手に入りました。 どれがいいのか、そもそもなにがあるのか、から始まった旅でしたが、今や所有したことも使ったこともない真空管アンプに並々ならぬ執着まで持つようになってしまいました。 音の違いや、まつわるうんちくは語ればキリのない世界でしょうから一言で著すと、"浪漫"です。 本当は浪漫以上のモノがありましょうが、いいんです。 damien riceが使っ

あおきの森の音の旅 2022.6.25

木立に囲まれた芸術空間あおきは各地で記録的猛暑に見舞われる中でも、いい風が吹いていました。 それでも汗だくになりながら準備を進めていきましたが 始終いいエネルギーを感じていました。 このイベントの成功の予感がひしひしとありながらも、 終えるまでわからないスリルもあります。 そうそう、会場に入る前に麺屋ブルーズで初の銀そばをいただいてきたのですが あおきのオーナー屋久さんもブルーズの大ファンだそうでひと盛り上がりしました。 そんな和やかな雰囲気の中、 リハーサルまでひと

TubeAmp選びの旅

2ヶ月ほど、チューブアンプを探しています。 YouTubeで聴き比べたり、東京に試奏しに行ったりして、愉しい時間です。 Micro CUBEは気に入っているけど真空管は浪漫です。 なぜかいい。という音の魅力の不思議を直球で感じさせてくれます。 真空管の種類、経年に依る変化、どこをとっても個体差による若干の違いなんかもあって奥が深いです。 いいと感じる音の質感はきっとある程度人類共通なんだろうと思います。 いい演奏は勿論のこと、出す音も出来うる限り美味しくしたいのでこの

どっちも本音。

過去作にこだわるのは違う、今が全てだ。 ってのと 生まれた作品はいつまでも丁寧に届けたい。 って思いは共存している。 なにごとにも相反する感情が天秤の両方に乗っかっている。 あるときは片方に傾き、反動で反対に傾き 釣り合いが取れることさえある。 マイルスデイヴィスが過去作を一蹴したのも、 昔の庵の火が絶えることがなかったのも、 どちらもわかる。 生まれたものも大事に思いながら これから過去に囚われずに生んでいこう と思う。 それを前々から書いておきたかったです。

Fusion?

ある人が好きだと言っていたJeff BeckのBlow By Blowというアルバムを聴いた時に、これめっちゃ好きなジャンル! なんて言うんだろうと思ったんだけど Apple Musicにはフュージョンって書いてあって、フュージョンってこういうのなんだ!と今更ながら思った。 ジャズとロック混ぜたみたいな感じだという感想までで フュージョンがどんな定義かはよくわからないまま。かっこいい。 聴ける人はぜひこちらで!こっちの方が音がいいです。 レコードある人は羨ましいです。

くろねこジジ×Roku Records Japan×Sain'o O

今日というなんでもない日が、誰かにとっては特別な意味を持っています。 僕にとって6月12日は3年前から特別な日。 産まれたての野良だった黒猫のジジとはじめて一緒に寝たのが2019年7月31日の夜。 友達の家の庭に数日間留まった彼の誕生日は知り得ません。 どんな境遇でそこにいたのか知らないけど、それは確かな縁を感じる出逢いでした。 出逢ったときに生後1か月だったということから6月12日を誕生日にしました。 彼がうちに来てから、それはそれは多くの幸せをもらいました。

カエルの唄

大勢のおたまじゃくしが沈んでしまいました。 カエルになることなくして。 薬剤を投入されたようです。 この形からあのカエルになるなんてあまりにも不思議だなぁと、毎日覗き込んでいたから寂しいです。 これも商売のためか。 人が生きるということはなんて多くの犠牲の上に成り立っているのだろう、とスシローで注文した皿が来るのを心待ちにしながら考えていました。 切り身になる命もあれば、その目の前で、どう生きようかとあまりにも真剣に考える命もある。 どこに公平さなどありましょうか。

来るか来ないかしれない明日や、来年のために今この瞬間込み上げる声を、"心の中で"とか言わなくてもいい時代が---

ありがたいことに今世での30年目を好きなことを好きなようにやって迎えることができました。 お陰様です。 幸せが人生のゴールなら、僕はもう目指すものも場所もないです。 少し前までは、もっとこうなりたい、とか、こうならないとあの人のためにはなれない、とか思う部分があったのですが このところの僕は、なんだかんだで運命は漠然と決まっているんだろうなと思っています。 であるならば、自分の力でどうこうと、誰かにこうしてもらってとか、やったってあまり大きな成果には繋がらないだろうと

黒いエクストレイル

7年乗った車を手放すときが来てしまいました。 深い愛着のある車です。 壊れても壊れても、直して直して乗り続けるつもりでしたが、"潮時"という力は思いのほか大きい。 生活にもっと余裕があればずっと乗ってやれたのかなとか思ってはみるものの、現実は淡白です。 それはそれは色々な所へ連れて行ってくれた車です。 中古で買ってから7年で10万km弱。178,000kmになります。 思い出まで消えるわけではないのになぜこんなに喪失感があるのでしょうか。 僕は物にも人にも、執着

2021年大晦日

良いお年を。 って良い響きだなと思います。 みんなが互いに言い合って別れていく光景はピースに満ちています。 僕は、なによりも 29年間大きな病気もなくこうしてまた新しい年を迎えようとしていることがありがたい。 "こんな幸せがいつまで続くかわからない" と怖くなるほど幸せな今が 現実に"今"あることは 幸せだよなあって思ってます。 なくてもともとのこの命。 本来ありえないことが当たり前であるかのように誤解してしまうほどの奇跡に感謝して1年を納めることができることがありが