第11章 『「れいわ一揆 製作ノート」の書評』へのコメント
原一男+風狂映画舎(編著)『れいわ一揆 制作ノート』(恒星社)に対する吉成学人さんの書評へのコメントです。
三原じゅん子さんについて語られた「ファイヤーラジオ」を視聴しました。確かに、三原さんに関し、知らないことばかりであったとわかりました。以前の一月万冊で、NTT接待問題と自民党総裁選の時期に(三原さんと同じ自民党議員の)高市早苗さんが取りあげられ、そのウルトラ右翼ぶりが強く印象に残っていたのとは対照的に、三原さんに関しては、その思想に多少の「狂気」を感じはしますが(八紘一宇思想で天皇を過度に理想化し、現実離れしていると思います)、子どもの頃にいじめを受けたこと、2度も流産したこと、不倫されたことなどの点で、ある程度は同情すべき点がみられることが、高市さんとの違いであるかもしれない、と感じられました。きっと、高市さんについても、伺い知れない背景をお持ちだと推測されますね・・・。
マック赤坂氏(現在は、東京都港区議)などの無頼系独立候補者たちを丹念に取材してまとめられた書籍として、畠山理仁『黙殺』(集英社文庫)があります。彼らのことに共感はできないかもですが、少し理解できると思います。
『れいわ一揆 製作ノート』に絡みまして、以下の動画をご存知でしょうか。『れいわ一揆』に出演し、安冨先生の演説の際に音楽を演奏されていた片岡祐介さんと田崎建さんによる「非公式」ライブです(笑)。ご関心をお持ちになられましたら、ぜひ、ご覧ください。
青木宣明さんという、2017年3月末まで大学教員をされておられた方が作成された、安冨先生のことが紹介されている記事まとめがあります。
2020年4月1日に最終更新されており、2018年の、東松山市長選への安冨先生の出馬の際の記事や演説も紹介されています。一方で、2019年の参議院議員選挙への安冨先生の出馬には、触れられていません。
YouYubeですと、やおやひげさんという方が、再生リストをつくっておられます。
それから、安冨先生ご自身で運営されているブログがありますね。これらからも、安冨先生のことを(これですら一側面でしかないはずですが)伺い知ることができるでしょう。
私は、仕事と仕事の合間に、自己研鑽の一環として、化学とクモについて自主的に勉強し、まとめてきました。これらの調査自体は私の業務には含まれませんので、自分にとってやる意味があると感じられるかどうかを、やるときの判断基準にするようになりました。我田引水ながら、私も、それらの内容に纏わる自己紹介を、note記事にて行っているところです。
安冨先生の発信と、不肖私のものとを比較することで、安冨先生が発信されているものは、生きづらさを抱える人たちの心に響く可能性がよりある内容だということが、はっきりすると思われます。それは、安冨先生ご自身が、途方もないほどの生きづらさを抱えながら、自身が生きるために研究されてきたことを反映しているためだと思います。私も生きづらさを抱えてきましたが、2019年以降は、それまで十数年間にわたって占有していた教員という立場を離れることにしたため、ずいぶんと軽減されてきました。
安冨先生のことがそこまで響かない人たちは、おそらく、抱えている生きづらさの程度が、どうしても耐えられないほどには大きくはなく、これからもそうした少々の生きづらさを抱えつつ立場を守って生きていく人たちか、あるいは、無意識的であれ意識的であれ、他の人間を踏みつけにしながら、相当程度、楽しく生きることができる人たちなのではないでしょうか。
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