思い出すことなど(69)
翻訳に関する思い出を「思い出すことなど」と題して、色々と書いていきます。今はだいたい1996年頃の話です...
翻訳会社にいた3年ほどの間、特に翻訳部にいた2年ちょっとの間でわかったのは、自分の翻訳はどうやら通用するらしいということ。そして、翻訳がうまくても、それ自体に価値があるとは限らないということ。特に大規模案件でチームを組む場合には、一人が突出してうまくても価値がない。価値があるどころか、クオリティが揃わないのでトラブルの元になる場合がある。おかしな話のようだけど、そ