愛こそすべて
とてもしょうもない話ですが、昔の漫画(北斗の拳、プラネテス)を久々に読んで、世の中やっぱり『愛』だなと思い返しました。
▼ 自分を愛する
まずは、自分を愛する、信じることが第一です。しかし、「自分が嫌いだ」、「自分には無理だ」、「自分なんて...」と自暴自棄な人や自信が無い人は、僕の肌感覚ではありますが、割といる印象があります。
自分を本当に愛することさえ出来れば、人生の8〜9割は幸せなんじゃないかとも僕は思っています。それほど、自分を愛することは重要だと感じています。
自分を愛することが出来る人と出来ない人の違いや、自分を愛することが何故大事か、どれほど人生の幸せに影響を与えるかということは、長くなりそうなのでまた別途記載します。ただ、「自分を愛する」ために具体的に何をすれば良いかというと、それは「自分を愛してくれる人、信じてくれる人」と一緒に居ることです。
「自分を愛してくれる人、信じてくれる人」というのも2通りあり、1人は「何でも話を聞いて赦してくれる母性の人」であり、もう1人は「嫌われ者になることも承知の上で、信じて厳しいことを言ってくれる父性の人」です。
▼ 相手を信じて、与える
自分を愛する、信じることが出来るようになると、相手のことも信じられるようになります。もしかしたら裏切られたり騙されたりすることもあるかもしれません。しかし、自分を愛している人は、たとえ信じていた人に裏切られたり騙されても、一時的に悲しさや怒りを感じることはあっても、長い人生において苦しむことは少ないでしょう。
むしろ、相手を信じるということは、信用・信頼を積み重ねるということなので、その結果どんどん周りに良い人が集まってきますし、より社会資本が豊かになっていくということになります。似たようなことを、以前記載しました。
▼ 義 勇 仁 礼 誠
新渡戸稲造の著書、武士道における最も大事な価値観とされているのが、「義 勇 仁 礼 誠」の5つです。
・義:人間としての正しい道、正義を指すもの。
・勇:義を貫くための勇気。生きるべきときに生き、死ぬべきときに死ぬ。
・仁:愛、寛容、人としての思いやり。
・礼:仁の精神を育て、他者の気持ちを尊重することから生まれる謙虚さ。
・誠:言ったことを成すこと。
また、儒教において五常または五徳と呼ばれる価値観があります。それが
仁 義 礼 智 信 の5つです。儒教の始祖である孔子は、「仁=愛」を最高の道徳だと言いました。
歴史においても孔子が説いているとおり、愛はすべての根幹の価値観だと、僕は確信しています。