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その目的は何なのか

僕は、色々な人から「社会人になってからちゃんと勉強しようかなー」とか、「将来不安だから何かやろうと思うんです」って人の話を聞くんですけど、何ならそういう人の 8割近くは『英語やプログラミングの勉強したり、何らか資格を得ようとする』という人が多いです。

社会人になって、まったく勉強しないでいる人よりは、「勉強しよう」と心掛けているだけ十分だとは思うんですが、なんでみんな揃いも揃って、『英語やプログラミングの勉強したり、何らか資格を得ようとする』んですかね?


▼ 学ぶ、その本当の目的は?

僕は、英語は苦手過ぎて、そこまで勉強する労力ややる気を考えると直近で勉強する気はまったく起きません(笑)プログラミングは仕事で必要なものは本を読んで独学で勉強することもあります。それでも基礎の基礎なので、仕事で何回か書く経験をしなければ、仕事で役に立つレベルにはなれないでしょう。資格についてですが、IT系の資格は最初は自分自身の実績を見せるという意味で、会社からの支援もあり取得しましたが、IT系は資格なんぞ持っていても「仕事が出来る出来ない」を測れないので、取ることをやめました。特定の資格が無いと出来ない仕事は特に無いので、資格を取る目的が僕にはありません。

要は「何のために学びたいのか?」です。常に、目的を考えることが大事です。

・英語が出来るようになれば、いつか旅行に行って英語を話せるようになれるかも
・仕事で英語を使って、バリバリ活躍したい
・プログラミングを勉強して、アプリ開発をしたい
・資格を得て、この仕事をやって稼ぎたい

以上のような理由が英語やプログラミングや資格取得を目指す理由だと思いますが、本当の目的は何でしょう?

・旅行に行くときに不自由をしたくない?
・仕事で活躍したい?
・仕事が出来るようになりたい?
・稼ぎたい?

本当の目的は、これですよね。

▼ わからない、知らないという罠

旅行に行く時に英語を話せないと、本当に不自由なのか?英語やプログラミングが出来ると、本当に仕事で活躍できるのか?英語やプログラミングが出来たり、資格を持っていると本当に稼げるのか?

知らないから、きっとそうだと思いこんでいるんじゃないでしょうか。

「学歴が無いから〜」とたまに嘆いてる人もいますが、そういう人も「学歴があれば希望の職に付ける → 結果、稼げる」と思いがちです。

「隣の芝生は青い」じゃないですが、本当にそうか、確認してみたのでしょうか?高学歴でも仕事が出来ない人は山ほど居ます。逆に、学歴など無くても、仕事が出来てむちゃくちゃ稼いでいる人もたくさん居ます。

世の中で、どういった人が何故活躍しているのか、稼げているのか、理由をわからない、知らないままでいると、短絡的に「英語やプログラミングをやろう」等となりがちです。本を読むなり、人から話を聞くなりして、視野を広げましょう

▼ 手段が目的になりがち

勉強する目的は、本当は下記のどれかだと思います。というのも、理想の働き方として、お金を稼ぎつつ、気の合う仲間と一緒に楽しみながら、自分の活躍の場を見せるよう働きたいという願望は、おそらくすべての人にあるはずです。

・仕事が出来るようになりたい
・仕事で活躍したい
・その結果、稼ぎたい

そうであるはずなのに、そのための手段である「英語、プログラミング、資格」にとらわれがちです。

また、学んでいると少しずつ出来るようになって、自分の成長を感じられて楽しくなってきます。仕舞いには「学ぶこと」自体が目的になってしまいがちです。

まず、何よりも目的が大事です。

目的がわからない、将来への道筋が自分で見えていないなら、まずは方向性をハッキリさせましょう。方向性をどう描いてよいのかわからないのであれば、まず本を読むなり、方向性が明確な人と会うなりして視野を広げましょう

目的を明確にさせないで勉強する、転職を考えるということを人はしがちです。その時に、僕は友達に言われました。

「いきなり勉強やら転職って、それは行きたいところを決めずに山手線から中央線と乗っている電車を乗り換えるようなもの。で、どこに行きたいの?」と。

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