看護師歴2年且つ1年半ブランクがあった看護師が再就職するためにしたこと
9月から再び就職して看護師として働いています。
パワハラで2019年2月に休職突入、2019年8月で退職、そこから1年無職期間を経て2020年8月から就職活動を行い、ハラハラしましたがどうにか就職できました。就職先は訪問看護です。
ここはスタート地点なので再び体調を崩すことなくいければいいなと思っています。
この記事は休職中、就活中にやっていたことややってよかったことの備忘録です。
同じような境遇で悩んでいる人に届きますように。
就職までに要した期間
求人条件に土日休み、クリニックを指定していたので求人は多くありませんでした。
2020年7月20日より就活開始。一社目(クリニック)応募。
7月22日二社目(健診センター)応募。
7月28日一社目、二社目書類選考落ち。三社目(健診センター)応募。訪問看護領域に求人条件を広げる。四社目(訪問診療)応募。
7月29日三社目面接。四社目書類選考落ち。
7月30日三社目辞退。五社目(訪問看護)応募。
8月3日六社目(訪問看護)応募。
8月4日五社目(訪問クリニック)書類選考落ち。
8月12日六社目(訪問看護)面接。
8月13日六社目面接落ち。
8月18日七社目(訪問看護)面接。
8月20日八社目(精神科訪問看護)面接。
8月21日九社目面接。七社目、八社目落ちる。
8月27日十社目面接。
8月28日十一社目面接。
8月31日十二社目面接。
9月2日十三社目面接
9月3日十四社目面接。
9月10日十四社目内定。
9月11日十三社目内定。
面接は受けると結果が返ってくるまでに1週間ほどかかりました。週に2社ほどコンスタントに受けて大体1か月ほどでした。正直、落ちるのが続くと心が折れそうになった日もあるんですが、振り返ってみると案外短い時間で決めることができてよかったです。大した実績もないのですが、看護研究を持って行ったり、前の病院で行っていた処置の内容を詳しく述べたのが好印象な気がしています。
1.リワークプログラムに参加する。
私は看護師としての再就職を望んでいたので(当初は以前勤めていた病院に復帰する予定だった)就職支援に強いメンタルクリニックを選択しました。
再就職支援に強いメンタルクリニックにはまず併設されていると思います。
リワークプログラムのいいところは、半強制的に(就職に向けてと言う理由で)参加せざる負えないため日中無理やり起こされている時間が多いこと、人の目があるので見栄張っていろいろなことができることです。
私が通っていたところは月曜日に今週の目標を立てさせられ、週末には振り返りをすると言ったサイクルで一週間の予定やテンションをモニタリングするプログラム構成でした。
このサイクルは、今日の目標をという項目を加えながら今でも続けています。
アートやダンスの授業なんかもあり半分デイケアのような場所で気も楽で、この辺は各リワークの見学などがあると思うので肌が合うところに通ったらいいかなと思います。
余談として、お世話になったクリニックから諸事情あって遠いところに引っ越してしまったので通いずらくなってしまったと言うのがありました。
メンタルクリニックは通いやすさも重要なのでそこも考えながら選んでみてください。リワークの宣伝みたいになってしまいますが、なんだかんだ良かったですよ。
2.生活リズムを整える。
だいたいの人は日中仕事をしているからというよりも、正社員で務めるならば基本的には8時間は起きていなければいけないと言う理由で、起きている時間を持続させなければなりません。
療養中も基本的には就職先の就業時間帯に合わせて生活すればいいのかなと思いますが、言うは易しで、メンタルヘルス患者にとってはこれはかなり難しかったです。
リワークに行き始めたころは人馴れしていないこともあってか終わったころには疲労感が強く帰宅してからよく寝ていました。
その防止のためにしたこと。
家事をする:眠くなったら立ち上がって家事をする。主に洗濯と皿洗い。料理ができる人は作るのがいいと思います。こまめに掃除や整頓もしていました。引っ越しが決まってからは引っ越し作業があったので起きれている時間が多くなりました。
お風呂に入る:やや熱めのお湯に浸かったりシャワーを浴びると交感神経が活性化するので目が覚めます。
立ち上がっている:読書をしたりネットサーフィンをしたりするにも座っていると眠り込んでしまうことが多かったので立ちながら行っていることが多かったです。あるいは寝ずらい姿勢(椅子に逆向きに座るなど)で行っていました。立っててもやっぱり眠かったですが、寝落ちは防げました。たまにご飯も立って食べていました。ちょっと忙しなかったですね。
散歩する:これが一番良かったなと思っています。そわそわして落ち着かない時やとにかく眠くて集中力も続かない時は30分から1時間ほど散歩して気持ちを落ち着けました。運動不足解消にもなるし、反復運動はセロトニンが分泌されるらしいのでその成果もあってか気分が落ち着いたかなと思います。私は途中からカメラを買ったので写真撮るのに夢中でした。
メンタルヘルス患者は予想外に眠ってしまうことが多く、特にベッドに横になってしまうと高確率で寝るのでとにかく体を動かしました。それでもどうしても寝てしまいそうなときは目覚ましを1時間後にかけて諦めました。そういう日もある。
3.無理をしない
そうはいってもどうしても身体が動かなかったりどこにも足が向かなかったりベッドで一日中過ごしてしまう日もあって、そう言う時は無理をしないで休んでいました。先述の通り「そういう日もある。」。
これが仕事なら休んじゃいけないと思っていた時期もあったのですが、今は仕事ではなく休息の日々を送っているんだと意識して休みました。この休むと言うことが結構重要なんじゃないかと思い始めています。
休みの日に遊んだりするのももちろん大切だけど同じように何もしないでエネルギーチャージをすることも体力とか気持ちを保つために必要なことなんだな、と何んとなしに必要なんだろうな、と。
リワークを離れてからはこの何んとなしな日が増えてしまったように思いますが、同じくらい起きていることに努力をつかって、とにかく休みの日は無理をしないことに努めています。
4.仕事する、創作活動
正直休んでいると頭を動かさないうえに、考え事ばかりしてしまって嫌な気分になってばかりになってしまうので良くないです。
在宅ワーク紹介サイトでモニターの仕事とライティングの仕事をちょこちょこして軽い身体の運動と軽い頭の運動にしていました。生活費の足しにはなった。ライティングの仕事は執筆スピードを速めて時給を挙げるのに必死でしたね。
あとは、写真集を作ったり歌集を出すために短歌を詠んだり。たまに詩とか小説を書いたり。これも復帰した後も続けていきたいな。どうせ仕事をしていないんだから好きなことをすればいいと思います。鬱になると好きなことでも手につかなくなることもあるけれど、それはそれでよくて、気が向いたときにだらだらやると楽しいです。気が向かない時は家事か寝る。
今思っていること
とにかく仕事を辞めたい。
せっかく就職したところだけどすでに抑うつ状態です。いま仕事をやめても生活ができないからどうにか頑張っている感じ。
それでも何とか休息を取ったり気分転換をしたりしながら生活を送っています。そうやって自分のコントロールを少しづつつけられて行っているのは、休職中に様々なことを試行錯誤したからだなあ、とそれはそれでよかったな、と思っている今日この頃です。
おわり。
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