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【夏休み】亡き妻との「自由研究」の思い出

あー夏休みですね🌞

小学生のお子さんがいるご家庭は、自由研究の宿題が出ているのではないでしょうか。あれって、なにをするか子ども自身で考えさせていますか?

うちの場合、娘は自分で考えていましたが、息子はこちらで決めてあげないとダメでした。野球にしか興味のない男だったので😅

毎年、なにをさせようか悩ましかったです。どうせなら楽しく取り組んでもらいたいし、親が放送作家なのにフツーだなんて思われるのもチョイトね。

なので、小5と小6のときはこんな自由研究を考えてみたんです。

①「神田川ウォーク」

②「神ってる男」

実際にやってみたら、息子よりも妻のほうが楽しんでいました。一体、どんな中身かと言いますと……。

①は文字通り「神田川沿いをひたすら歩く」というもの。

『ろくでなしBLUES』でおなじみ、吉祥寺の井の頭公園にある源泉からスタートし、隅田川に合流するまで。その間、実に140もの橋が架かっているので、それを全てチェックしていきます。

どうして神田川なのかというと、近所を流れているから。

25kmくらいの距離があるので、ゴールまで数日かかりました。川沿いの駅をセーブポイント代わりにして、翌日はそこからリスタートという風に。

途中、風景を楽しんだり、グルメを味わったり。宿題といいつつ、普通にお出かけしているような感覚でした。

一方、②は「神社で御朱印をひたすらゲットする」というもの。

タイトルの「神ってる男」とは、広島・鈴木誠也選手のことです。2016年、オリックスとの交流戦で2試合連続サヨナラ本塁打を放ったあと、緒方孝市監督からこう呼ばれました。

当時、鈴木選手の背番号が51。なので、御朱印も51体集めることに。

この自由研究を思い付いたのは、妻ががんと診断されたからです。

「僕から妻を奪わないでください」
「子どもたちと母親を一緒にいさせてください」

都内から実家のある郡山まで北上していって、様々な神さまにお会いしてきました。中でも、印象的だったのは妻が見つけたこちらの神社。

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埼玉県東松山市にある箭弓神社。

「やきゅう」と読むことから、野球関係者が数多く訪れるのだそうです。野球少年の息子のためにって調べたみたいです。こんなときでも、自分のことより家族を思う妻らしいチョイスでした。

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ちなみにこちらは、栃木県佐野市にある唐澤山神社で撮った猫ニャンの写真。御朱印を書いてもらっている間、癒してもらいました💗

あなたには、自由研究の思い出はありますか? よかったら、僕に教えてください。

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