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デジテックのライトニングトークは楽しい!

こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のもんじゃです。
今年の花粉はスゴイらしいですね。各地で昨年の●倍と報道されています。幸い、これまで花粉症とは無縁で生きてきましたが、近頃、眼がゴロゴロ、鼻がムズムズする気がします。
花粉症の発症は認めていないので、もちろん検査も不要なのでやってないですが、もう少し症状が出てきたら検査受けてやってもいいよ、という感じです。何となくマスク着用も継続しています。

3月10日(金)に開催した、山口県のデジタルコミュニティ「デジテック for YAMAGUCHI」において、その会員の皆さまなどが様々な方を知って交流いただくイベント『デジテックLT』第2弾のご報告です。
今回も、会員をはじめ10名の方にY-BASEにお集まりいただき、ご自身の日々のデジタルに関するお取組など5分という短い時間に凝縮して語っていただきました。

もっと交流を生み出したい

このコミュニティの目的の1つに、会員同士の「交流」から自主的な活動を生み出したい、というのがあります。
まずは、他の会員など多くの人を知り、その人が何をやっていてどんなことが好きなのか知る、そして、直接話をする、その一連が一気に体感できるイベントの1つが、そう、このLT! そう信じて開催しています。
そしてこのイベントで、現地で出会った方、オンライン越しで見た方と、別の機会で再会したときにこのイベントのことを話しながら盛り上がってもらえたら、、、やり甲斐しかないですね。

今回は第2弾

昨年の3月に第1弾を開催していますが、そのときは県内IT関連の企業や事業主の方による本業の紹介に関するトークを多く聴くことができました。
県内にこんな企業、事業があるのか!と、特に学生さんが聴くといい発見をしてもらえそうだな、といった、充実したラインナップでした。
第1弾の動画はこちらから!

今回は、デジテック会員からも登壇希望を募りつつお声がけもした結果、前回とはまた違う異色な面々に登壇いただき、結果として前回よりもライトになった印象です。より幅広い方に楽しんでもらえそうという意味でも。
大学の先生、地域おこし協力隊、青果YouTuber、らしくない行政職員などなど、この方々が一会場に集まって、好きなこと喋ったら、収まるものも収まらなくなっちゃうんじゃないか、という一抹の不安も感じていましたが。

LTスタート

まず、会場の雰囲気がとてもいいんです。
開始前は音楽があり、あまり広くない会場内での適度なザワザワ感。
LTが始まるとDJによる音楽や出囃子があって気分が盛り上がります。
前回は遠慮して音量抑え目だったので、今回は若干、音量上げました。その分盛り上がりが増した気もします。ただ、アーカイブ配信の動画にはあまり音が入ってないですが。

会場の様子

登壇順はくじ引きです。
前半は結構関連するテーマが集まり、後半にかけてバラエティー豊かなになったため、結果、聞く側も最後までしっかり楽しめる並びになりました。

1番手 浜本智大さん

(ご所属)山口県教育情報化推進室
(テーマ)山口から世界を変えろ!やまぐち高校生データサイエンティスト育成講座

山口県からトップレベル人材や多数のスタートアップを生み出すため、2021年から開講している、高校生がAIやディープラーニングの基礎を学べる講座を紹介。尖った人材の育成に向け2023年も攻めます!

2番手 井原圭介さん

(ご所属)林兼コンピューター(株)
(テーマ)やまぐち高校生ICT活用コンテスト2022

2021年から開催している、高校生がアイデアや開発内容を競うコンテストです。コンテストだけでなく、日々の活動紹介やMicrosoftとのトークセッションなども行われ、変化の起点を今、山口から、という熱い思いで取り組まれています。

3番手 篠原裕佑さん

(ご所属)宇部市高齢者総合支援課
(テーマ)山口データアカデミー発 → データ活用とアイデアの業務実装まで

仕事を楽にできるデジタル人材になりたい!ということで、「山口データアカデミー」をヒントに、介護認定の申請者がLINEで審査の進み具合を確認できるサービスを開発。多くの職員が効率化を体感しています。

4番手 赤木真由さん

(ご所属)周南公立大学(講師)
(テーマ)プロトタイピングラボ(仮)

大学の講義やゼミから学ぶ思考法や、企業等と連携して形にする手法「周南リビングラボ」を活用した「地域デザイン」に取り組まれており、今後は、市民がアイデアを実装できる場「プロトタイピングラボ(仮)」を作ることを考えておられます。

5番手 中村健さん

(ご所属)(株)SYNCHRO
(テーマ)〜ネットワークの守護天使を目指す〜サイバーセキュリティー対策の取り組み

サプライチェーンや病院など日々件数が増えるサイバー攻撃とその対策の重要性を紹介。今後は、今年4月から「KATABAMI VDP」という機械を投入し、県内企業等の組織内の脆弱性診断を進めようとされています。

6番手 笠目光隆さん

(ご所属)下関市
(テーマ)電子国家エストニアの取組みと地方創生におけるweb3の可能性

ブロックチェーンへの関心から先進国エストニアを訪問され、同国の取組が、自治体が人口減少や労働・教育等の課題にデジタルの活用を考える上で参考になると紹介。今後は、山口発のweb3人材育成の取組を予定されています。

7番手 久冨伸彦さん

(ご所属)個人参加
(テーマ)20年ぶりに山口に帰ってきたデザイナーからのお願い

「デザインのお仕事ください。」というどストレートなお願いのもと、デザイン思考を活用したサービス設計や優秀なデザイナーの発掘、組織マネジメントなど、幅広くデザインを活用するスキルを示されました。

8番手 山根由起子さん

(ご所属)山口市(地域おこし協力隊)
(テーマ)初めてクラウドサービスに触れた40代

ご自身の経験から、これまで縁遠かったITに徐々に慣れていく様子を説明いただきました。地域おこし協力隊やYCAMでの活動(360°図鑑)を通じ、技術を習得しながらWebサイトを作成されるなど、苦手意識を持つ方も共感できる内容でした。

9番手 吉冨昌宏さん

(ご所属)山口県土地改良事業団体連合会
(テーマ)スイミーのようにまとまると強い組織を目指して!kintoneで小さく始まった業務カイゼン

kintoneを活用して、非効率なエクセルデータ管理やバラバラなデータをカイゼンするご所属での取組を紹介。スモールスタートを意識することで職員の変化への抵抗感を軽減し、今では積極的にアイデアが出る環境に変わってきたと実感されています。

大トリ 大田優子さん

(ご所属)(有)藤井食料品店
(テーマ)ピンチをチャンスに!青果店員がYouTubeを初めてみたら!

YouTubeチャンネル「ふじいしゃちょーのやおや」を開設。スマホアプリを活用して青果に関する多くの動画を作成し、栗の皮むき動画がバズった実績を紹介。PRだけでなく、動画作成のために青果の知識を増やす意識も高まっています。

終わってからの時間も大事

前回もそうでしたが、1名あたり5分とはいえ、集中して1つ1つを聴くため、結構つかれます。参加された方の中でももう一回アーカイブ配信見たいな、と思われた方もいるかもしれません。
その後は、「人を知る」から「知り合いになる」ための交流タイムです。
会場で30分ほどの交流を予定していましたが、1時間近く続きました。素晴らしい!
その雰囲気がすごく良く、LTで相手の取組を知ってからの交流ということもあり、その分深掘りして聞くなど話が盛り上がります
マスク着脱の個人判断化を3日後に控えたタイミングだったので、飲食を伴う交流は行いませんでしたが、次回はもう募集の段階から「反省会@居酒屋」を組み込もうかとも思っています。

交流の様子

3rdはいつ?

予想以上の盛り上がりに味を占め、これは3rdも当然企画します
次回も登壇に応募いただいた方を優先に、バラエティ豊かにできればと思っています。事後アンケートでは何名かの方からもっと頻度を高めて!というお声も踏まえ、夏頃に開催できるよう準備したいと思います。
Y-BASEのキャパが限られる中、リピーターの方が増えればいずれプラチナチケットになるのでは、、、期待は膨らむばかりです。