見出し画像

エンジニア・キャンプ YAMAGUCHI③ 試作品作成編

こんにちは。デジテックfor YAMAGUCHI運営事務局のもんじゃです。
引き続き「エンジニア・キャンプ YAMAGUCHI」の2日目の様子をお知らせします。

小野地区は1日目に負けず晴天です。朝はひんやりしてこの時期ならではの心地よさ。深呼吸をして澄んだ空気を吸い込もうーー…いやいや、なんかラーメンの香ばしい香りがするんですけど!?
今日はアクトビレッジおので「おの*マルシェ」というイベントが開催されます。忙しく準備するキッチンカーの中に一際存在感を放つラーメン屋台。うおお食いたい!

9時集合ということで、1時間以上前から受付スタンバイしていましたが、誰も来ません。
昨日のハードスケジュールに加え、昨夜は解散後もオンライン打ち合わせや開発に着手されていた様子で、そりゃギリギリまで休みますよね。皆さん時間通りにお越しになりました。

試作品作成開始

もう、各チームただひたすら作って、16時からの発表に向け、プレゼンの準備をしていただくだけです。
その前に、外界の誘惑として「おの*マルシェ」を紹介しておきましょう。アクトビレッジのスタッフの方に急遽ご案内をしてもらいました。

オススメはスティールパンの演奏

さっそく作業が始まります。
各チームの方向性をザックリとお伝えします

★草刈りチーム★
 草刈りのイベント化(サイト作成)
★獣害チーム★
 出没場所の可視化(サイト作成)
★見守りチーム★
 ぬいぐるみを使って子どもと高齢者をつなぐ見守り(IoT)
★墓・空き家チーム★
 空き家のセンシング情報をもとに持ち主に連絡(プログラム・IoT)

試作品により作業の様子は異なり、サイトを作成するチームはPCに向かい合い、IoTは電子工作部品を集め組み立てます。
各チームともしっかり役割分担をして、エンジニアの方はそれぞれ開発を。非エンジニアは夕方のプレゼンを見据えて資料を作成したり、地域の方がより使いやすい試作品にできるよう知恵を絞ります。

技術を教え合いながら作業を進める様子もありました。
これだけの参加者が集まっているので、お互いに学び合いながら交流を深めていただきたいです。

協力してひたすら作る

息抜き

冒頭紹介したマルシェにも、参加者と一緒にのぞいてみました。
隣の建物の多目的ホールではトリニダード&トバゴの国民的な楽器スティールパンの演奏がありました。
せっかくなので、PCを持って行って我々の会場とオンラインで繋ぎ、作業中の参加者にBGMとしてお届けしました。

変わった形からとてもきれいな音が

進捗状況の共有

お昼前には、一旦に各チームの状況の共有を行いました。
草刈りチーム
PV作成のために撮影に行ったり、協力してサイトを作ったり、男5人のノリというか、結束して楽しそうです。
獣害チーム
エンジニアの方が昨晩2時まで作ったらしく、もう午前中には二次元コードを貼り出して意見をもらいながら、UIの改善に取り組むなど、余裕ある開発を行っています。
見守りチーム
工作系なので、何かができていく様子がわかりやすく、見ていてとても楽しそうです。当初は作品の作成は一部で仕組みの説明に止まるかも、とおっしゃっていましたが、形になりそうです。
お墓・空き家チーム
IoTからシステム連携、持ち主への連絡など幅が広いため、しっかりとした役割分担により、もくもくと作業が進んでいます。

このイベントはコンテストではないため、途中で状況を共有する時間を設けることで、他のチームの技術者へ質問や、相互に関心を持ってもらうことを促しました。どのチームも思ったより順調に進んでいるようです。

作業は順調
チームの垣根を超えて助け合い

3Dプリンター

用意した3Dプリンターもしっかり活用しました。
せっかくなので使ってみようということで、IoT機器を固定する治具や、草刈りチームのイベントロゴプレート、獣害チームのサイト二次元コードを貼るサルのホルダーが次々とできあがりました。
元となるデータを教わりながら作成すると、手のひらサイズの作品なら30分程度でできます。普段まだまだ目にすることの少ない3Dプリンター、実際に使ってみるいい機会になりました。

自由な作品ができる

まもなく発表

あっという間に16時が近づいてきました。
各チームとも順調に進み、ある程度余裕な空気も流れていたのですが、発表を前に、どういった段取りで話すかなど、慌しくなってきました。
昨日、現地を説明していただいた地元の方もお越しになり、関係者も集まってきました。

ああ、何だか自分の方が緊張してきた。どんなものができたのか、後は発表を待つばかりです。

「発表編」へつづく

この記事が参加している募集

イベントレポ