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【デジリハユーザー限定カリキュラム】デジリハACADEMY 0期生を開催しました


株式会社デジリハのゼネラルマネージャー タコスです🌮
デジリハでは、導入して終わり、ではなくその先の真の活用を支援するため、ユーザーを対象とした学び合いの場所を運営しています。
その1つとして、デジリハを初めて使うよ!というビギナーの方もデジリハの基礎と応用的な考え方、創意工夫のコツを身に着けられるカリキュラムとして「デジリハACADEMY」を行っています。2023年10月~12月、さきがけである0期生のカリキュラムを開催しました。


デジリハACADEMYの目的

前述の通り、デジリハACADEMYの大きなゴールはデジリハの基礎と応用的な考え方の習得ですが、それにあたり大切な考え方があります。デジリハACADEMYでは、その考え方をデジリハMINDと称しています。

デジリハMINDのご紹介

デジリハMINDとは子どもや利用者・患者様を活動(療育、支援、トレーニング、リハビリ等)の型に当てはめていくのではなく、活動を子ども達に合わせてカスタムしていくという考え方です。
デジリハはあくまでツール。そのツールをどのように状況やニーズに合わせてアレンジしていくか?という逆転の発想を身に着けること、これを最大の目的としています。

デジリハACADEMYの内容

デジリハACADEMYは約10週間、毎週水曜日にオンラインセッションを実施しながら行います。主な内容は

  • 基礎知識のチェック

  • ユーザーからの事例共有及びグループディスカッション

  • 取り組み実践と発表

の3本構成となっています。

基礎知識クイズの様子

初心者の方や児童福祉・医療の経験年数が短い方でも安心して取り組めるよう、先輩ユーザーに「デジリハコンシェルジュ」として参加していただき、悩んだ際は現場目線の意見を共有したり、優しく背中を押してもらう形式をとっています。

第0期生開催報告

2023年10月~12月、デジリアACADEMY 第0期を開催しました。その様子をご報告いたします。

参加者数

第0期ではデジリハを使い始めて1年以上たっている方、導入したばかりの方と幅広いデジリハ歴のユーザーさんにご参加いただきました。
今回は15施設から、計28名の方がメンバー入り。業務経験年数は1年程度の方から20年以上の方まで、職種やバックグラウンドも非常に多彩な構成となりました。

実施内容

1カ月目は基礎知識の確認として各センサーやアプリの振り返り、そしてカスタマイズ機能の深掘りを実施。改めて基礎知識を確認することで、活用にあたっての不安が解消されたという声をいただきました。
2カ月目はユーザーさんから議題を提供いただき、「実際に経験した困ったこと」の疑似体験と解決のための考え方をグループワークで議論しました。
0期では

  • アスノバ 放課後等デイサービス様

  • くえるぼキッズ様

に議題提供をいただきました。

ユーザーさんから頂いた困った事例(視線入力アプリの導入方法について)

卒業発表

ACADEMYの締めくくりとして、各事業所の取り組みを5分程度の発表にまとめていただきました。特定のお子様や利用者様に対する取り組みをまとめるもよし、施設内での定着など運営上の取り組みをまとめるもよし。ともかく身近な困った!に目をつけ、その解決方法を思考するというデジリハACADEMYで繰り返し実践してきたテーマを中心に、発表課題を各自組み立てていきました。

卒業発表は非常に個性的で

  • 書字訓練や道具を使う課題に対する苦手意識が強いお子さんに成功体験を積ませる工夫

  • 感覚過敏のお子さんが自分から物に触れるようになる促す取り組み

  • ADHDのお子さんが待つこと・相手を意識する姿勢を身につけるよう促す取り組み

  • 野球プレー上達を目指し、体幹と下肢筋力強化を行うプログラム

  • 特別支援学校での運用方法について

など、様々なテーマが選ばれました。オリジナル動画に発表をまとめてくれた事業所様も!それぞれが普段の取り組みを振り返り、深い考察を組み込んだ素晴らしい発表でした。

参加者からの声

デジリハACADEMYを卒業し、28名のデジリハマイスターが誕生しました。
参加者の皆様からは、

  • デジリハを使う時の環境設定や、ルール設定を考える際の幅が広がった。新たな発想の視点が持てるようになった

  • デジリハユーザーの創意工夫にとても刺激を受けた。子どもたちと一緒にトライしてみることを継続したいと思った

などの声をいただきました。

今後の展開

デジリハ×ユーザー、ユーザー同士がエンパワメントしあう場として、今後もデジリハACADEMYを継続するとともに、発展の場として「デジリハCOLLEGE」を設置。さらなる進化の機会とネットワークを提供いたします。詳細はおって更新してまいります、お楽しみに!

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