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【2023年4月号】ダイスのお便り「さいの目」



ダイスプロジェクトの、普段はあまりお目にかかれないプロジェクトの裏側やスタッフの素顔、社内で起こった驚きのエピソードなどを毎月最終日にお届けしています。

「さいの目」とは、サイコロのこと。
サイコロのように多面性のあるダイスプロジェクトの視点で、日常の何気ない風景に彩りをプラスしていきたい、という思いを込めて名付けました。

みなさまのホッと一息タイムのお供に、お楽しみください。


目次

1.最近のダイス
2.幸せな仕事 vol08『にぎわいのデザイン。』
3.私、こういうモノです『澤田 豊』
4.楽しい業務連絡


春。年度末を抜け、寒さの緩みと共に表情も和らぎ出したメンバーたち。ふとした瞬間の一枚を切り取りました。

袋を頭に乗せておどける原さん。春の陽気に誘われて?原さんのお茶目具合も4割増
おやつを前に、にっこりわくわく鳥居さん。狙いはもちろん、春の味覚のさくら餅
「似合ってる」!アンブレラカラーのイメチェンを褒められ、笑顔の花咲く佐藤さん
小石さんから卒業振る舞いのシュークリーム。13年間の思い出話に花が咲きます

来月はどんなできごとがあるのやら?
お楽しみに!


vol.08
にぎわいのデザイン。

普段はモノトーンの街の通りが真っ赤に染まった。そこに集ったたくさんの笑顔を見た時、街のにぎわいは、やはり、通りを行き交う人々の数と、その人たちが何を楽しんでいるかで作られているのだと実感した。

オフィス街として利便性や効率性を重視した比較的クールな印象のある「はかた駅前通り」。移動として通ったことはあるけど、まち歩きとしてぶらついたことはあまりないのではないだろうか。みんなどこかに向かって移動しており、その場を楽しむ風景はあまり見られない場所だった。
このエリアで数年前から、歩いて楽しく、にぎわいのある通りになるための実証実験がいろいろな形で行われている。

活動主体は、博多駅を中心としたエリアマネジメント団体「博多まちづくり推進協議会」。 街に賑わいを作り出すことを課題としてあらゆる取り組みをされており、この活動の一環として「ハカタストリートバル」というイベントを開催されている。

ダイスプロジェクトは、2015年から協議会の皆さんと一緒に博多エリアの活性化に取り組んでおり、ハカタストリートバルの企画・デザイン・設営・リーシング・運営等を行なっている。

2015年から、通りを使った様々な実証実験を展開

そして、今年、コロナ明け初となるハカタストリートバルは、博多コネクティッドの進行や、地下鉄七隈線沿線の開通など、はかた駅前通り周辺のまちづくりの機運が高まっている状況の中で、さらなるにぎわいづくりを目指し “注目性の高いメディアとなる公共空間”をデザインコンセプトとした。ポイントは博多独楽をモチーフにした「博多まちづくり協議会」のコンセプトカラーである “赤(朱色)”、モノトーンの多い街並みに楽しく映える空間演出とした。

赤いストリートファニチャーが並んだ通りは独特の活気に溢れた
ハンモックシートタイプはカップルに人気
街の景色がたっぷり楽しめるカウンタータイプ
酔ってないのに頬がピンク色になるテーブル席

空間デザインのディレクションを担当した小野は、「敷地の枠にとらわれずエリア全体がステージとなるので、デザインの展開の可能性が大きく、これぞ“まちをデザインできる”という実感。そして、通る人がどういう感情でどういう動線をたどり、どうくつろぎ、どう楽しむのかという感情と行動のデザインがこの仕事の醍醐味だった」と語る。

「ビルの1階が街を作る」と言われるように、街のにぎわいづくりのための「通り」の役割は大きい。次の世代にどんな街をバトンタッチしていくのか、そういうことを赤いハンモックでつらつら考えることができたという幸せな仕事。

クライアント:博多まちづくり推進協議会
プロデュース・プランニング:岸本拓郎(ダイスプロジェクト)
リーシング・出店者管理:都甲美智子(ダイスプロジェクト)
空間デザインディレクション:小野洋平(ダイスプロジェクト)
空間デザイン:小石俊輔 (ダイスプロジェクト)
空間デザイン:原 昌平(ダイスプロジェクト)
ツール制作:藤 尚人(ダイスプロジェクト)
設営:坂神修三(JIJI)
写真:勝村祐紀(勝村写真事務所)


豊かさを研究するのがライフワーク
澤田 豊 Yutaka Sawada

大分出身の32歳、愛する妻と娘との3人暮らし。
大学進学で福岡に進出、建築を学び、アトリエ系建築事務所で修行し独立。故郷の大分で個人事務所を立ち上げ建築設計に携わってきました。
個人事務所時代は、時間を自由に使え家事や子育てに参画できたのはよかったけれど、ふと仲間が欲しくなりダイスプロジェクトの一員となり、1ヶ月半が経過。
入社早々のイベント設営現場初体験など、刺激的な日々を過ごしてます。

最近購入したテントでお泊まりキャンプデビューしたい!

これまでは個人対個人の住宅設計に携わってきましたが、これからは楽しい仲間たちと一緒に、豊かな暮らしを実現できるまちづくりを目指して、設計の仕事に取り組みたいと思ってます。
入社早々ありがたいことに、福祉事業所の設計2件を担当させていただいています。関わる人みんなの豊かさを追求していきたいです。

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2023年5月に予定しているイベントやオープン情報などをお知らせします。

◆あかつき舎
鹿児島の漬物屋さん「ニチデン漬物の里」がカフェ&物販の「あかつき舎」に生まれ変わりました。ダイスプロジェクでは、既存のコンテナボックスを活かした什器デザインでお手伝いさせていただきました。

所在地:鹿児島県南九州市頴娃町別府845番地
物販部分リニューアルオープン 4月18日(火)
飲食部分オープン 4月28日(金)

公式Instagram: https://www.instagram.com/akatsukiya1/

◆ドルチェかき氷 熱捨 -netsu sute-
ローカルスーパー「ダイキョープラザ」発の期間限定かき氷専門店『熱捨』が、今年も5/13(土)にグランドオープン。ダイスプロジェクトにて空間デザインをさせていただいてます。
ショップの詳細情報は近日公開。熱捨のInstagramをチェックしてね。

公式Instagram: https://www.instagram.com/netsusute/

◆DICE OPEN TALK(ダイスオープントーク) vol.4
お仕事でご一緒させていただいた方々をゲストに、プロジェクトの歩みを振り返るトークイベントを開催します。
テーマ:地下鉄七隈線・櫛田神社前駅における公共空間の装飾デザイン(仮)
日時:5月26日(金)16:00-17:00
場所:URBANG TABLE( 福岡市中央区天神4丁目3-30 天神ビル新館1階

ダイスプロジェクトFB: https://www.facebook.com/diceproject