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第38回(2023年10月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート

新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年10月度で38回目となりました。

今月も結果をレポートにして共有します。

プログラミングコンテストを試してみた経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。

ルールの説明

プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。

配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。

プロコンを行っている理由

新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングが得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。

今回の結果

参加者は計36名です(入社1年目が20名、入社2年目が16名)。

出題は5問で、内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問です。合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。

使用言語の分布

利用言語の種類はかなり絞られてきました。Pythonを利用する方が7割を超え、次点でPHPです。記述量の少なさやPython(Django)を使ったプロダクトの多さが理由に挙げられます。

回答の傾向

1問目は簡単な演算子の問題でしたが、記述の量が多少必要であったため10分間の中で完了できなかった方がいました。

3問目はグリッドの問題でした。各マスには数字が書かれており、その数字が全体の平均を上回っているかを判定するというものです。出力形式がグリッドであることも難しいポイントでした。

4問目は文字列操作に関する問題でした。文字列Sとそこから1文字だけ取り除いた文字列Tが与えられます。取り除かれた文字が何文字目であるか、可能性がある個数を求めるものでした。

5問目は閃きや数学的センスが必要な難問でした。コーディング量は必要がないですが、ロジックを導き出すのに苦労していました。

平均点は62.5点です。最後の問題が非常に難しかったですが、満点の方は7名いました。4問目の30点問題の正答率が高かったため平均点も高めとなりました。

今回の取りまとめと次回の話

5問目の解法について、解き直し会の中で議論がありました。難しい問題を理解しようと、意見を出し合う姿が印象的でした。

次月は文字列操作の問題が最も難易度が高いです。頑張っていきましょう!

前回の結果

新卒採用に興味をお持ちの方へ

弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。

以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。

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