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第36回(2023年8月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート

新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年8月度で36回目となりました。

今月も結果をレポートにして共有します。

プログラミングコンテストを試してみた経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。

ルールの説明

プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。

配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。

プロコンを行っている理由

新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングが得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。

今回の結果

参加者は計35名です(入社1年目が19名、入社2年目が16名)。

出題は5問で、内訳は難易度1が2問、難易度2が1問、難易度3が2問です。合計難易度が10のため、100点満点で制限時間100分です。

使用言語の分布

同じ言語を利用している同僚と研修や解き直し会の場でライブラリの使い方をレクチャーし合っています。

回答の傾向

2問目は難易度が1ですが、10分という制限時間の短さが正答率を大きく下げました。増減する数字を繰り返し処理の中で管理する必要があり、難しかったと思います。

3問目は指定のゲームでの最小ポイントを求める問題でした。

4問目は与えられた数列から要素を選び、選んだ要素の和として考えられる値の種類を求める難問です。組み合わせは難易度の高い問題で頻出するので、重要です。

5問目は座標の移動を繰り返す中で、一回以上訪れた格子点の個数を求める問題でした。30分使える事もあり、正答率は50%を超えました。

平均点は54.9点です。前回からは少し下がりましたが、全体の底上げが進んでいます。新卒同士の会話でもプロコンの話題が挙がる事が多いそうです。

今回の取りまとめと次回の話

配列のようなデータ構造の要素を順に走査していく繰り返し処理(イテレータ)について取り組んでいる方が多い印象でした。

標準入力から、ロジックを組み立てるところまでは全員がこなせるようになりました。来月以降も頑張っていきましょう!

次回は文字列操作の問題などを出題予定です。

前回の結果

新卒採用に興味をお持ちの方へ

弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。

以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。

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