早稲田大学大学院|アルゴリズムの研究とLaravel Duskでテスト自動化|札幌の長期インターンシップインタビュー
自己紹介・プロフィール
早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 修士2年 張 航 24歳
2023/2/6 〜 2023/3/2 (週28時間)
張さんのライフスタイルインタビューは以下記事をご参照下さい。
参加したインターンシップ
PHP/Laravelでウェブアプリ開発を行いました。
中国から早稲田の大学院へ。アルゴリズムの勉強
出身は中国の福建省です。大学からプログラミングの勉強を始め、C++でアルゴリズムについて学びました。卒業研究では画像処理を扱った内容について取り組みました。
技術向上と同時に日本語学習もしたかった為、日本の大学院を志望しました。自分のやりたい研究内容が早稲田の大学院にあり進学を決めました。
大学院では工場で扱われる部品の形状に着目し、その特徴を検出する研究を行っており、アルゴリズムを構築して実装しました。
検出するアルゴリズムが既に提案されていますが、ハードウェアに搭載すると速度が遅くなります。1mm秒を競う速度が必要なため、アルゴリズムの選択と改良が重要です。
部品を見る範囲も、速度と精度に大きく関わるため考慮する要素が多く大変です。ただ、自分で考えて新規性を探るのにやりがいを感じながら研究を進めています。
インターン参加のきっかけ
学部生時代からプログラミングを学んできましたが、現状のスキルでどれ程実務ができるか気になったのがきっかけです。
日本での就職を希望していたため、就活サイトでインターンを探していたところダイアモンドヘッドを見つけました。
過去インターン生のnote記事を読み、様々な人が参加されている点が面白いと感じ応募しました。
業務内容
利用ツールについて
コードを共有するツールとしてBitbucketを使用しています。チームの過去のコミット状況がタイムライン上で表示されるのが良いです。
仮想環境にはDockerを利用しました。用意されたコンテナの中でプログラムを実行するためチーム内で共通した環境を使用出来ます。
Laravel duskを用いてブラウザテストの自動化プログラムを実装しました。自動化と同時に、テスト実行した際に該当する画面も出力することができます。入力した値を元に表示内容も自動で反映されるため、非常に便利だと感じました。
印象に残っているタスク
商品在庫検索ページの画面遷移やレイアウト情報について、Laravel duskを用いてテストコードを書いています。初めて触れるものが多く、なかなか上手くできませんでした。
各画面を構成するHTMLファイルを分析し、商品情報や実装の流れ、データベースの内容などを理解しながらタスクに取り組む必要がありました。
現在はduskのBrowerメソッドを用いて、機能ごとにテストケースを書いています。この機能を搭載する前までは手動で行っており利便性の向上に貢献できて嬉しかったです。
働いてみて
最初は日本語でのコミュニケーションが難しかったです。技術や仕事で悩んでいたものの、なかなか相談できずにいました。
一方で、問題を少しでも早く解決するのが最も大切なことだと感じ、困ったらすぐ相談するようにしました。最初の頃に比べると円滑なコミュニケーションが取れるようになったと思います。
会社の印象
若い人が多く全体的に雰囲気が良いと感じました。チームメンバーも親切で話しやすかったです。
オフィスの中がとても綺麗です。窓から見えるテレビ塔や山などの景色を眺めながら業務できる環境が非常に良いと感じました。
今後やっていきたいこと
今回のインターンシップを通して働く環境の大切さを実感したため、業務内容だけでなく、雰囲気も重視して、自分がやりたいことを見つけて行きたいです。
フロントエンドのテスト実装メインだったので、バックエンドやサーバーサイドなどについても独学で勉強して開発の幅を広げていきたいです。
また、残りの大学生活のうちに色んなところに旅行に行きたいと思っています。札幌にはまた来たいです。
インターンシップの参加者へメッセージ
長期インターンシップを募集している企業が少ないため、インターン生の記事等を見て、興味を持った方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
運用しているシステムを扱える点もとても面白い点だと思います。社員に囲まれて働く環境も学生だと簡単には味わえないため、貴重な体験を積んでみてはいかがでしょうか。
インターンシップに興味をお持ちの方へ
募集要項や応募選考フローや良くある質問などの情報を長期インターンシップ募集サイトにまとめました。興味をお持ちの方はリンク先をご確認下さいますようお願いします。
以上となります。ご拝読ありがとうございました。