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【才能と個性大爆発!?】DHU名物・秋のハロウィンパーティーに初潜入。

2022年10月26日。note取材班が駿河台キャンパスに足を踏み入れるやいなや、普段のキャンパスでは聞くことのないセリフが耳に飛び込んできました。

「え~、これ何で出来てるの?」
「めちゃくちゃ似合ってる!可愛い!」

そう、この日は3年ぶりに完全オフラインで開催されたデジタルハリウッド大学(DHU)のハロウィンパーティー。3階エントランスには個性豊かな衣装を身にまとった在学生たちが大勢集まり、いつもとは違う熱気に満ちています。

今回のnoteでは、当日の様子をレポート!才能と個性に溢れた学生たちの衣装・コスプレの紹介を始め、当日の熱い2時間の様子をお届けします。

いつもはジャケットスタイルで伺う取材班ですが、今日ばかりは「大学生のコスプレ」でイベントにもぐりこみます。

会場の様子のレポートの前に!緊張した様子の主催者に突撃インタビュー

時刻は19時。着々と準備が進む会場で、とりわけ一生懸命に現場に指示を出している学生がいました。それが今回のハロウィンパーティーの仕掛け人のひとり、2年の小林さん。開催直前に意気込みを聞いてみました。

——今回の運営のカギを握るのが小林さんだと伺っています。どういう経緯で運営メンバーに?

去年、プライベートでハロウィンパーティーを企画して、12~13人の友人が集まってくれたんです。それが本当に楽しくて思い出に残っているので、大学のハロウィンにもぜひ関わりたいと事務局にこちらからお願いをしました。

去年のDHUのハロウィンパーティーはオンラインとオフラインのハイブリッド開催でしたが、今年は久々のオフラインのみの開催。去年はそれほど参加者が多くなかったので今年も少なめかな?と思っていましたが、今年は予約が必須のイベントではないのにも関わらず既に120を超える予約をいただいたと聞いています。

——今年のハロウィンのコンセプトを教えてください。

今年のコンセプトは「見た目はちょっと怖いけど、中に入るとインテリジェンス」。ロビーにはモンスターなどのいろいろな仮装をした人がいますが、中に足を踏み入れるとピシッとした格好のバーテンダーがいたり、ダンスパフォーマンスがあったりと工夫を凝らしています。表面だけでなく、DHUのことを中までしっかりと見てほしいという願いを込めています。

——駿河台ホールでは何が行われるのでしょうか?

ピアノのソロ演奏、DJ、ダンスパフォーマンス、仮装コンテストが行われます。中でも一番の盛り上がりが予想されるのは仮装コンテストです。先生、プロのコスプレイヤーからの審査があるほか、見学している学生たちも投票できるシステムにしていて、ディズニーリゾートのチケットや動画配信サイトの半年分チケットなど、豪華景品も用意しています。

数多くの応募から厳選なる抽選をして、舞台に立てるのはわずか10人。写真審査などは行わず完全な抽選なので、1年かけて衣装を用意した人も、思いがけず当選してしまった人もいるのではないかと思います。楽しみにしていてください!

メイン会場となる駿河台ホールには、装飾が施されているほか、さまざまな企画が用意されているとのこと。胸が躍ります。それでは早速、ホールへ移動してみましょう!

キャパオーバー寸前!?駿河台ホールの様子

取材班がホールに入ったのは19時半。暗幕で覆われたホールの真ん中にはファッションショーさながらのランウェイが用意され、いつもの明るいホールとは違った、怪しくも高級感のある雰囲気を醸し出しています。

ステージでのイベントが始まるまでは時間があるはずのこのタイミングですが、ホール奥には早速人だかりができています。近づいてみると……。

バーテンダーがお弁当を配っていました!しかも仮装をしている学生限定で、エナジードリンクもゲットできるようです!これは参加するだけでお得ですね。

授業後でお腹が空いている学生たち。衣装に身を包んだまま、ホールのあちこちで「美味しい~」と顔をほころばせていました。お弁当に舌鼓を打ちながら待つこと十数分。時間を追うごとに駿河台ホールには人が増え、盛り上がりを増していきます。

駿河台ホールの様子。右手ではピアニストのソロ演奏が行われています。

素敵なピアノを聞きながらお腹を満たしたら、次は卒業生で元キャンパスPRプロジェクト・山本さんのDJタイム。曲に合わせて身体を揺らしたり、手拍子をしたり。まるでクラブのような空間に様変わりしていました。

続いて、有志の学生6名によるダンスパフォーマンス。出演学生の中には、夏OC2022day2のメインリポーターとして盛り上げてくれた菊池さんの姿も。希望すれば、さまざまな活躍の舞台を得られることが窺えます。さすがDHU…!

ダンス&仮装コンテストでボルテージは最高潮に

20時からはいよいよメインの催し、仮装コンテストのスタートです。今年の出演者は、厳正なる抽選によって選出された10名。

ステージ後方から審査員の前まで伸びるランウェイを歩き、ポージング。最後に、今回の衣装のアピールポイントを伝えます。

工夫を凝らした衣装に観客は大盛り上がり。アピールポイントを聞かれると、

・家にあるものだけで頑張りました!
・今回が人生初めてのコスプレです!
・衣装を1週間で作りました!

と、審査員も驚くような内容が次々と繰り出されます。「すごーい!」「可愛い!」観客席からの歓声が会場を沸かせていました。

審査員を務める梅本先生とコスプレイヤーのお二人。クオリティの高い仮装に、審査も難航しているようです。

3名の審査員と、観客席の学生による審査を経て、いよいよ結果発表。

このコスプレを選んだ理由を「オオカミになりたかったから」と語る白オオカミさん、「塩ビパイプを使って槍を作った」と語るFGOの李書文(ランサー)さん、アピールポイントを「皮膚…」とだけ言い多くを語らなかったパーティーゴアーさんがそれぞれ賞を受賞しました!

最後は、出演者も含めて会場みんなで記念撮影。コスプレのクオリティはもちろんのこと、会場の一体感にも驚くばかりでした。

教室で開催されていた「謎解きコンテンツ」

駿河台ホールが盛り上がりを見せる裏側で、教室では謎解きが行われていました。謎解きの運営を担当したのは2年生の田所 永悠(たどころ ひさゆき)さん。来場者120名のうち40名を超える挑戦者が訪れたという謎解きの舞台裏について伺ってみました。

——謎解き企画をされたのは今回が初めてですか?

以前友だちに向けて開催したことはありましたが、声をかけてもらって学内で企画をしたのは初めてでした。

コンセプトは、怪物対人間。舞台は150年前で、怪物たちが人間を襲い人間は貧しい生活をしていました。ですが、怪物が宴会をしている間であれば油断して怪物たちの持つ機密情報を得られるだろう…人間がそう画策し、この部屋で機密情報を見つけるというテーマの謎解きです。

——来場者の反応は?

コスプレをした学生たちがたくさん遊びに来てくれました。「わっかんね~!」と言いながら何周もしてくれる人も多く、頑張って作って良かったなと思いました。ただ、ちょっと難しく作りすぎてしまい、思ったように進まないところもあって…。

——というと?

本当は、1組30分トライすれば終わる予定だったんです。でも実際には30分経ってもファーストステージもクリアできない方がほとんどで、時間に追われながらの運営となってしまいました。

運営しながら少しずつ改良を重ね、ヒントを増やしたり、声掛けをしたりしながら進めました。最後の30分はよい塩梅の難しさに調整できましたが、部分的には悔いが残る運営になりましたね。同じ謎と言うわけにはいきませんが、謎解きの再演はいつかどこかで必ず実現したいです!

——来年のハロウィンへの意気込みを聞かせてください。

実はお声掛けいただいたのが開催の2週間前とギリギリでした(笑)でも、時間が無い中で準備を進めることで、人に任せることの大切さ、計画性の大切さなども学べました。来年もお声掛けいただけたとしたらできる限りの企画はしたいと思うので、早めのご依頼お待ちしています(笑)!

また、今年の11月26・27日の学園祭でも、僕の所属する劇団らふるが出し物を行う予定です。演劇 × お化け屋敷、という新しい体験をお届けするので、是非遊びに来てください!

「本当に楽しかった!」参加した学生の声

最後に、遊びに来ていた学生の中で特に楽しそうにしていた方たちに感想をいただきました!

2年 ゴールドシップさん(仮名)
本当に楽しかったです!イベントももちろんですが、始まる前に「写真撮ってもらえますか?」と声をかけてもらった時間が一番楽しかったかな(笑)。普段は基本的にシャツを着ているのですが、今日はキャラクター通りのはじけ方をさせてもらいました!
本当は仮装大会に出たかったけど、抽選で落ちてしまいました。また来年、再来年とチャンスがあると思うので、次回は衣装をイチから作って再チャレンジしたいと思います!


2年 りょうちんさん(仮名)
普段はわーきゃー言われることなどないので、自分で準備したもので表舞台に立ち、皆から歓声をもらえるのはすごく気持ち良い体験でした。仮装大会も優勝できてうれしかったです!普段は「りょうちん」という名で音楽活動もしています。こちらもぜひ応援よろしくお願いします!

1年 若草フクロウさん(仮名)
学園祭に出演予定で、今日はその前のイベントということで様子を見たかったのと、ついでに学園祭の宣伝としてチケットを配ろうと思って遊びに来ました。
今日着ているユニフォームは、学園祭でも出展するVRの世界「八番街」を表現したものです。「八番街」とはVRの世界で描くオリジナルの市役所のことで、そのなかのキャラクターの衣装をオリジナルで作り、実際に着てみました。WebサイトYouTubeなども運営しているので覗いてみてください。学園祭もお待ちしております!

大盛況のうちに幕を閉じたDHUハロウィンパーティ2022。最後は「撤収を手伝ってください!」の掛け声に導かれ、運営メンバーに限らずたくさんのキャラクターたちが、お片付けに力を尽くしていました。

本番はもちろんのこと、準備にも片付けにも全力で取り組む。そんな様子に、DHUの学生たちのクリエイター魂を垣間見ました。

来年のハロウィンパーティーも、11月の学園祭も、今から楽しみです!読者の皆さんぜひ遊びに来てください。

▼DHU学園祭

▼DHU 公式Twitter

▼DHU 公式YouTube


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