Tweet Archives 哲学と物理学の覇権争いの無意味さ

個人的にちょっと気になるのは、(一部の)物理学者の反哲学は物理では当たり前、みたいなかんじで言うけど、そういう物理学者より物理で業績がある人たちが哲学をやってるのはどう思うんだろう。物理学をやめた人って扱いなのかな。

— Ken McAlinn (@kenmcalinn) July 11, 2023

アインシュタイン、ハイゼンベルク、シュレディンガーという物理学の最巨頭たちの共通点は（ウパニシャッドや仏教を含むインド系哲学を含めて）哲学に造詣が深かったことですね。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 12, 2023

https://t.co/uXXTqdLtub　ずいぶん昔に読んだが、ここに彼が10代の頃カントの『純粋理性批判』を読んでいたことが書かれている。アインシュタインがやはり10代の頃スピノザの『エチカ』を読んでいたこと、またシュレディンガーがウパニシャッドなどインド哲学に傾倒していたことはよく知られている。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

まあとにかくこの一事だけでも、最近の堀田氏がらみの哲学物理学ヒエラルキー論争のバカバカしさは明らかだ。無意味な論争は辞めた方がいい。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

こういった若い頃の哲学の読書と思索が彼らの創造的な仕事に深く繋がっていったことは明らかだと思う。上記の哲学を文学に替えても同様なことが言えるだろう。もしハイゼンベルクやアインシュタイン、シュレディンガーがそういった読書と思索を経なかったとしたら、あれだけの仕事ができただろうか?

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

現代の量子力学の解釈問題においても最大のトピックの一つは、「位置」に代表される時空座標の物理量（確率変数）とエネルギー・運動量の「確率分布」の不確定性関係をどう考えるかだが、これこそ『純粋理性批判』という次元の転換を経なければそもそも生まれてくるはずのない難問だ。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

不勉強な自分にはこういう議論はチンプンカンプンなんですけど、長澤さんから見て永井先生の哲学も純粋理性批判のように現代物理学の考え方に影響を与えうるものだと思われてるんでしょうか？

学識ないから全くのカンでしか無いけど、自分は「そら与えるだろ」と思ってしまうんですけど。

— 佐藤未悠 (@miyou_satou) July 13, 2023

はい。私の現在作業中の仕事もまさにそこが枢要なターゲットです。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

入不二基義氏の仕事も。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 13, 2023

やはり。

このツイートを見てなんかとんでもない仕事をされてるんじゃないかと思っておりました。

期待しております！
（多分理解は出来ないから期待だけ）https://t.co/hfX5Ecxl7G

— 佐藤未悠 (@miyou_satou) July 13, 2023

ざっくり言うと、 #数学 と #物理学 の違いを物理学サイドから見ると、物理学は単に数学的ではない「物理的な意味」を不可欠の成立条件としている。従って、トートロジーに見えるかもしれないが、物理的な意味がないまたは見いだせない世界記述の数学的モデルは物理学モデルにはなり得ない。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 15, 2023

https://t.co/0f70U6lJgL 上記動画の49分40秒頃から「物理的な意味」の重要性についてヨビノリ氏が語っている。

— 永澤 護/dharmazeroalpha@哲学 (@XlGjfmYpCchopJ6) July 15, 2023