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平和だったころのベネズエラ。10年先か、20年先か、平穏が戻るまで諦めずに支えたい。

写真はいずれも16~17年前に撮ったものです。

高校の卒業式。前は女子、後ろは男子という並びだった
魚の網にかかったワニを調理する。皮を剥ぐと、きれいな白身が出てくる
カメをカウラ川に放流する。自然保護活動の一環。カウラ川は、開高健も釣りに行った場所
夜中や早朝にボートを走らせると、魚がボートの中にどんどん飛び込んでくる。ティラピアもたくさん
コパ・アメリカ(サッカーの南米選手権)の準決勝。野球の強さは世界レベルのベネズエラだが、サッカー人気も高い
「モリチャル」と呼ばれる天然のプールで涼む。モリチャルは、ヤシの木の一種であるモリッチェが生えるところにできる
オリノコ川の河口(オリノコデルタ)で暮らすワラオ族の元気な子どもたち。コロンブスが南米で唯一上陸した場所がオリノコデルタといわれる
サラピアの木の実を拾う女の子たち。サラピアの実は良いかおりがするので、アロマの原料になるといわれる
誕生日のパーティー。ケーキはもちろん手作り。素朴な楽しさ。豪華さはないが、日々の生活に困ることはなかった
エンパナーダの屋台。朝ごはんの定番。お金を気にせず、みんな食べていた
いろんな種をみんなで拾いに行くところ。平和だった日々
モリッチェの実はこうやって落とす
どこにでもある田舎のコンビニ。缶詰め、お菓子、基本的な調味料などがそろう。質素な暮らしも慣れれば十分に満足できた
エンジェルフォールがあるボリーバル州で暮らすペモン族の村。モノこそ少ないが、ふつうに暮らせていた
ポイ捨てされたごみを拾う地元の人たち。経済危機が深刻化する前の大きな問題のひとつは他の途上国と同様、「ごみ(のポイ捨て)」だった
青年海外協力隊の面々。ベネズエラには南米3位の大河であるオリノコ川が流れ、支流もたくさんある

ベネ

ズエラはいまや、米国の通信社ブルームバーグが毎年発表する「最も惨めな国ランキング」で6年連続1位の国になってしまいました。チャベス、マドゥロ両政権の経済政策の失敗で、経済は完全に破綻。世界最悪のインフレ(最大200万%超)が10年以上続くありさまです。

国民の95%以上が貧困に陥り、国民の4分の1近く(約717万人)が難民として国を出ました。もともと悪かった治安はさらにひどくなり、殺人率は世界ワーストレベルに(統計によっては1位)。

ベネズエラにいつ平和が戻ってくるかはわかりません。ただそれまで、ベネズエラ国内に残った人を少しでも助けよう、やり方は寄付ではなく「スペイン語を教える仕事」を通じて、というのが「経済危機で苦しむベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』」です。

〆切はあす土曜日(4月22日)。お申し込みが完了された方を対象に日曜日(4月23日)の夜、Zoomでオリエンテーションを開きます。

詳細はこちら。

【〆切4/22】経済危機で苦しむベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』(5月1日~10月31日) 受講者募集

お申し込みはまだ間に合います。スペインを学んで国際協力しませんか? 初心者から上級者まで大歓迎! JICA海外協力隊の候補生も、OVも!

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