見出し画像

スペイン語を学ぶことが社会貢献! 新しい国際協力のかたち

世界で4番目に話者人口が多いスペイン語(ネイティブスピーカーに限れば、中国語に次いで2番目!)。また、ラテンアメリカを中心に20カ国が公用語としているスペイン語。
 
魅惑のラテンアメリカで使えることもあって、「英語+1」としてスペイン語を学びたいな、と考える人は少なくないはず。ちなみに外国語を始めるのに、日常会話レベルを目指すのであれば年齢は関係ありません!
 
そんな皆さんに朗報です。
 
スペイン語を気軽/本格的に学びながら、しかもそれが社会貢献になるwin-winのプログラムがあります。それが「経済危機で苦しむベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』」です。
 
プログラムの仕組みをシンプルに説明すると、受講者となる日本人は、経済が完全に破綻した南米の国ベネズエラの人たちからオンラインでスペイン語を学びます。生活苦に陥っている講師のベネズエラ人は、スペイン語を教える対価として「適正な報酬」を受け取ります。
 
つまりスペイン語を学ぶことが国際協力になるということ! 寄付ではなく、仕事をしてもらう形で。

『命のスペイン語レッスン』の7つの特徴

①レッスンの質が高い!

 マンツーマンのレッスンですので、旅行などで使う日常会話から基礎的な文法、ライティング、新聞記事などの読解、DELE対策まで、一人ひとりのご要望にお応えします。本気度が高い方、スペイン語と気軽に接したい方、上級者、初心者‥‥すべての方のニーズに個別に対応できます。ラテンアメリカにこれから派遣されるJICA海外協力隊員にとっては現地でよく使うであろうスペイン語に特化して学ぶことも可能です。過去の受講者(延べ650人)からは「レッスンの質はお値段以上。同等のレッスンを日本で受けたら10倍すると思う」と好評を得ています。

②好きな時間に受けられる!

レッスンは好きな時間帯に入れられます。選択できる時間帯(日本時間)は7~12時、19~25時と早朝から深夜まで。平日でも、土日でもOK。ただ経済危機がひどいベネズエラでは停電が頻発するため、通信不能な状況になった場合は振り替えをお願いすることもあります。これはある意味、ベネズエラの現実を知ることにもつながります。

③ベネズエラで何が起きているのかを知れる!

ベネズエラは経済が完全に破綻した国。2023年1月27日時点で、国民の4分の1近い約717万人が難民として国外へ逃れました(シリアは2023年3月時点で550万人)。経済危機のさなか、どんなことを考えながら、どんな暮らしをしているのかを聞けます。もちろん、季節の行事、音楽、食べ物といった明るい話題も(生活が厳しいからといって暗い日々を送っているわけではありません)。スペイン語を使って、日本とベネズエラの暮らしや文化などの情報を交換しても楽しいですね。またラテンアメリカウォッチャーにとっては「左傾化の波」(ピンクタイド)も興味深いトピック。

④経済危機のさなか頑張るベネズエラ人を応援できる!

『命のスペイン語レッスン』のレッスン料の大部分は、「適正な報酬」としてスペイン語の講師や教材制作担当者に渡ります(これ以外に、子どもを対象にしたさまざまなワークショップを開催)。経済危機に終わりが見えないなか、一過性の効果しかない寄付ではなく、きちっと仕事をしてもらうのがミソ。永続的な仕事(ノンストップですでに3年続いています。もちろん今後も)ですので、ベネズエラ側も責任をもって取り組み、その結果、レッスンの質が上がるという相乗効果を生んできました。またベネズエラ人にも「自分で稼ぐ」というプライドがあります。そうしたベネズエラ人を応援できます。

⑤質が高いのにレッスン料が安い!

『命のスペイン語レッスン』の最大の目的は、スペイン語をてこに、経済危機が続くベネズエラ(世界のインフレ率ランキング<ベネズエラは2013年から、2016年を除きずっと最悪>)に生まれた人たちを助けること。日本側の運営費は最低限に抑えています。ですので適正な報酬をベネズエラ人に払っているにもかかわらず、レッスン料は、他のスペイン語教室よりも格安です(ネットでぜひ比べてみてください)。人はだれも生まれる国を選べません。『命のスペイン語レッスン』は、大変な国に生まれたゆえに生活苦に陥っている人を助ける国際協力(社会貢献)にもなるし、まさにwin-winのプログラム。

⑥ラテンアメリカ好きが集まる!

過去の受講者は延べ650人。おかげさまでリピーターの方が多いです(リピート率はおよそ70%)。受講者の属性は、スペイン語を専攻する大学生、JICA海外協力隊のOB・OG、これから派遣される協力隊員、ラテンアメリカにかつて住んでいた方、スペイン語を学生時代に習っていた方、バックパッカー、ラテンアメリカに興味をもつリタイヤされた方までいろいろ。共通項は「ラテンアメリカ/スペイン語が好き」なこと。オフ会では、ニッチなラテンアメリカトークで盛り上がります。これまでにはベネズエラ料理を一緒に作って食べたり、ハンモック体験をしたり、都内のレストランで会食したりしました。

⑦WhatsAppを使うメリットもたくさん!

『命のスペイン語レッスン』ではZoomは使いません。受講者と講師をつなぐのはWhatsApp(世界で最も普及する、LINEのようなアプリ)。Zoomではないので、移動中(極端な話、通勤・通学電車の中)でも、寝転がりながらでも気軽にレッスンを受けられます。また、やりとりのデータ(テキスト、ボイスメッセージ)はすべて残るため復習にも最適。さらに初心者にとっては、Zoomではないので、辞書を使いながらゆっくりレッスンを受けられます。極度の緊張もしないので長続きします。ライティングやリーディングをメインに学びたい方にも適したスタイル。
 
『命のスペイン語レッスン』の詳細はこちら。締め切りは4月22日(土)。

【〆切4/22】経済危機で苦しむベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』(5月1日~10月31日) 受講者募集
 
お申し込み手続きが完了された方を対象に、4月23日(日)の20時から、『命のスペイン語レッスン』の受け方や活用方法についてのオリエンテーション(Zoomを使います)を実施します(欠席の方には録画をシェアします)。不安な方も安心です。