見出し画像

そのハリネズミ おはぎにつき

ハリネズミの病気のはなし

生き抜く強さをハリネズミに学ぶ
うちにはもうすぐ5歳になるお婆さんハリネズミがいます。
名は「おはぎ」、出身は京都のはんなりはんです。
その京女おはぎが、ただいま大変な病に侵されておりまして。。

首側部に大きな腫瘍があり、おそらく圧迫によるものだと思いますが
左前脚があまり動かすことができません。


おはぎが4歳になる少し前の2019年3月、血尿が止まらなくなり
子宮の摘出手術を行いました。(こちらは後日詳しく書きます)

その8ヶ月後2019年11月に左脇腹に大きな腫瘍ができているのを発見し
腫瘍の全摘出の手術を行いました。(こちらも後日詳しく書きます)

そして、前手術から2ヶ月後に首側部の腫瘍発見。。
場所が微妙なので、全摘は難しいそうです。
また、高齢のため手術のリスクも高いとのことで、摘出手術はせずに経過観察しています。

画像2


経緯


昨年11月に行った左脇腹の腫瘍を摘出した直後から、これまでと違う歩き方や餌を食べる量が減ったりなど、明らかに異変がありました。
右後ろ足が踏ん張れないのか、引きずって歩くようになりました。
左後ろ足もあんまりうまく動かせていないようで、ほふく前進みたいにして
前足だけで動く姿を何度も見ました。
この姿を見る度に「ゴメン、おはぎ」と自責の念が浮かびました。

というのも、遡る事2020年の3月に子宮摘出した際に
摘出後の経過含めた確認でレントゲンを撮り、問題ありませんでした。

その半年後の9月に定期検査を受けました。
その際にレントゲンを撮りませんでした。
何でか?
今思えば何でかはわかりません。
大きな病気にはなっていないだろうという気持ちが
私にあったのかもしれません。

獣医師には一通り触診はしてもらったのだと思います。
定期検査の結果は異常無しでした。

飼い主として後悔しかない

結果的に、その2ヶ月後に左脇腹の腫瘍を摘出したのです。。9月時点でレントゲン検査をしていれば、こうはなっていなかったのでは?
後の祭りです。

食事の量も減り800gを超えていた巨体も630gくらいになりました。

まあ、こんな書き方するとすごく弱っていて、もう死んでしまうのではないかとお思いの方もおられるかも知れません。
なんか、ちょうどよく上の写真も遺影っぽい色使いの写真ですし。。

おはぎさん元気です

毎日1回私がすり鉢でありとあらゆるフードをミックスした「スペシャルブレンドペースト」を強制給餌されているけど!
脚があまり動かないので筋肉が固まらないように、毎日夜に30分くらい足のマッサージ受けて爆睡してるけど!

おはぎさん元気です!

ミルワームは8匹食っています!(異論を唱える方多そうですが、ここにきて少し偏食出てまして、好きなものをあげています。)
シルクワームは800円も出して買ったのに、全く食べません!クソッ!

おはぎさん元気です!

ペットを飼うということは、人間のエゴか。

エゴだと思います。
それはわかっています。
でも、少なくとも今経験していることは
私にとって、家族にとって、とても重要なものだと感じています。
生命とは?とかそんな大袈裟でカッコの良いものではないけど
「生きること」というものを考えさせてくれています。

いつもいつも生きるということを感じさせてくれます。

少し餌を多く食べるとめっちゃ嬉しいですし
大きいウンチが出ただけでも
オシッコする時、決まった場所に体を引きずって向かう姿を見たときも
すごく生きてるなぁって感じます。
それほど遠く無い最期の時まで、しっかりと看届けます。

画像1

ちなみにトップのロゴは私からおはぎへ、チャチャっと描いたものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?