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テレワーク徒然

はじめに。テレワーク自体は勤務体制の選択肢になりつつあるが、うちのようなケースもまぁまぁレアなのでは。

何かの参考になるかと思い記録する。

2020年4月~「感染症拡大防止」のためテレワークと分散出勤を実施中。

【体制】A.テレワークメンバー(週四) B.分散出勤メンバー(週5勤務を3にしてずらして勤務) C.常勤メンバー(店舗勤務。週4または週5)

テレワークをした側Aの目線での記録である。

【課題】あるある。【対外/対内的】ともに発生。

【対外的課題】

①連絡方法に困った。社内メールはOutlook,固定電話。サブアドレスで対応するものの、どうしても「電話でのやりとり」が必要なシーンがある。顧客の性格上もあるが、「行間を読む」ような作業や「あたたかみ付与」として「電話」がツールとして機能していると感じた。

反して社用携帯電話の必要性。①を踏まえると特にプランナーの自分には電話は必要だが、「メール」「オンライン会議」で事足りた顧客がいるのも確か。また、もしある場合。弊社は「看板デザイン」を行っているため遠隔地での施工や業務の際に連絡手段として出番はあるが、年間での「遠隔地」案件の発生頻度を考えると必要か微妙。正直、導入しても費用対効果が疑問。

③「オンライン会議」普及の差。正直、「コロナ禍」で「販促」の相談件数は減ったのだが、その中でも発生するものは「来店する」アポでのお客様がほとんどだった。すでにやり取りがある会社でも「オンライン会議」に移行したものと旧来方法のままが混在。スムーズに移行したのは全体で2割という感覚。

【対内的課題】

ここからは課題と「気づき」を。

①コミュニケーションの難しさ。業務連絡はSlackを用い、週一はzoomでのオンライン会議、「コロナ禍」以前より使用のLINEではライトな連絡を行いコミュニケーションは密にしていたつもりだったが、これがなかなか難しい。【対外的】①と同様の感想をここでも持つ。「業務指示」や「共有」を「処理」としてスムーズに運べる分、ドライに進む印象がある。意図的に「あたたかみ」や「人間味」を出す必要があるのかもしれない。

業務ツールとの距離感も大事だ。テレワークしている側はSlackが社内の様子をうかがえる唯一のツールになりがち。

でも出勤メンバーからしたら「店舗でないとできない仕事」をするために出勤している。

自然、始終業務ツールに張り付いている事は不可能。お互いがそれぞれの状況を分かった上で「業務」を流すツールにしないといけない。特に顔が見えない自分が流す指示が「ハラスメント」にならないか。これは今も気を付けている。

②顔を合わせる機会の重要さ。週一のzoom会議、カメラ上でも顔を合わせるとリフレッシュになる。ちょっとした「メンバーの今日のマスクがかわいい」とか「常勤メンバー越しに見える変わらぬオフィス」にほっとしたり。が、ベタな例えだがまさに心のビタミンになった。

また、弊社は現在「テイクアウト(勝手に)応援プロジェクト」をしており、報酬で飲食物をいただいていたのでごく時々オフィスに受け取りに行ったのだが、(受け取りはもちろん「三密」を避けた方法で)その数分でも「リアル」に「メンバーと顔を合わせる」と手先からじんわり血行が良くなるようなリフレッシュになった。

ウキウキで帰っていたのは「食べ物」のせいだけじゃない。

③情報のシャワー浴の気付き。プランナーの仕事ってふだんの雑談から「たくさんのヒントを得ていた」こと。現代人は通勤や移動、人と関わる事で何十、いや何百もの情報を交換しているようだ。「情報」として受け止めていないことが「なにか」のスイッチを押すので、このシャワーはすごい。

【総論】

「仕事の効率はアップ!リアルは失った」というところ。

弊社は全員「自家用車通勤」。また出力機が鎮座しての各作業スペースのある店舗のため、フルメンバー出勤しても1平方メートルあたりの人数は少ない。そのため二密を避ける点でも始めた体制ではある。

結果、今の体制は「新しい生活様式」に沿っている。

【課題】でも触れてるが「雑談ゼロ」になり効率はぐっとアップ。でも社内のコミュニケーションは薄まったのかもしれない。

不意打ちで自分に「雑談」が降られたり、ふと自分も「なにかつぶやいて」雑談を始めたり、が影響を与え与えられつつ。であったと言える。

「全員がテレワークの職場」とはまた異なる記録だと思う。また弊社の場合、常勤メンバーはメンバーで気になる事や「やりづらいこと」があるはずだ(突然、隣の席の人がいないがデフォルトになったり、ふと業務分担しようとしても「ふりたい相手」が休日だったりした訳で)

データのクラウド化希望やメールのメーラーもネット上にある方がヨシ、とかは恐らく他の方が書いているでしょうし割愛。

これから必要なコミュニケーションのもうひと要素。

ちいさな一歩。Slackにはスパイス程度に絵文字をいれたり、オンライン会議では「人間味UP」をはかる?3密が避けられているなら「マスク無し」「表情が見えるよう」画面上でする。話者に対して自分はマイクオフでもうなづいたりと画面で「見えるリアクション」を。というところだろうか。(話す側もお地蔵さんに向かって話すみたいだとつらいよね。)

最後に息抜きを。

平日5日間で全く同じ服か同じコーディネートをしないポリシーだったが、気が付くと同じ格好に。(月曜日と木曜日は同じニットにパンツスタイルみたいな。)服装まで効率重視に。。

仕事部屋の都合上、日中の天気が分からない。(雨音が強くないと雨自体に気付かなかったり)

自然、服装も実際の天気とギャップが。出勤していた方が「季節感をとりいれた装い」だった。

あらためて「服を着る」ことも無意識下で「だれに会うか」「どこに行くか」と強く結びついていたんだなと…服を着るのは人間だけ。だもんね。


予定ではもうしばらく続く体制、おもしろい発見が多いので記録したい。

メリットも多くある。そのあたりも機会があれば書こうと思う。(2020年5月20日現在)長々とここまで読んでいただきありがとうございました!

テイクアウト勝手に応援プロジェクトについてはFacebookでも最新情報をUPしております。


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