なぜ、あなたは○○なの〜? 何があなたを○○させているの〜?と聞かれてわかったこと

英語を勉強していて、気づいたことがある。

「なぜあなたは、○○なのですか?」
「なぜそれは○○なのでしょうか?」

と聞く時に、すぐに思いつくのは、why〜?という疑問詞。
日本語では、人を主語にして「なぜ」を連発する。

そんなに、なぜ?と聞いてこないで……まるで私が悪いみたい。
なぜを答えられなかったら、そこを考えていないから解決しないんだよ、と言われているような気がしてくる。
そして、確実にへこむ。。。
相手を責めているように感じる。人は判断・評価・分析される、と思った瞬間本当のことを言えなくなる。


そんな時に知った英語表現……
状況・人に対して「なぜ」という問いをニュートラルに投げかける表現

「What makes you〜?」とか「What brings you〜?」と聞けば、「何があなたをそうさせているの?」とか「なにがそれをもたらしているの?」というように、目の前のあなたを指してではなく、背景を尋ねる質問をしていることになる。

俯瞰的な視点から一緒に考えるための質問、目線、と言い換えられるかもしれない。
そうすると、心理的な安全性が保たれて、自分が責められているかもしれない、という感情を相手に抱かせずに済む。
自分が傷つきやすい性質であっても、「何がそうさせているんでしょう?」と聞かれたら、少しずつ口から言葉がついてくるかもしれない。

語学を学ぶことは、言語体系、思考を学ぶことだ。
他の言語を学ぶと、日本語にはない表現に出くわすことがある。
そんな時、その言語がどんな風に世界を見ているのか……考察してみると、自分の視野が広がり、世界が広がる。

語学ができると、海外の人と友達になれる以外に、自分の内側の世界が拡張する。だから、私は語学を学び続けたい。
フランス人がどんな世界を見ているのか、北欧の言語、ロシア語など、どんな世界観が日本のそれとは違うのか……など、海外の友人たちと話ができたら楽しいな。



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