電子姫

作品鑑賞、備忘録。その他もろもろ。

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真のお金持ちは性格が良いのか悪いのか

貧すれば鈍する…という言葉があるけど、お金が無いと心の余裕を失って人格に関わる部分に問題が出るという考え方についての話を度々目にする。 そこで、最近ふと思ったことがある。 “本当に沢山稼いでいるお金持ちは心に余裕があって良い人が多いけど、中途半端なお金持ちはダメ”という考え方。 私は、この考え方に長年賛同していた。 でも、最近これって自論を強化する為に変なバイアスをかけているんじゃ無いかなあ…って疑問に思った。 つまり、“真の大金持ちは良い人”という結論に達する為に、

    • とある詐欺師とのお話から始まるお話(4)〜過去を捨てる難しさ〜

      モラハラやDVや虐待などで何年も何年も加害者と関わってきた人の中には、その過去のトラウマから解放されるのには時間がかかる人もいる。 私もその一人だったりする。 トラウマとの向き合い方について、傷付いた心の回復について調べていると、PTSDという言葉に必ずぶつかる。 かつてPTSDというのは、一般人の日常によるトラウマではなく主に戦争経験のある兵士のトラウマによる症状をさしていたらしいけど、今はトラウマによって精神を病むのは兵士だけではないよね…という感じになってきている。

      • とある詐欺師とのお話から始まるお話(3)〜解放後の問題〜

        あの詐欺師は私にモラハラしながら詐欺をした理由について警察に「うつ病で働けなくて…お金の為に…」と説明したらしい。 働けないほどの精神疾患があるならなぜ福祉支援を受けるなりなんなりして質素に平和に暮らす道を拒んだのか?と思った。 自分が、あの詐欺師を最初に頼ってお金を騙し取られたのは“障害年金や生活保護や精神医療を受ける事で、悪い事をしてでも他人からお金を取らねば生きていけないみたいな状態から解放されたい”という思いもあったからだ。 それなのに、詐欺師は“うつ病で働けな

        • とある詐欺師とのお話からはじまるお話(2)〜洗脳その2〜

          多分、もっと潔癖な人間なら前に書いた様な洗脳の影響は最小限に抑えられたのではないだろうかと時おりなんとなく思う。 私は二十代になる前から「これってもしかして不正行為なのでは無いか?」と疑問に感じる様なお金に関する事を親に「これをやって収入を増やさないと生きていけない!」と叱られながらやってきた経験がある。 両親との生活では、(今思えば収入の量というよりも親の支出コントロールの問題だった気がするが)小学生の頃から電気・ガス・水道の3つが時々止まり、ずっとお金に困っていた。

        真のお金持ちは性格が良いのか悪いのか

        • とある詐欺師とのお話から始まるお話(4)〜過去を捨てる難しさ〜

        • とある詐欺師とのお話から始まるお話(3)〜解放後の問題〜

        • とある詐欺師とのお話からはじまるお話(2)〜洗脳その2〜

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        • 愚痴のような何か
          4本

        記事

          とある詐欺師とのお話から始まるお話(1)〜洗脳その1〜

          宮崎と名乗る人物と、二人で仲良くメイド喫茶で遊んだ後……まさか架空請求をされるとは……。 REALITYとX(Twitter)とLINEで、ずっと交流していたけど……こんな感じになるとは思っていなかったわ。 自分の事務所のオーナーは気性が荒いから怒らせたら死ぬより苦しい目に遭わせるぞ…と脅されていたので、かなり怯えていたのだが、 警察からは、相手が言っている会社;NPO法人自体が存在しない(つまり、そこのオーナーと呼ばれる人物も存在しない可能性も高まった)と聞いたのと、詐

          とある詐欺師とのお話から始まるお話(1)〜洗脳その1〜

          コジコジ第8〜19話

          お正月スペシャルを除いた第8話から第19話までを見た。 だいぶ自分の中で、コジコジ独特の世界観が“当たり前のもの”として馴染んできた感じがする。 製作者からの教訓らしい教訓を押し付けられる感じもあまり無く、暴力的な事もあまりないので、癒される。 コジコジがどんなに非常識でアホなことをしていて、周りがイラついたり怒ったりしても、コジコジは特にこれといってボコボコに罰せられる事も無く飄々と生きていられている……実に羨ましい。 しかし、そんなユル〜い世界観の中で、一人黙々と一

          コジコジ第8〜19話

          コジコジ第6話と第7話

          何話にわたって引っ張ってきた“神様”のネタ……とうとう物知りじいさんの嘘がバレるかな?とハラハラさせておいて、やっぱりバレずに最後まで物知りじいさんは物知らぬじいさんにはならずに物知りじいさんのままでいられた。 物知りじいさんって、多分子どもよりも大人の方が共感しやすいキャラクターだろうなあ……と思う。 自分の社会的ポジションを守る為に付かないといけないウソというのは多かれ少なかれある。 ただそれは建前上では良くない事とされているので、やしろあずきの様なインフルエンサーが

          コジコジ第6話と第7話

          コジコジ第5話『手紙を書く』

          第1話で主人公コジコジが放った「コジコジは生まれた時からずーっと、将来もコジコジはコジコジだよ。」という名言の真理を再確認させられるエピソードだった。 このエピソードの中で、コジコジは両親に手紙を書こうとするも、両親の存在を知らず、改めて親を知らない孤児の様な状態である事が描かれた。 普通なら、ここでコジコジの孤児としての哀愁とかが描かれると思うけど、そこに少しひねりがあった。 コジコジには、“〇〇の〇〇さんの子供”という概念が無いのに、“かわいそうな孤児”という空気感

          コジコジ第5話『手紙を書く』

          四肢損壊が当たり前の子ども向けアニメ『ガラクタ通りのステイン』と『ポピーザぱフォーマー』

          キッズステーションで放送された増田龍治監督によるTVアニメシリーズ2作品を久しぶりに数話ほど見ていた。 悪癖や非行を意味するVICEという単語を冠している報道機関で、増田龍治へのインタビュー記事が載っていたから、それも合わせて読んでいた。 https://www.vice.com/ja/article/evkjqj/popee-the-performer インタビューで「キッズステーションの担当者が、どこからか出向してきた、ある意味素人だったんです。なので、これは放送し

          四肢損壊が当たり前の子ども向けアニメ『ガラクタ通りのステイン』と『ポピーザぱフォーマー』