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とある詐欺師とのお話から始まるお話(1)〜洗脳その1〜


左が私、右が“宮崎”と名乗った詐欺師


宮崎と名乗る人物と、二人で仲良くメイド喫茶で遊んだ後……まさか架空請求をされるとは……。

REALITYとX(Twitter)とLINEで、ずっと交流していたけど……こんな感じになるとは思っていなかったわ。

自分の事務所のオーナーは気性が荒いから怒らせたら死ぬより苦しい目に遭わせるぞ…と脅されていたので、かなり怯えていたのだが、
警察からは、相手が言っている会社;NPO法人自体が存在しない(つまり、そこのオーナーと呼ばれる人物も存在しない可能性も高まった)と聞いたのと、詐欺師側に今後は私に一切連絡しない様にと言ってもらえて助かった。

さて、普通ならここでお金の返還を求める為に弁護士を間に挟んで民事として交渉してお金を取り戻して私のゲッソリした財布をパンパンにするか、そのままその様な手間をかけずに取られたお金のことを忘れて平和に過ごすかの二種類に分かれる。

しかし、私は前者がしたいわけではない。詐欺師には私から取ったお金を私には一銭も渡してほしくないから、悩んでいる。

私が悩んでいる理由について、読者に理解してもらうには、多分こうなった経緯について話した方が良いと思う。


箇条書きにして説明すると以下の通り。

音声配信アプリREALITYで、私(ハンドルネーム“電子姫”)と詐欺師(ハンドルネーム“C.C”)は、趣味であるアニメの話を通して仲良くなった。
多分、知り合ったのは今から三年以上前の事かと思う。



その後、X(旧・Twitter)で私(電子姫)と詐欺師(C.C)は、相互フォロワー関係となった。
私がその後作ったサブ垢(敢えてハンドルネームは伏せる)でも相互フォロワー関係となる。
Twitterでの相互フォロワー関係は、詐欺師が自らのアカウントを削除した2023年まで続いていた。約二年半の相互フォロワー関係だったと思う。



REALITYで知り合った頃から何年にも渡って、詐欺師は自分は教員免許を持っている元教師で、児童養護施設を何件も持って管理している“オーナー”と呼ばれる人物の下で働いているという話を再三し、知的障害を持った子供・元教え子などに自分はこれまで色んな厳しい課題を与えたり人生アドバイスをしたりしていると、私も含めて周囲の人たちにずっと話していた。
そして、詐欺師は自ら自分がよく遊びに行く実在の場所(アニソンバーよろずや、満マル堺東駅前)の話もTwitterでよくしており、実在する複数人の人間(堺EastFes2024『アニソンテンペスト』主催者の戸田太郎や、アニソンバーよろずやで働いていたホステスさん等)ともリプ欄でやり取りしていて、そういった人達から「あなたの奥さん、あそこで見かけましたよ」などというリプを貰っていたのを私は何年にも渡って見ている。

私(電子姫)が毒親家庭で困っている事を見抜いた詐欺師(C.C)は、「お前の母親は、頭がおかしいから」と言って親元を離れる様に提案し、「大阪に来たら後は全部こっちで用意しておくから、とりあえず一旦その家を出ろ」と一年以上かけて何度もこういう提案をしてきた。

ようやく私が毒親から離れて家を出られたのが、2023年の5月頃(うろ覚え?)。
私は、当時ネットで知り合った彼氏の家に住まわせてもらうことになったが、彼氏の住んでいる所がペット不可だと彼氏から聞いていた為、ネットで知り合った別の人の友人に飼っていた猫を預けた。

家を出てから3ヶ月後の8月頃、彼氏がお金を出してくれたおかげで、ペット可のアパートの契約が出来る様になった。
しかし、その知り合いの友人が、私が預けていたペットに愛着が湧いたと言って、私に返すのを拒否した。
そこで、私はネットの知り合い達や警察や士業の人に相談しながらペットを取り戻そうと何日にも渡ってあれこれしていたが、なかなか取り戻せずに悩んでいた。

詐欺師(C.C)も私の悩みを聞いており、弁護士とかにそういう事を頼むとめちゃくちゃ沢山お金がかかるけど、自分は弁護士とかよりも安い費用で仲介業務をしてペットを取り戻させる事が出来ると提案された。

詐欺師(C.C)の提案を受け入れて数万円払って、ペットを取り戻す為の交渉をしてもらったおかげで、無事にペットを取り戻せた。

この時、詐欺師が名乗っていたNPO法人の名前が検索しても出てこなかったが、たまたま検索に出てこなかっただけだろう……と思って、役所に確認を取らなかったり詐欺師にその事を問い詰めなかったのは完全に私の落ち度だった。

私はREALITYで知り合ってから聞いた話や交友関係から今回の問題解決の手際の良さ全てを見た上で、この詐欺師を凄い社会人だと100%盲信する様になってしまい、(私がうまく理解出来ない様な事でも)彼のアドバイスをなるべく聞いた方が良いと思い込む様になった。
ここから詐欺師からの架空請求の地獄が始まる。

私は、アスペルガーという障害を持っていて、その後二次障害のようなものまで発症しているせいで、長年苦しんでいる。
健常者として社会で生きる事は無理だと思う瞬間が多々あり、心療内科や役所などで障害者手帳をもらったり障害者としての配慮をしてもらえる環境で働ける様になりたい(もし働くのが無理なほど障害が重くなっていて家事しか出来ないのなら、それ相応の福祉支援を受けながら、障害年金を使って彼氏やペットの身の回りのお世話とかをしながら幸せに生きたい)と強く願っていた。

その事をネットに書いていたのを見ていた詐欺師は、私にわざわざ電話をしてきたりして「お前、障害年金とか欲しいのか?」と聞いてきて、私が「そうだ」と答えると、「(教師としての経験があったり児童養護施設とかで働いていたプロの専門家としての見解としては)お前は、障害の等級が二級以上じゃないと未来は無いと思うぞ」と言われた。

それで、障害だけではなく多額の負債も抱えていた私はどうやったら福祉支援が受けられたり多額の負債問題を解決出来るのか?について、専門家としての意見が欲しいと求めた。

その後何度も何度も話し合う機会があり、その度に私は詐欺師からの提案でいくつかの業務をお願いして、その依頼料を払った。

詐欺師が数ヶ月にわたって私に提案したり言ってきた内容は以下の通り。

・債権者に“今、電子姫が障害や病気のせいで働けずにお金が払えない”事を証明して請求を一時的にストップするのに必要な精神病の診断書が確実に出る様に、自分が所属している事務所と業務提携している精神病院を自分は守秘義務違反というリスクを犯してでも電子姫に教えて、何とかうまく診断書が出るように交渉する。自傷行為しながら無理してでも働けるならそれでも良いっていう医者は一定数いるし、医者ガチャの当たりを引くまで沢山の病院を回って沢山のお金を無駄にするのは得策では無い。(この時に業務提携先の病院と交渉したり色々する為の費用を請求された。うろ覚えだけど他の依頼と含めて十万円くらいだったかな?)

(今思い返せば、“行く先の病院を考えなくていい”と言った後に、“行き先が分からない”と相談しても行き先を一切教えずに長時間放置していたのに、“行く先くらい聞いて来れると思っていたのに”と病院の行き先が分からずに混乱しているのはお前のせいだと責任転換されていたんだな……と。全く気が付かなかった。これが洗脳というものなのかという恐ろしさを感じる。)
(行き先の病院に関する情報を一切出さず、その上行き先の病院の事は考えなくて良いという指示出しをして、私が病院に行けずにいる事について責任転嫁をして散々お前が悪いと言いながら、「私が悪かったのなら、そっちに頼らずに自分一人で病院を探して診断書もらえる所を見つけたい」とこっちが提案したら、今まで一切明かさなかった病院名をすかさず提示してきた。この時の私は本当に自分が悪かったのだと心底信じていた。)


・「(専門家の意見としては)電子姫は、障害の等級が二級以上じゃないと未来は無いものと思った方がいい」…つまり、二級以上になる様に書類を作らないとこれから先長く幸せに生きるのは困難になる。
この書類作りを医者に任せたら三級にされる可能性もある。そうなったら終わりだ。
こっちで二級以上になるような内容を用意して、申請の書類を作ったり、今の病状を証明する診断書を出す為に通う新しい病院へ付き添ってこれだけ症状が重いのだと医者に説明してあげる。
(これも障害年金に関する業務…として、費用を支払っている。)

・アスペルガーというコミュニケーションに問題がある電子姫が、事務所と業務提携している病院(My clinic)に一人で2回通院した後、病院から事務所にクレームが入った。
(電子姫は医者には発達障害の特性のせいでバスの乗り換え一つミスする事があって辛くて人生に絶望して死にたくなると伝えたとこちらに言っているが、)バスの乗り間違えとかは脳外科案件の問題で、心療内科の医者はそういうのは専門外だから嫌がる。
その上、こっちが守秘義務違反をして事務所のクライアントじゃないイレギュラーな人間を間にねじ込んだ事がバレるような事まで電子姫は迂闊に喋っていた様だ。情報が漏れたとバレたっぽい。そのせいで、事務所がある大阪堺市全域の病院の業務提携が潰れた。
業務提携が潰れた損失額は、とても大きい。ヤクザとも付き合いがある事務所のオーナーがめちゃくちゃ怒っている、このままでは大変だ。何千万円にもなる損害賠償金を(電子姫は元カレなどからお金を借りてでも)毎月分割でも良いから払った方が良い。そうしないと大変な事になる。電話も出なかったらオーナーが家に火をつけるぞと言って怒り出すから気をつけろ。

・電子姫が今までの業務提携を潰してしまったせいで、また新しい病院を探さないといけない。新しい病院では、前回みたいなトラブルが起きない様に保険金をかけないといけない。
(ここで、また保険金として数万円送る。)
保険金をかけた上で、こっちで病院に予約の電話を入れたけど、前回電子姫が事務所とトラブったせいで拒否されてしまった。


もし個人的にどこかの病院に行きたいとか思う事があっても、うちの事務所とトラブった事は言わない方が良い。そしたら受信拒否される。

・前回の業務提携先の病院(My Clinic)で電子姫が起こしたトラブルによる毎月二万五千円の損害賠償の分割払いについて、電子姫はそれでOKだと言っていたのに、自分がちゃんと体調管理出来てなかったせいで救急車に運ばれて医療費がかかってしまったからと言って急に今月は二万円しか払えないと言い出した。
その上、二万円しか払えない時は、残りの五千円が利息付きで上乗せされて賠償金の総額が増えるというルールの説明をしたら、急に慌ててやっぱり二万五千円払うと言い出した。
電子姫がこんな風に自分が決めた事についての主張をコロコロ変える様な言動をしているせいで、事務所のオーナーが電子姫の支払い能力について疑問視してめちゃくちゃ怒っている。
オーナーが納得いくような謝罪と今後このようなトラブルを起こさない為の対策案を、電子姫本人が責任持って考えて提示しなければならない。
でも、こちらが納得できるようなマトモな対処法の案や謝罪の文章が一行に出てこず、的外れなトンチンカンな回答文ばかり送ってくるせいで、他の業務がストップした状態のまま電子姫の起こしている問題の対応に何時間も追われている。その分の損害費も払ってくれ。

この一件でオーナーへお詫びとして更に他人からお金を借りたり貰ったりして、何万円も払う事になった。
前の一件の後の4月25日のこの生活保護を受けたがっている私の発言も問題となり損害賠償請求された。

(この辺から、3月に入ってから、私の頭は完全に混乱し、他人にうまく事情を説明する能力も徐々に落ちるようになるほど、私の言動一つ一つに問題があると指摘しては問い詰めまくられたり、私の言動のミスのせいで損害の費用がどんどん膨らんでいると聞かされるようになる。私の身の安全の為にお金を出してくれていた元カレも今カレも、毎回毎回こういう事が何日も続いて疲弊していた。私と一緒に騙されていた今カレは祖父が買ってくれたという思い出深い大事な腕時計を含めて大事な持ち物を大量に売ってしまった。)



こんな感じです。


内容が内容なだけにかなり分かりづらい文面になってしまいましたが……今こうして改めて過去を振り返りながら書いていて気付いたのは……、私は何年もかけてこの詐欺師に洗脳されていたのだなということ。

完全に洗脳された私と完全に私を洗脳した詐欺師との最後のやり取りを載せて、今回は一旦終わりたいところですが、実は最後のやり取りというのが2〜3日間ずっと1日2、3時間程度しか眠れないほどのノンストップのやり取りとなっていてデータが膨大です。

明らかに相手も一日二、三時間程度しか眠れていません。

あちらが一通メッセージを送ってきたら、こちらがそれに対して二、三十分以内に返信をしないと「黙っていると問題になるぞ」と言われ、損害金が膨れ上がったりするのです。

そして、数分以内に既読が付いてない事にあちらが気付くと、こちらに電話をかけて着信音を鳴らして嫌でもLINEの画面に目がいくように誘導されます。

こういうのが何日も渡って続きました…。

私はもう限界を感じて、ヤクザとトラブることを覚悟の上でコッソリと知り合いの士業の人に相談しました。

この後、コッソリ相談した士業の人から、この詐欺師からの連絡は無視した方が良いと言われ、あとは法テラスと警察に相談して任せたら良い…と聞き、警察にもその後すぐ相談したら警察も「連絡を無視しても良い」と言ってくださり、「あ、もうこの人(C.Cさん)が望む回答を考えながら必死に寝ずに急いでお返事書かなくても良いんだ」と一気に肩の荷が降りました。




さて、ここまで乱雑な感じではあるものの経緯を書きました。

次は、記事の最初にも書いてあった私にお金を出してくれた人達へのお金のお返しと、取られたお金についての話をします。

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