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【モロッコ旅行記】13日目*カサブランカ編〜旅の師匠に出会ったPt.2の巻〜

この日は朝からカサブランカの街をうろうろ。
まずはハッサン2世モスクへ。

ハッサン2世モスク
1986年から1993年にかけて建てられた、当時の国王の名が付けられたモロッコ最大のモスク。ミナレットの高さは200m。

青空に突き刺さるようなミナレット

お散歩しながらムハンマド5世広場へ。
ゆっくりしたい気分だったのでちょっと休憩。

ムハンマド5世広場
we casablanca
こういう地名のモニュメント好き

お昼ご飯を求めて再び街をぶらぶら。
なんとなくシーフードの口だったので、客引きのお兄さんにシーフード食べたいんやけど、この店にある?ない?みたいな話をしていたら、どこからか日本語が聞こえた。

道路に面したそのお店のテラス席に一人の老紳士が座っていた。
私が日本人だと思って話しかけてくれたようで、客引きのお兄さんも、Japanese同士なら一緒に食べちゃいなYO!的なノリで、そして私もせっかくだからご一緒しちゃお〜♪みたいなノリで、その老紳士の方と一緒にご飯をいただくことになった。

フェスで出会った旅の師匠と同じく、この老紳士も面白い人だった。
お仕事をリタイアされて長旅を楽しんでいるようで、旅の期間は最低でも1ヶ月、長い時はそれ以上しているとのこと。長旅、素直に羨ましい。日本でも1ヶ月くらいのバケーション制度があればいいのにと切に思う。

フェスで出会った旅の師匠は師匠やし、この方は記事内で何とお呼びしようか。全くひねりはないけど師匠Pt.2としよう。

師匠Pt.2は毎年カナダでホームステイをしていると言っていた。その土地の人々の暮らしが見たいからしているんだ、とも言っていた。
確かに旅行とか旅って、その国の外側から見た部分、いわゆる観光地とか人気スポットを見たり訪れたりすることが多いから、その土地に暮らす人々の日常を感じることってなかなか少ないよなーと思う。
そういえばトロントにいた時、最初はホームステイを経験したけど、食事が合わなくて早くシェアハウスに引っ越したいとばかり思っていたから、日常を見る余裕なんてなかった。笑 今やったら日常を楽しめる余裕はあるんかな?

師匠、師匠Pt.2の2人が口を揃えて言っていた言葉があった。

最近の若者は旅をしない


「最近の若者は〜」と若者を一括りにする言葉は好きではないのだけど、私もこれは確かにそうやなと思っている。

旅に興味ある人が減ってきているのかな?
SNSがあるから、それで現地の風景を見て満足するんかな?
そもそも遠くに行くのが面倒くさいのかな?

おそらく師匠方は60代後半から70歳くらいだと思うが、その年代の方々の「海外に行く」と現代の「海外に行く」は全然違ったんやろなと思う。
今より簡単に行けなかったかもしれないし、行っている人も少なかったかもしれないし、なんて言ったらいいのか分からないけどアドベンチャー感が強そう。
今みたいにスマホで簡単に航空券が取れる時代でもなかったし、SNSはないからどんな景色が待ち構えているのかとわくわく感も強かったんじゃないかなー。海外に行くのは手続きを含めて今よりも簡単じゃなかっただろうから、そりゃ海外に行って見た景色はさぞかし感動するやろし、海外旅に魅力を感じる度合いも大きかったんじゃないかな。

便利な世の中になるにつれて、わくわくの感度とか情緒って減ってきてるのかなー。それすごく悲しい。

師匠Pt.2に言われた言葉。

「日本でムダなお金を使うくらいなら旅をたくさんしたほうがいい。」

本当にそう思います。旅は一生続けたいです。
けど師匠すみません、、、ムダなお金は使ってるかもしれません。笑。けど旅には出るのでお許しください😝

旅の最後にまた素敵な人に出会えて満足のモロッコ旅。

エビのオムレツみたいなやつ
シーフード食べれました

実はこの日の午後、またばったり師匠Pt.2に会ってカフェでお茶をした。
モロッコのミントティーが美味しいという話で盛り上がった午後のティータイムであった。

そういえば自分用のお土産をあまり買っていなかったので、ティーセットを購入した。モロッコのミントティーは中国緑茶がブレンドされていると聞いたのでスーパーでグリーンティーも購入した。これで日本でもミントティーを思う存分楽しめるぞー!

帰国後、大阪の福島にあるSUGARというケーキ屋さんで買ったイチゴのショートケーキとイチゴのタルトとともにミントティーをいただいた。奥にちらっと見えるのがモロッコで買ったティーセット。







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