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【モロッコ旅行記】3日目*シャウエン編〜青の街で韓国青年に出会ったの巻〜

朝食はリアドの屋上で。朝晩は冷えるのでダウンが必要だ。ここでウルトラライトダウンが役に立つ。
屋上に小屋のような建物が建っており、その中がキッチンのようだった。
キッチンには数人のマダムがいて朝食を用意してくれていた。

メニューはモロッコのパン、ジャム、バター、リコッタチーズのようなもの、フルーツ、コーヒー、生搾りオレンジジュース。
生搾りオレンジジュースが美味しい!オレンジそのもの。

屋上からの景色

さてこの日は青の街シャウエンをぶらぶら散策。
リアドから一歩外に出るとそこは青の世界!
私がモロッコに行きたいと思ったきっかけがこのシャウエンである。
一目惚れした場所にいることの嬉しさを噛み締めながら街をお散歩。
期待を裏切ることない、まさしく青の街だった。

階段可愛い
小さなタジン鍋大集合
カラフルな塗料粉

そしてTHEシャウエン!な場所。
この写真気に入りすぎてずっと待ち受けにしている。

これぞシャウエン

昼食はやっとモロッコらしいもの。
ミントティーとエビのタジン。
ここのお店、菅野美穂も訪れたらしく店先に写真が飾ってあった。
チョコミン党(何年か前に流行ったね)なのでミントは大好物。
砂糖が入ったミントティーは甘いけどさっぱり。いくらでも飲めるー。
エビのタジンは見た目アヒージョっぽいけど味はあっさりめ。
モロッコのレストランで何かを頼むとモロッコのパン、ホブズが付いてくるのだが1個が大きいのでかなりボリューミィ。
一人旅はご飯をシェアできないのが難点なんだよね〜。

ホブズ。でかい。
ミントティー
エビのタジン

朝食を食べた後は街を端まで歩いて、小高い丘を登って、シャウエンの街が一望できる場所へ。
街を少し高い場所から見るの大好き。ずっといてられるわー。最高。

シャウエンの街を一望

景色を充分楽しんだので丘を降りていると、後ろから誰かに声をかけられた。最初は私に話かけているとは思わず、スルーしたがどうやら私に話かけているようだ。「写真を撮りましょうか?」と声を掛けられ振り向くとアジア系の青年が立っていた。この丘の途中で写真?と思いつつ、「もう景色は上で撮ったから大丈夫ですよ〜」と答える。
「あなたを丘の上で見ました」と言われ、そういえば私も彼が丘の上にいたことを思い出した。アジア人だったので印象に残っていたようだ。その時彼は欧米系の女性と一緒に座っていたので、てっきりカップルかと思っていた。そのことを話すと、その子とは知り合いではなくて、あの場で会って話しかけて喋っていただけ。とのことだった。

おいおい、こいつ色んな女の子に声かけてナンパしてるんか?なんて一瞬だが思ってしまった。いやいや、自惚れるなよ私。笑
一人旅してると話しかけられやすい。私的一人旅あるある。

これも旅のご縁ということでその青年とシャウエンの街を目的もなくぶらぶら歩いて回った。
久々に英語でちゃんと会話をした。トロントで語学学校に通ってた頃を思い出す。拙い英語でお互いのことを質問し合うこの感じ。
韓国出身のその青年は調理系の学校に通っていたが、学校を辞めて一人旅しているとのこと。実は私のこの旅は会社を辞めて有休消化の期間を利用しての旅だったので、この青年に少し親近感を覚えた。一応まだ会社に所属している状態だし、次の働き先も決まっていたが、お互い社会からちょっと離れて何者でもない状態での旅。このふらふらしてる感じが私は結構気に入ってるのだが、このふらふらしている期間は日本の会社ではあまりお気に召されないのは知っている。会社にもよるけどね。
この韓国青年は子供の頃名古屋にちょっとだけ住んでたみたいで、日本語が単語レベルで少しだけ分かるようだった。行き先やルートを決めず旅しているらしい。私はこの14日間の旅はルートを決めて旅していたので、気の赴くままに旅をしているこの青年を羨ましく感じた。

歩いていたらまた現地の子供達に絡まれた。めっちゃマグネット押し売りしてくる。韓国青年とは既に会っていたのか「久しぶり〜また会ったね〜」みたいなことを言っていた。観光客に慣れている子供達は私が日本人だと分かると小島よしおの「そんなの関係ねぇ」を連発していた。海外で聞く日本のギャグは少し古い。笑

子供達ともバイバイしてまたぶらぶらしていたら、韓国青年が「映える場所で写真撮ってあげますよ。私があなたを撮るから、あなたは私を撮ってくれる?」と言ってお互い写真を撮り合った。いや待て、初対面の人にソロ写真撮ってもらうん恥ず〜。笑。しかも私今日の服装超ダサいし。映えへんて。笑。しかも韓国の子って写真に写るときポーズとかキメッキメで写るけど、私そんなキメッキメにでけへんから〜。泣笑。
この状況が面白くなってきたところで撮影会は終了。

カフェでお茶しながら色々お話した。
私が今日のお昼ご飯を食べたレストランに彼も今日行ったらしい。
やっぱ有名なお店なんか。
そしてカフェ代出してくれた。初対面の青年(年下)にご馳走していただきました。ありがとう、韓国青年。

そこでこの韓国青年とはバイバイして、私もまた一人でお散歩をしてリアドへ。疲れていたのか寝てしまった。
起きると韓国青年からLINEが来ていた。ディナーのお誘いだったがもう既に遅かったので実現ならず。残念。

この日は韓国青年のおかげで楽しい1日だった。

そういえば韓国青年が、宿のオーナーに教えてもらった街がとても素敵で行ってみたいと言っていたが、街の名前を忘れてしまった。何だったっけなー。もし再びモロッコを訪れる機会があれば、そこにも行ってみたいな。

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