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【モロッコ旅行記】7日目*サハラ砂漠編〜ひょんなことからノリコさんに会ったの巻〜
朝、サンライズを見に行くためにスタッフのベルベル人に起こされる。私は大阪から来たので、OSAKA!Wake up!と言って起こされた。ちなみに師匠と母娘さんは関東から来ていたのでTOKYOと呼ばれていた。
ラクダに乗ってサンライズを見に移動。
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ホテルに戻って朝食をいただく。母娘さんはもう帰国されるとのことなのでタクシーでカサブランカまで行くと言っていた。無事に到着することを願って母娘さんとはここでお別れ!アクティブですてきな母娘さんでした。
私と師匠はここで1泊する予定だったのでホテル・リアドマムーシュにチェックインをしてそれぞれ思い思いの時間を過ごすことに。
私は街をぶらぶら。ここハシラビートは本当に田舎でお店は小さなレストランと商店みたいなとこしかない小さな街だ。普通に民家があってモロッコの田舎の暮らしを垣間見ることができる。
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本当に何もない
道も長くて周りに何もないから開放的。その道をひたすら進んでみる。どんだけ進んでも何もない。誰もいないし車もそんなに通らないので道にiPhoneを置いてセルフタイマーで自撮りしまくる。それが面白くて、というかそんなことをしてる自分が面白くてしばらくの間それをしていた。娯楽が少ない街で生まれたら自分で工夫して楽しみを作り出そうとするからクリエイティビティ能力が発達しそうだなぁなんて思ったりもした。そんな私も滋賀の田舎出身だ。
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そしてふらっと入ったレストランでランチ。鶏の串焼きのようなものを食べたがこれが美味い。モロッカンサラダも美味い。アボカドジュースも意外とイケる。こりゃ当たりだ。
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リアドに戻って休憩していると師匠からLINEが。
この街に日本の方が住んでいるらしく、その方と知り合いになったので晩ご飯を一緒に食べませんか?とのこと。
さすが師匠。本当に師匠は人を引き寄せる人だ。
特に予定もなかったし、面白そうなので一緒に行かせていただくことに。
リアドから5分ほど歩いて、ゲストハウスみたいな場所に着いた。
すると中から一人の女の人が。
この方お恥ずかしながら後から知ったのだが、のりこさんという方で旅人の間では有名な方らしい。前まではトドラ渓谷で宿(通称:のりこハウス)を営んでいたが最近ハシラビートに来たとのこと。
そんな方に偶然会えたなんて私ツイてる。というか師匠の引きが良すぎる。
トドラ渓谷のお宿ではのりこさんが作る日本食をお目当てに日本人旅行者が集まるらしく、この日ものりこさんが日本食を作ってくれることに。
食事の準備ができるまでこのゲストハウスをうろうろ。
屋上からの景色はまさしくアラビアンナイト。
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ご飯の用意ができたので久々の日本食をいただく。
写真を撮るのを忘れてしまったが、インゲンとナスの炒め物と牛の生姜焼きみたいなものとお味噌汁と日本の米をいただいた。人が作ってくれる料理ってなんでこんなに美味しいんやろ。
師匠はインタビュアーさながらにのりこさんの人生について色々聞いていた。
のりこさんはパリで絵の勉強をしていた時にモロッコ魅力にとりつかれて移住してきたとのこと。
師匠とはおそらく年齢も近いので話が盛り上がっていた。2人とも1970年の大阪万博の会場にいたということが分かり、もしかしたらすれ違っていたかもしれませんね、と言っていた。そんな2人が約50年後偶然会うことにあるとは。そしてその現場に私もいるとは。
2人ともレジェンドすぎて旅人若手の私は萎縮しまくり。でも2人の話を聞いているだけでも面白くて、完全に私はリスナーと化していた。
のりこさんはたくましさも感じられるし、本当に不思議な魅力のある女性で、芸術家っぽさもあり普通の人とは違うオーラを感じた。
ステキで貴重な時間を過ごしたアラビアンナイトな夜。
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