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就活大失敗から見えてきた在るべき形

みなさんはじめまして。

この度一念発起してnoteを書いてみることにしました。

文章力の乏しさを感じたり、クサいことやイタいこと言ってるなこいつと思う方もいるかもしれませんが、温かい目で読んでいただけると幸いです笑。(先に言っておくとかなり長いです笑。)

1. noteを始めようと思った理由

さて、まずはこのnoteを書こうと思った理由から話したいと思います。大きく分けると以下の二つになります。

①自分の思考を整理するため
②自分の経験から得られた考え方で他者の人生をより良い方向へ導くため

①について
僕は考えを言葉にするというのがどちらかというと苦手です。抽象的に頭の中で考えを巡らせていても、それを言葉として発するには時間がかかってしまいます。

しかし、文章に起こせばゆっくり時間をかけて考えを整理して発せると思いました。そして、せっかく考えたことを抽象的な考えに留まらせず、具体的な形に変換して記録することに意義を感じ、noteという手段を取ることにしました。

②について
こちらはすでにイタい匂いがプンプンしているな、、、と自分で書いてて思います笑。しかし、これこそが僕が就活失敗から見えてきた在るべき形なのです。初めて人生をかけてしたいと心から思えたことなのです。

詳細は後述するとして、まずはそう考えるに至った経緯をお話ししていきたいと思います。

2. 僕の大失敗就活

はっきり言って僕の就活は大失敗でした。自分なりに精一杯努力して対策をし、何十社と受けたものの、全く良いご縁を頂くことができませんでした。

その理由の一つに面接力の低さがあったと思います。先程も少し触れましたが、僕は考えを言葉にして話すのが得意ではありません。ある程度は場数を踏んだことと入念な準備で改良されたものの、やはりずっとここがネックになっていたことは間違いないでしょう。

しかし、本当の理由は別のところにあったと思います。その理由とは、実現したい未来が見えないまま就活をしていたからです。少し遡って僕の人生を振り返っていきたいと思います。

これまで僕は、無意識の内に自分の未来と向き合うことを避けて生きてきました。将来何をしたいとか何になりたいとかはあまりなく、高校時代は大学に行けば自然にしたいことは見つかるし、それができる企業に容易に入社できると思って舐め腐っていました。

こんなクソガキだった僕ですが、その後運良く(もちろんかなり努力しましたが笑)、関西でトップレベルの大学に入学することができました。そしてあっという間に時は流れ、就活シーズンを迎えました。しかし結局、考えることから逃げてきた人間にしたいことが見つかっているはずもありませんでした

それでも動かなければと思い、周りに合わせて企業就活のレールに乗りました。自己分析を繰り返し、したいことをこじつけで捻り出し、選考を受けていました。

しかし、そこに入社してから長期的にどうなっていくのかはどうしても見えずにいました。事業や業務に関心を持つことはあるものの、そこでこうなりたい!だとか、こうしていきたい!といった気持ちが湧くとこはありませんでした。

面接では、働くとはそういうものだと思い込み、自分をうまく取り繕って臨んでいました。実際そうやって就活してる人は一定数いると思います。しかし、僕はあまりそういったことが得意でないこともあり、内面を見抜かれていたのでしょう。ことごとく持ち駒が無くなっていく現実を目の当たりにしました。

こうして僕の就活は失敗へと向かっていきました。これまで何となくうまく生きてこれた僕にとって、人生最大の挫折を味わうことになりました。

3. 失敗を経て

こうして僕はどん底を経験しました。しかし、どうにかしてこの状況を変えたいと思い様々な行動を起こしたところ、しばらくして大きく考え方が変化することになりました。そのきっかけとなったのは、

①読書 ②カメラ ③友人 

の3つでした。

①について
僕は普段読書をあまりしない人でした。しかし、先人の知恵や考えを借りる(実際にはもらうんですが笑)ことにより、凝り固まった考え方を改めたい!新たな価値観を得たい!と思って読み始めました。2ヶ月で10冊程は読んだと思います。

これにより、実際に考え方は見直され、新たな価値観を得ることに成功しました。特に、人間はもっと自由に生きていいはずだし、不特定多数の目を気にする必要などないと考えるようになれたことは大きかったです。

②について
これはただの趣味だろ!と思われた方もいるかもしれません笑。たしかにそうですが、僕にとってはそれに加えて感受性を鍛えて視野を広げる手段でもあります。(実際は気晴らしのために始めて結果としてそうなったわけですが笑。)

カメラを持って歩くと、普段注目しないような部分に注目することが多くなります。そこから普段感じられないことを感じ取ることができる、そして写真という形で感じ取ったことを保存できるのはカメラの大きな魅力であり、今の僕の考え方の中には、そうしたことから生まれた部分も大きいです。

③について
これがやはり一番大きかったなと思います。今まで僕は人にあまり頼らず自己解決しようと考えて生きていました

しかしその考え方は大きく変化しました。というのも、友人達と悩みや人生についての会話を交わすと驚くほど前へ進めるようになったのです。

人はそれぞれ独自の視点を持っています。そう言った自分の持ち合わせていない視点からの考え方を聞けることの意義は計り知れないということに気がつきました。

また、かっこいい生き方に刺激を受けたことも大きかったです。一生懸命生き、人生を楽しい方向へ持っていこうとする友人達の姿を見て、僕も毎日にやりがいを持って生き、後悔のない人生を送りたいと思うようになりました。

話を聞いてくれた友人、僕の人生を真剣に考えてくれた友人、かっこいい生き様を見せてくれた友人、みんな本当にありがとう。

こうしたきっかけがあり僕は、余計なプライドを完全に捨てて将来について考えることができるようになりました。そして、ようやく一つの描いていきたい未来が見え始めました。

4. 描きたい未来と在るべき形

その未来とは、、、

生徒達をベストな道へ導く手助けのできる高校教師になること
です!

高校生の進路選択というのは重要です。文理選択や志望大学の決定等によって、将来の道をある程度限定していく時期に当たります。

しかし、高校生の中には、将来のことは後回しにして、とりあえず偏差値の高い大学を目指せば選択肢は広がるし、そこからしたいことを見つけていけばいいだろうと考えている人は少なくないでしょう。実際に僕がそういった高校生でした笑。

けれど、そうして将来について考える力を身につけていない高校生の多くは、大学生になってもしたいことなど見つからずなんとなくで進路を決め、幸せでない道へ進んでしまうのです。

また、偏差値の高い大学へ行けば選択の幅が広がるとよく言われますが、一概にそうとも言えません。なぜなら、偏差値の高い大学に行くと、せっかくこの大学に入ったのだから選ぶのはもったいないと感じて除外する選択肢が増えるからです。

僕がこうした典型的な例です。考える能力がなかったがために、なんの疑いもなく企業就活のレールに乗り、周りに合わせ大手企業ばかり受けていました。もったいなくない選択をしようとしていました

昔教師になりたいと考えたことがあったにも関わらず、いつの間にかもったいないという理由だけで排除していました。人それぞれ幸せになれる道なんて違うに決まっているのに、、、

こうしたことに気づき、ようやく僕の中でしたいことが生まれました。

「ふさわしい選択肢を消して僕のように不幸せな未来へ進んでいこうとする人を減らしたい」
「それを実現するための手段として高校教師になりたい」

僕は現在教職課程を取っているわけではないので、大学を卒業後働きながら通信制大学に通い免許を取得するという茨の道を進むことになります。

しかし、それでも前に進もうと思います。

僕のこうした経験があるからこそ伝えられることがあるから。
やっと見つけた僕の在るべき形だから。

5. 最後に

ここでnoteを書いた理由②に再度触れたいと思います。それは以下の通りでした。

自分の経験から得られた考え方で他者の人生をより良い方向へ導くため

つまり、僕がnoteを書いた理由は、何も僕の将来に対して、皆さんに同情や応援してもらいたいわけではありません。皆さんに問いかけたいのです。

今一度胸に手を当てて考えてみてください。

「皆さんが今選ぼうとしているその未来で、皆さんは本当に幸せになれますか?」
視野を広げプライドを捨てることで見えてくることがある
と思います。これからの人生で一番若い瞬間は今です。歳をとってから後悔しないために、少し回り道をしてでも本当に幸せな未来を模索してみませんか

このnoteを読み、考えを修正して行動を起こす人が一人でも現れてくれれば僕は幸せです。

最後になりましたが、稚拙で冗長な文章を最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!

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