就活が上手いだけの人が苦手だ
外銀、外コン、総合商社、ディベロッパーなどの難関企業の内定を片っ端から獲得するような学生っているよね。
素直にすごいと思う。僕がどんなに努力してもできることではないし。
ただ、尊敬はできないなと思う。
だって、彼らって軸がないんだもん。
多くのお金を稼ぎたい
超有名な企業で働いてチヤホヤされたい
こうした軸はあるんだろうけど、面接でそんなことを話していたわけではないだろう。
企業ごとに自分を合わせ、嘘で固めた「面接のための軸」を作って戦っていたんだろう。
そしてたくさん内定を獲得し、成功者を気取って後輩にノウハウを伝授する。
よい人生を送るためのノウハウではなく、レベルの高い企業の内定を獲得するためのノウハウを。
てかそもそも内定を多く獲得することがそんなに偉いの?
「大手10社から内定を得ました!」って自慢げに言う人がいるけれど、それって、企業に合わせて自分を取り繕うのは上手いけど、軸はないですと言っているようなものなんじゃないかな。
そういや僕が就活でうまくいっていない時、「大手の企業の人の連絡先いっぱい持ってるけど、教えよか?」って言ってくれた知り合いがいたな。
親切心で言ってくれたのはわかるけれど、みんながみんな大手企業に入ることを目的化しているわけじゃないよ。
結局何が言いたいかというと、浅い考えで就活をしてきてきたのに、就活の技術が高いだけで就活のプロのような顔をする人が苦手だということ。
社会に出て、そういう人たちはどうなっていくんだろうか?
そもそも優秀だから、出世して金銭面に関しては大成功するだろうが、軸がないままなんとなく仕事を続ける人生で満足感は得られるのだろうか?
僕はいくら面接で落ちて就活で苦戦してもいいから、本音で勝負したかった。取り繕った自分でなんて生きていたくなんてなかった。
この時期になると、周りがみんな就職先を決めている中で、自分だけ内定をもらえず苦しんでいる人が少なくないと思う。
そして、そういう人たちの多くは、嘘をついて自分を取り繕うのが苦手な人だと思う。
心配しないでいいよ。
あなたはあなたに合った場所にまだ出会えていないだけだから。
あなたの正直さを失わないで。
それこそがあなたの魅力であり、あなたの人生をよい方向へ導く鍵になるから。
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