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くらしのともしび

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病とともに生きること
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#セルフケア

いたみを浄化する

いたみを浄化する

わたしはこの
痛みをつつんで
ひととき溶けあう

ありがとうの
こころを伝えて
記憶を癒やしたら

光をまとわせ
空へ解きはなつ
明けわたすように

痛みの記憶が
わたしを通して
浄められるように

***

祈りは対話
私たちは愛し
神さまに愛され

どこへ行っても
私たちは導かれる
心に住まう神さまに

祈りに満たされつつ
私たちの捧げるものは
神さまの恵みに開かれる

(わたしの自由訳)

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からだをいたわる

からだをいたわる

〈あなたにおねがい〉

びょうきになると

わるいことをして
こらしめられてる

っておもうひとも
いるみたいだけど

がんばりすぎたの

こころとからだが
つかれてしまって

やすもうっていう
おねがいなんだよ

せめないでいいの

いままでたくさん
ありがとうねって

じぶんをだいじに
いたわってあげて

***

〈これもよんでみて〉

からだの声をきく

ひとりになること

ひとりになること

〈あなたへのお手紙〉



人といっしょにいて
心がおもくなるとき
わたしは人のなかに
はいらなければって
おもわなくていいよ

人のなかにいるのが
わたしのためになる
もしそうおもうなら
ほんとうの自分から
はなれているのかも

一人になりたいって
心のこえのとおりに
一人になってあげて
あなたをたいせつに
おもうようにしてね

ほんとうのことって
人のなかではなくて
そとにはみえなくて
あな

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こころと対話する

こころと対話する

じぶんに前向きなことばを
かけることは大事だけれど

時にはことばが眩しすぎて
苦しくなることもあるから



今日の気分にちょうどいい
前向きなことばはなにかな

こころを静かにしてくれる
柔らかなことばはどうかな



じぶんをその都度みつめて
ぴったりなことばを探そう

こころにすっと染みこんで
楽になることばをかけよう

***

からだと対話するおはなし

哀しみからの再生

哀しみからの再生

悲しみを抱いていきながら
悲しむひとを支えるために

苦しみを通っていきながら
苦しむひとに寄りそうには



お互いの心地よさはちがう
そのひとが安心するために

近く寄らないとわからない
そのひとを受けとめるには



ただひとりのあなたを敬う
異なるひととしての出会い

心のおくあなたを見つめる
同じひととしてのつながり



何よりも望みつづけること
再びひかりを見るあなたを

いつ

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ありのまま慈しむ

ありのまま慈しむ

じぶんを責めてしまう

苦しいわたしを許そう

どんなに頼りなくても

体をやさしく労わろう

どんなに弱々しくても

心にいつも寄り添おう

温かく穏やかなきもち

このいのちを慈しもう

***

わたしの心と体と

わたしの心と体と

やすむということがにがてな
がんばりやさんのあなたは

あなたがやすむというよりも
からだをやすめてあげよう

あなたがゆるむというよりも
こころをゆるめてあげよう



からだとこころはあなたより
あなたをよくわかっていて

あなたがうまれてからずっと
いっしょにいきているから

からだとこころがわらったら
あなたはきっとやすめたよ

***

深く完全に休むことを
この瞬間あなたに許して

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