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〜ピアノとバイオリンの練習日記〜                 ピアノは子供の頃から…

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〜ピアノとバイオリンの練習日記〜                 ピアノは子供の頃から、バイオリンは50歳から

最近の記事

À la manière de... Borodine 其の六

教室イベントまであと6日。えー、もー絶対間に合えへん!とりあえず途中はもう諦めたから、せめてすっきり終われるようにしておこうと最後の10小節を猛練習。そんなに難しくないはずなのに、なぜか弾きにくかったのでいままで後回しにしていたツケが回ってきた感じだ。 最初から1つもペダルの指示が無いくせに最後だけ2小節踏みっぱなしにするのだが、これが曲者だった。直前にペダルを踏み替えましょう、と先生にアドバイスをいただいたのでその通りに弾いているが、踏み替えるタイミングを間違えると最後ま

    • À la manière de... Borodine 其の五

      昨日はピアノのレッスン日だった。教室イベント前の最後のレッスンのため気合を入れて行ったのだが、いつものように空回り。 私が思うに、間違えてしまう部分は繰り返し練習しまくる事で何とかなる(はず)。問題は大きな流れをつかむことや、全体的な雰囲気をええ感じに出来るかどうかだ。先生にもそのことを指摘されたので、家に帰って復習してみた。 まずは姿勢を正す。私の悪い癖は、焦ってくると背中が丸まって頭が下がり視野が狭くなること。それと共に腕全体が縮こまって動きが小さくなる。というわけで

      • Romance 其の三

        先日の「Romance」ピアノ伴奏での初合わせ、間違いつつも何とかなりそうな予感。あとは本番前に1時間だけみんなで合わすのみとなった。 ピアノだけで弾くのとバイオリンと合わすのでは、音の聞こえ方やタイミングの取り方など、いろいろと考えないといけないことが増える。片目で1stバイオリンをチラ見しつつタイミングを測ったりするのだが、本番でどういう立ち位置になるのかがまだわからないので、その点は不安だ。幸い、1stの人はアクションが割と大きめだから視界のどこかに入ってくれさえすれ

        • Romance 其のニ

          明日はバイオリンの合奏仲間との練習だ。私のピアノ伴奏でこの曲を練習するのは初回になるから、ちょっと緊張する。 テクニック的には簡単なので何も心配事は無いはずだが、本番はきっと緊張しまくって普段やらない箇所でミスるのは鉄板なので、いつも本番の気持ちで練習にのぞみたい。 どうしようかと悩んでいた譜めくり問題も解決した(かもしれない)。コピーした楽譜を1枚床に投げ捨てるという方法にしたけど見た目に悪いし、楽譜を蔑ろにしているようで気持ちが落ち着かない。本番で誰かに譜めくりをお願

        À la manière de... Borodine 其の六

          À la manière de... Borodine 其の四

          今日はピアノのレッスンの日。音楽の神様の啓示を受けたワルツ感、先生にもわかってもらえた!言わした感が無いとも言えなくはないが…。なんにせよ、前回のレッスンからはだいぶ進んだのでよしとする。 今日の課題は展開部の各小節にある2拍目のアクセントをどう弾くか。出すぎず引っ込みすぎず、微妙なラインで1拍目とのバランスが難しい。あとは問題のペダル。結局最初から最後までペダルを使うことにはしたものの、どこで踏み替えるかが微妙に難しい。これは慣れるまで大変そうだ。 7月の教室イベントま

          À la manière de... Borodine 其の四

          À la manière de... Borodine 其の三

          この曲は他のラヴェルのピアノ曲に比べても、さして難しいテクニックは必要無い。難所と思っていた左手の跳躍も、慣れてしまえば左より右手の方が弾きにくい。それすらもうちょっと練習すれば大丈夫な予感。 で、なにが難しいかって、それはワルツのリズムをいかに感じさせるか。展開部までは左手は3拍子だけど、右手は4分の2拍子(なのか?)。ついつい右手のリズムに釣られがちになり、全くワルツっぽく聞こえない。口で「いち、に、さん」と言いながら右手だけ弾いてもぎこちなくなり、体で3拍子を取っても

          À la manière de... Borodine 其の三

          Romance 其の一

          リーディングという作曲家、音大生とかならともかく、趣味でピアノだけを弾いている人には恐らく馴染みのない作曲家ではないだろうか。私もバイオリンを習うまでは全く知らなかった。バイオリンの教本では結構有名な人だそうで、そのリーディングの「ロマンス」という曲の伴奏をピアノで弾くことになった。 バイオリンの伴奏は以前に一度経験済みで、その時にソロではなく誰かと一緒に弾く楽しみを覚えてしまった。高校生の頃からバンドはやっていてその楽しみも知っているはずなのに、なぜかクラシックではピアノ

          Romance 其の一

          À la manière de... Borodine 其のニ

          今日は通っている音楽教室の練習室のグランドピアノで1時間だけ練習してきた。わざわざお金を払ってまで練習するのにはもちろん訳がある。家のデジタルピアノとグランドピアノでは全てにおいて雲泥の差があるわけだが、1番の違いはペダルだと私は思っている。 ペダルを使わなくてもグランドピアノは音がよく伸びる。その上で更にペダルで伸ばすもんだから、下手に使うと何を弾いているのかグチャグチャになってわからなくなるのだ。家のデジタルピアノでは上手く使えてる気になっても、グランドピアノだと全く駄

          À la manière de... Borodine 其のニ

          À la manière de... Borodine 其の一

          この曲を弾き始めてから既に1ヶ月は経った。練習日記としては最初から書いておくべきだったけども、どうにもならない頃の感じでは書くことも無いので、今くらいからがちょうどいいのかもしれない。 先週あたりから難所だった57小節目左手の跳躍箇所がなんとか間違わずに弾けるようになってきた。これは慣れるしかないやつだ。頭でどうこう考えても仕方がない。とにかく弾いて弾いて弾きまくって身体に染み込ませないといけない。たった4小節の事だけど、1番盛り上がる所だし見栄えもする。美しい旋律の曲だが

          À la manière de... Borodine 其の一

          音楽の始まり方

          私の母方家族には音楽好きな人が多い。奄美大島という土地柄もあるのだろうか、きっと生活に島唄が浸透しているのだろう。祖父が大正琴を弾き祖母が歌い、伯母は島唄の歌い手、叔父は学生時代からサックスでジャズを演奏し、現在は楽器の修理屋をしつつ市民オーケストラの指揮者もやったりするらしい。母も音楽好きで若い頃は綺麗な歌声だったのを覚えている。貧乏暮らしだったのに私が幼稚園の頃はエレクトーン、小学生になってからはピアノを習わせてくれた。70歳頃からは自身も近所のピアノ教室に通っていた。

          音楽の始まり方