見出し画像

原宿のど真ん中の大衆酒場

こんばんは。
酒は濃いめな好きなUsuiです。

さっそくですが、「ネオ大衆酒場」っていうジャンルの居酒屋をご存知でしょうか?

昔ながらの赤提灯を掲げる大衆酒場の面影を残しつつも、カフェバーを彷彿させるモダンでスタイリッシュな店構えとインテリア、そしてSNS映えするメニューが売りで、老若男女誰もが楽しく飲めるという新しいジャンルの居酒屋なのです。

上野や赤羽、新橋にあるような大衆酒場って、カップル同士や学生、女子のグループだと何となく入りづらい雰囲気ってありませんか?
たとえば、そのお店ならではのルールや客層、注文したくても何だか店員さんに声をかけづらい雰囲気などなど。

大衆酒場に飲みに行きたくても
「ちょっと入りづらいなぁ」
「敷居が高いなぁ」
なんて思っている若い人たちでも気軽に入れて、心おきなく楽しめることでしょう。

大衆食堂BEETLE原宿で飲む

今回訪れたのはラフォーレ原宿の裏手にある
「大衆食堂BEETLE原宿」
飲み仲間より、原宿にオシャレな大衆酒場があって楽しく飲めたと聞き、さっそく連れて行ってもらいました。
夕方5時前、お店に到着。
まだお客さんはまばらだったこともあり、すんなり入店できました。

赤提灯ではなく白提灯。
「めしと酒」とだけ書かれた提灯が無骨な雰囲気を醸し出していてカッコいい。

お店に入るとカウンターの席を案内されました。

酒場のカウンターって注文しやすいのはもちろんですが、厨房の中の様子や、せわしなく店員さんが動いてる様子を間近で見ることができ、そのお店の活気ある雰囲気に溶け込めるので、当たり席だなと思っています。

カウンターに座るのってお神輿を担ぐときと一緒で
「その場の雰囲気を持て余すことなく楽しもうぜ」
っていう気がするんです。あくまで個人的に。

ビールを飲み比べる

最初の1杯は瓶ビールを1人1本ずつ、異なる銘柄のものを注文し、飲み比べてみました。

今回頼んだものは、サッポロラガーに、黒ラベル、そしてキリンクラシックラガー。

赤星ことサッポロラガーは、非熱処理ビールならではの苦味と、しっかりした飲みごたえがあって骨太な味わいでした。揚げ物や肉料理と合いますね。スーパーやコンビニで見かけることはほとんどないので、じっくり味わいました。

黒ラベルは赤星と比べて、まろやかでありながら、味は濃く、麦の香りもしっかりあり、食事も楽しめるような美味しさ。
全体的にバランスの取れた味わいでした。

キリンクラシックラガーはサッポロ系と比べると苦味がやや強く、スッキリとした飲みごたえ。暑い日にサラッと飲めそうですね。
刺身やだしを使った料理、白身魚のフライとも合いますね。

ビールのお供にはハムカツ、アジフライ、ホタテの酒蒸しを。

おつまみレビュー

厚切りのハムカツはサクサクした食感で、噛むたびに口の中に幸せがいっぱい広がりました。ハムカツってトンカツと違って衣をひたすら食べてる感じがなく胃もたれしにくいのと、ソースやしょうゆ、カラシに塩、ケチャップと味変もできて、飽きが来ないんですよね。
お腹も満たしてそれでいて、お酒を引き立ててくれるおつまみ界の優等生だと思うんです。
ハムカツラブです。

アジフライは大ぶりのものが1枚お皿に鎮座した状態で到着。
手先が器用な飲み仲間が均等に分けてくれました。
肉厚でサクフワな食感で、タルタルソースをつけながら、美味い、美味いとパクパク食べ、一瞬でなくなってしまいました。
このアジフライ、サンドイッチにしてみてもかなり美味しいんだろうなぁ。

ホタテの酒蒸しは、なかなかお上品な味付けでビールより淡麗辛口の日本酒と合いそうでした。それでも美味しいことに変わりはありません。

ビールを飲み干したところで次のターン

ビールを飲み干し、次のお酒を注文。
メニューを見てたところ、焼酎の割り材に「ヨーグルト」と載ってあり、怖いもの見たさで頼んでみました。
氷が入ったグラスと焼酎、そして本日の主役とも呼べるヨーグルトが到着。

グラスにたっぷりと注がれた焼酎は呑兵衛にとってこのうえなく嬉しいこと。
最初はそろりそろりと焼酎を7分ほど氷の入ったグラスに移し、そのあとヨーグルトをグラスからギリギリ溢れないところまで注ぎます。

できあがりはこんな感じ。
いざ飲んでみると、ヨーグルトの爽やかな酸味とまろやかな味わいがマッチして美味しかったです。
焼酎の比率をもっと減らせば、お酒初心者の人でも美味しく飲めるんじゃないかと思いました。

そしておつまみも第2ターンへ。

上から卵焼き、レバーパテ、アヒージョ。
出汁の利いた卵焼きはホッとする味で、何を頼もうか迷った時に頼めば間違いないと思います。
そして噛み締めるごとに出汁がジュワッと出てくるのがたまらなかったです。

レバーパテはねっとり濃厚クリーミーでお酒がスルスル進む味わいでした。
もともとレバー系のおつまみって前は苦手だったんですが、お酒をよく飲むようになってから克服できました。

食べ物の好みってお酒を飲み始めた前後で変わりませんか?
わたしは子供の頃、お刺身には絶対手をつけないほど苦手だったんですけど、日本酒やビールが飲めるようになり、魚の「うまみ」に気付いてからは天と地がひっくり返ったかのようにお刺身のとりこになってしまいました。

アヒージョは具だくさんで、写真には写ってないんですけど、じゃがいもがゴロゴロ入っていて、宝探しのような感覚で食べていました。

いい感じに酔ってきたのでお勘定

入店してから2時間ほどが経ち、キャッキャウフフと他愛のない話で盛り上がってきたところですが、お店も混んできたのでお勘定とします。
瓶ビール、焼酎のヨーグルト割り、おつまみ8品ほど注文し、1人あたり2200円。
せんべろとまではいかなくても、たくさん飲み食いしてこの値段は驚きでした。
リーズナブルな価格かつオシャレな雰囲気で、原宿界隈でサクッと飲むのに丁度いいお店でした。
フード、ドリンクともにメニューが豊富だったので、色々と注文してみるといいかもしれませんね。
個人的にものすごく気になったのが、ホームランバーで当たりが出たら焼酎1本プレゼントと飲兵衛ホイホイなサービス。
次回訪れたときは挑戦してみようと思います。

原宿付近に立ち寄ったときにはまた飲みに行こうと思います。

それではこの辺で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?