永田希『積読こそが完全な読書術である』を読む。古今東西の文献を渉猟し積読のうしろめたさを払拭しようとする試み。投資のポートフォリオにたとえた「ビオトープ的積読環境」の提言は秀逸。ショーペンハウアーの半生は冗長で、第三章以降は無理に積読へこじつけのような印象もある。次は『再読』本。
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